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相模 誓雄 日本建築学会計画系論文集 89 (819), 926-935, 2024-05-01
<p>This study compared the site, the spatial structures and the storehouse of Okura-syo owned by shogunate and domains, used for “Kaimai”, located on a port of an estuary in the Edo period. It …
DOI
今村 洋一 都市計画論文集 59 (1), 73-85, 2024-04-25
...(3)明治期には、近世からの市街地の東西縁辺部や、これに接続する場所でも連が設立され、新たな花街空間が出現した(巾下界隈、舎人界隈、大曽根界隈)。(4)大正・昭和初期には、芸妓置屋の立地規制がおこなわれたが限定的で、拡大した市街地においても連が設立され、新たな花街空間が出現した(金山界隈、東古渡界隈、西古渡界隈)。...
福原, 真子 総研大文化科学研究 (20) 19(256)-41(234), 2024-03-31
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伊藤, 美幸 総研大文化科学研究 (20) 1(274)-18(257), 2024-03-31
酒井, 重喜 熊本学園大学経済論集 30 (1-4), 23-92, 2024-03-31
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斉藤,恵太 京都教育大学紀要 144 87-107, 2024-03-31
type:Departmental Bulletin Paper
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藪田 貫 なにわ大阪研究 6 A1-A35, 2024-03-31
...その結果、日本の鉄炮の歴史、ならびに近世~近代堺の歴史の解明に貢献する史資料であることが判明しました。その事情に鑑みて、銃砲史に関する重要な史料を紹介します。...
DOI 機関リポジトリ HANDLE
吉田 ゆり子 Quadrante : クァドランテ : 四分儀 : 地域・文化・位置のための総合雑誌 26 255-263, 2024-03-31
宇治田,健祐, 佐々井,右京, 曽根,憩, 那須,大輔, 原,慈生, 三村,皐月 四條畷市文化財調査報告 : 四條畷市文化財調査年報 11 (63), 36-40, 2024-03-31
...その結果飯盛城は城主の三好長慶が山頂に住み、家臣をその周囲に住ませることで高低差を利用して社会的身分を家臣に示す構造、いわゆる近世城郭的な構造を取っており、近世城郭の萌芽が確認できる最初の城郭ではないかと考察した。...
DOI 全国遺跡報告総覧
佐々木 勇, 広島大学日本語史研究会 国語教育研究 65 127-137, 2024-03-31
DOI 機関リポジトリ Web Site
矢景 裕子 研究紀要 : 神戸大学附属中等 論集 8 9-16, 2024-03-31
...さらに、近世という概念を活用できるようになった。...
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辜 承堯 東アジア文化交渉研究 = Journal of East Asian cultural interaction studies 17 153-168, 2024-03-31
This paper focuses on Wang Gulu’s translation of the representative work by Aoki Masaru’s The History of Modern Chinese Opera. Since its first publication in 1936, the translation has been revised …
太田 信宏 アジア・アフリカ言語文化研究 107 21-50, 2024-03-31
太田 信宏 アジア・アフリカ言語文化研究 2024 (107), 21-50, 2024-03-31
Histories of the Mysore (Maisūru) kingdom, one of the most influential regional states in early modern South India, began to be written in plain Kannada prose no later than the first half of the …
米元 史織 九州大学総合研究博物館研究報告 21 53-66, 2024-03-31
...本研究では,大野城市域に位置する古野遺跡・原口遺跡・瑞穂遺跡の近世・近代墓地から出土した近世・近代人骨のハリス線の出現頻度の検討を行った.ハリス線は古人骨の栄養・健康状態を明らかにするために用いられてきたストレスマーカーの一種であり,長管骨の骨幹部または骨端部に生じる横線(transverse lines)として定義されている.CT(Nikon X-TH320)による観察の結果,古野遺跡よりも原口遺跡出土人骨...
猪岡 萌菜 千葉大学人文公共学研究論集 = Journal of Studies on Humanities and Public Affairs of Chiba University 48 175-184, 2024-03-31
type:text
DOI 機関リポジトリ
菅原 憲二 千葉大学人文研究 = The Journal of the Humanities 53 55-91, 2024-03-31
林 武文 なにわ大阪研究 6 1-13, 2024-03-31
...近世の日本国内における火縄銃の製作技術は、鉄炮鍛冶の間で受け継がれた門外不出の秘伝の技術であった。その技法の詳細は、研究が進んだ今日でも不明な点が残されている。本研究では、井上家古文書を含めた歴史研究の成果を踏まえ、火縄銃の製造工程を3次元コンピュータグラフィックス(CG)を用いて再現した。...
小島, 信泰, Nobuyasu, Kojima 創価法学 53 (3), 86-64, 2024-03-30
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佐伯 暁子 甲南大學紀要.文学編 174 3-10, 2024-03-30
...「~べきに」が「~うに」(「~うずるに」)に交替した要因には,中世後期から近世後期において「判断+推量」を表す場合に「~べきに」が用いられやすいことが挙げられる。一方,主に「判断」を表す「~べきを」はそのままの形式で用いても問題がなく,現代まで用いられ続けている。...
菊地, 宏樹 二松学舎大学東アジア学術総合研究所集刊 54 (1)-(17), 2024-03-29
PDF
笹部, 昌利 京都産業大学日本文化研究所紀要 29 33-59, 2024-03-29
...近世に調べられた自家の「由緒」によって自己認識がなされ、政治世界への志を抱いて、「草莽」として活動したのち、近代に「志士」として発掘、顕彰されるという連関構造について確認しえた。...
西澤, 暢晃 京都産業大学日本文化研究所紀要 29 69-102, 2024-03-29
野尻 泰弘 福井県文書館研究紀要 21 (0), 25-49, 2024-03-29
菊池理予, 牛村仁美 無形文化遺産研究報告 (18) 139-184, 2024-03-29
In this paper, we focus on the glue among dyeing and weaving materials and aim to organize the information about the glue described in early modern textile technique books. The results of this study …
東野 将伸 岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要 57 (1)-(19), 2024-03-29
東 昇 障害史研究 6 45-165, 2024-03-28
高野 信治 障害史研究 6 191-231, 2024-03-28
クウィーラ,ダーヴィト = ドミニク 障害史研究 6 233-271, 2024-03-28
...〔Ⅰ〕古代 / 〔Ⅱ〕中世 / 〔Ⅲ〕近世 / 〔Ⅳ〕通時代的、又は普遍史的研究...
作田,将三郎 地域学論集 : 鳥取大学地域学部紀要 20 (3), 77-86, 2024-03-27
川田 耕 京都先端科学大学経済経営学部論集 2024 (7), 61-75, 2024-03-27
...<p>近世の日本列島における七夕祭は、地域ないし家族という小共同体を母体とし、それゆえに場所によって変移する子どもたちの祭りであったが、近代化が始まると都市部から急速に衰えはじめた。しかし明治時代の終わり頃から、モダンな知識人たちが、童心の理想化という大正時代の文化的・精神的な流れとも共振して、七夕祭をノスタルジックに回顧するようになる。...
鈴木, 山海 拓殖大学論集. 政治・経済・法律研究 26 (2), 107-124, 2024-03-25
ヘルマン・コンリング Hermann Conringは,17世紀ドイツの人文学者であり,主に法制史,国制史研究の分野で注目されてきた。彼は,根拠不明の伝承に即した法制史記述を排除し,史料に根差した実証的な法制史研究を創始したと称えられている。特に,ドイツにおけるローマ法の継受が皇帝の勅命で一挙になされたのではなく,学識法曹による裁判実務の中で徐々に進められてきた事実を明らかにした。それゆえ,後者…
田中, 暁龍 桜美林大学研究紀要.人文学研究 4 296-311, 2024-03-25
飯田, 隆夫 佛教大学総合研究所紀要 31 1-13, 2024-03-25
...野県東御市にある祢津地域の人びとは、神奈川県伊勢原市大山の山岳霊場である阿夫利神社(近世は石尊権現社)を崇拝し、天保八年に石尊大権現講を結成し、以後現代まで一二〇年間一二一振の木太刀を奉納し続けた。その木太刀が、東御市長命寺大日堂に所蔵されている。本稿は、天明元年以降明治一〇年に至る奉納木太刀の内容、参詣地での受納実態を明らかにし、あわせて、木太刀奉納起源の背景を検討することを目的とする。...
HORIUCHI Annick 世界の日本研究 2023 17-21, 2024-03-25
This article highlights several recent English- and French-language monographs and articles that focus on early modern Japanese print and publishing culture from a variety of perspectives, including …
牧野, 寿美礼 熊本大学社会文化研究 22 210-195, 2024-03-24
I examined the role played by Amakusa, the forefront base in Nagasaki, in the repatriation system for drifting ships. First, I explored the concept of “drifting,” which serves as a prerequisite for …
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坂本, 響子 多文化社会研究 10 117-138, 2024-03-22
This paper focuses on the discrepancy between the traditional images of “tigers” and “leopards” and the representations of these animals that we have actually seen, using the representations of …
賈, 文夢 多文化社会研究 10 85-115, 2024-03-22
During the Edo period, there were special measures against smallpox epidemic in the Omura, Goto, and Amakusa regions. It was a policy of thorough isolation. Those infected with smallpox were …
樋原 裕二 障害史研究 5 23-34, 2024-03-22
...『日本盲人社会史研究』に代表される加藤康昭の近世障害者史研究について、本稿ではその議論の抱える課題(生瀬克己の障害者差別史研究との議論の成り立ちにくさ)と、加藤以降の諸研究によるその受けとめ方が抱える課題との両方について検討した。...
河西,克造 長野県埋蔵文化財センター年報 40 73-76, 2024-03-22
瀧瀬,芳之 埼玉県埋蔵文化財調査事業団研究紀要 : 研究紀要第38号 38 (38), 207-230, 2024-03-22
日並, 彩乃 大阪観光大学研究論集第24号 (24) 45-57, 2024-03-21
小川, 快之 国士舘史学 28 165-177, 2024-03-20
...本稿は、科研費基盤研究(B)「近世中国の募葬実地調査及び新出史料による家族とジェンダーの新研究」(代表者:佐々木愛・島根大学教授)の研究成果の一部である。...
原田, 広 非文字資料研究センター News Letter (51) 46-51, 2024-03-20
連載 戦時下日本の国策紙芝居研究報告
古田, 功治 愛知大学綜合郷土研究所紀要 (69) 151-165, 2024-03-20
植村 昌子 竹中大工道具館研究紀要 35 (0), 43-59, 2024-03-20
...発見例の少ない近世初期の大工道具として貴重であり、目視観察およびマイクロフォーカスX線CT観察を実施した。調査の概要は以下の通りである。 1. 鑿は鉄製、木柄付き。全長233mm、刃幅6分弱(17.2mm)。刃先は薄い両刃で、首は断面長方形につくられている。茎なかご式で口金が付いている。 2. X線CTの結果、鑿の金属部分の形状が明らかになった。...
原 卓志 鳴門教育大学研究紀要 39 219-253, 2024-03-18
In the early modern period, Dogaku-ji Temple of Tomeizan was one of the academic temples where scholarly monks, such as Jakunyo, who later founded Shokoan in Naruto, and Mokuga, who also served as …
町田 哲 鳴門教育大学研究紀要 39 337-367, 2024-03-18
This article examines how the historical character of the annual tribute paid by early modern mountain villages changed as a result of the influence of political authority and development of …
山口, 響史, 三宅, 俊治 国語国文学報 82 29-60, 2024-03-15
text
村中, 汐吏, 目黒, 将史 県立広島大学地域創生学部紀要 3 184-196, 2024-03-15
長谷部, 圭人 エクフラシス:ヨーロッパ文化研究 14 1-17, 2024-03-15
大谷, 俊太 国文論藻 : 京都女子大学大学院文学研究科研究紀要 023 103-142, 2024-03-15
identifier:http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/3825
笠松 和也 コギタータ 1 (0), 1-25, 2024-03-15
筒井 一穂 コギタータ 1 (0), 27-63, 2024-03-15
渡邊, 勇樹 史文 26 1-21, 2024-03-11
type:論文
九州大学総合研究博物館ニュース 41 1-, 2024-03-11
...「九大1万年史ー発掘された九州大学筑紫キャンパス内の遺跡ー」[福永 将大 開示研究部門・助教] / 博物館特別展示 / 「東区鉄道史ー福岡市内線・地下鉄とJR九州の歴史ー」を開催して[牟田 智哉 九州大学鉄道研究同好会副会長] / ミニ展示 / 「近世・近代植物描画」[三島 美佐子 分析研究部門・教授/林 史子・野藤 妙 技術補佐員] / フジイギャラリー冬季企画展 / 「モンゴル高原の牧畜社会...
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呉 修喆 言語科学 59 53-66, 2024-03-11
1. はじめに / 2. 古体謎の伝来 / 3. 「硯蓋銘」とその模作 / 3.1. 黒川道祐『遠碧軒記』 / 3.2. 日尾荊山『燕居雑話』 / 4. 考証と比較 / 4.1. 桂川中良『桂林漫録』 / 4.2. 松平定信『退閑雑記』 / 4.3. 『嬉遊笑覧』と『梅園日記』 / 5. 記録と巷説 / 5.1. 大田南畝『四方の留粕』 / 5.2. 中村経年『積翠閑話』 / …
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田中 則雄 山陰研究 16 t1-t16, 2024-03-10
鳥取藩政資料及びその周辺に位置する資料群を見ていくと、藩士の起こした事件は『家老日記』など藩の公的記録に書記されるに とどまらず、同時に関係者とその周辺に語り伝えを発生させ、その内容がやがて諸種の文献の中に書き留められていったことが分か る。またそうした語り伝えの中では、実説に対する改変増補が行われ、事件や人物への独自の解釈や評価がなされることも起こって …
大賀, 郁夫 宮崎公立大学人文学部紀要 31 (1), 1-26, 2024-03-08
...近世において、藩主は国許で寺社参詣や狩猟、領内巡見を行った。なかでも領内巡見はきわめて政治的な儀式と言われる。領内巡見は、家臣団の主従関係や領民との支配・被支配関係の視角化、他領村役人同士や藩主と他領役人・村役人との関係構築など、領内統治の象徴的儀式であり藩主の権威および地域秩序の構築に寄与する役目も有していた。 ...
陳, 竺慧 山形大学人文社会科学部研究年報 21 96-84, 2024-03-08
論文(Article)
鳥越 覚生 Scientia : Journal of Modern Western Philosophy 4 14-20, 2024-03-08
飯泉 佑介 Scientia : Journal of Modern Western Philosophy 4 52-71, 2024-03-08
This paper explores what is considered the foundational principle of Hegel's systematic philosophy. Despite assertions from influential studies suggesting the absence of a principle in Hegel's …
矢端 崇 Scientia : Journal of Modern Western Philosophy 4 72-103, 2024-03-08
In “Observing Reason” of Phenomenology of Spirit, Hegel criticizes his contemporary philosophy of nature: ecology, teleology, vital forces, morphology, and history of nature. This paper focuses on …
久保 篤史 Scientia : Journal of Modern Western Philosophy 4 21-29, 2024-03-08
久冨 峻介 Scientia : Journal of Modern Western Philosophy 4 1-13, 2024-03-08
髙木 裕貴 Scientia : Journal of Modern Western Philosophy 4 104-133, 2024-03-08
In the field of philosophy, the German Enlightenment is usually associated with the late 18th century, when Moses Mendelssohn (1729-1786) and Immanuel Kant (1724-1804) were active. In particular, …
太田 匡洋 Scientia : Journal of Modern Western Philosophy 4 30-51, 2024-03-08
佐藤,隆 遺跡学研究 20 95-100, 2024-03-08
内村, 俊太 上智ヨーロッパ研究 (15) 127-137, 2024-03-07
研究ノート
岡崎 佑也 京都歴史災害研究 25 1-14, 2024-03-04
DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件
宮城, 弘樹 沖縄国際大学社会文化研究 14 (1), 15-40, 2024-03
...近世琉球の焼物は「琉球陶器」とよばれる。琉球陶器は大きく施釉の上焼と無釉の荒焼に 大別される。荒焼は、壺や甕あるいは擂鉢といった器種が生産された。17世紀から現代まで 生産されている製品である。 しかし、その型式的推移については不明な点が多い。そこで、本論では、型式学的検討行い、 古墓出土の紀年銘資料等を用い分析し、荒焼甕を5型式に分類、4段階の編年案を提示する。...
伊藤, 隆郎 史学 92 (4), 33 (295)-62 (324), 2024-03
長谷部, 史彦 史学 92 (4), 31 (293)-32 (294), 2024-03
相良, 悦子 東アジア研究 22 111-125, 2024-03-01
...売子自身が製薬するという事例は、近世の仕方をそのまま踏襲したものだった可能性があるものの、法令に反した製薬が行われていたものと推察される。 このように、法令に反してまで製薬・売薬を行ったメリットはどれほどあったのか。求菩提山にはこれらで得た利益を記した資料がないため、やや時代は下るものの地理的に近く、求菩提山と同じく天台系の修験の山であった英彦山の資料を用いて検討した。...
太田 (塚田), 絵里奈 史学 92 (4), 87 (349)-109 (371), 2024-03
高垣, 里衣 新潟大学経済論集 116 1-18, 2024-03
How did merchants navigate crises that disrupted commerce in the early modern period? This article delves into the strategies employed by Spanish Basque merchants in Bilbao to obtain Asian …
松尾, 有里子 史学 92 (4), 63 (325)-86 (348), 2024-03
王, 紫玉 東アジア研究 22 69-85, 2024-03-01
...一方、中国民衆に重要視されている関羽の人物像は、近世日本に伝えられ、近世の文化と融合し、再生された。本稿は近世の関羽像が成立する基礎として、中世の知識人層である禅僧に目を向けた。中世禅僧の代表的な作品『五山文学全集』を中心に、中世禅林における武将と伽藍神としての関羽像の受容を分析した。...
田口 岳志, 荒野 拓海, 小池 勇輝, 楮原 京子, 松木 宏彰, 鈴木 素之 地盤工学ジャーナル 19 (1), 89-100, 2024-03-01
...近世の古文書や地域に残存する災害史および生活史の調査結果から調査フィールドを選定し,ハンディジオスライサーを用いた地層調査を行った。採取したコアや炭化物に対して,粒度試験,含水比試験,顕微鏡観察および放射性炭素年代測定を実施した。その結果,各地区において過去に発生した洪水痕跡の特徴を有する層を複数確認することができた。</p>...
DOI Web Site
秋津 秀彰 鶴見大学仏教文化研究所紀要 (29) 175-198, 2024-03
鈴木 雅 名古屋大学附属図書館研究年報 21 39-61, 2024-03
木曽三川流域大絵図として知られる二枚の絵図は、これまで宝暦治水以前と幕末期の河川環境を示すものとして紹介されてきた。しかし、絵図の内容を、関連する他の絵図や、治水担当者(川通役)の職務日誌である川通御用日記と併せて再検討すると、これらの絵図が高木家の川通役である三和六左衛門の手で、文政6年(1823)11~12月頃に作成された可能性が高いことが明らかになった。彼は、川通役としての職責を全うするた…
寺村, 政男 大東文化大学紀要. 人文科学 62 255-274, 2024-02-29
清代雍正年間に、漢文水滸伝は清代の国語であった満洲語に翻訳されている。漢語版の底本は百回本で、容與堂本ではなく、無窮會本に近いようだ。該書は既寺村により5分冊で水門の会特別刊行叢書として5分冊で刊行されている。(神田内山書店取り扱い)
松宮, 貴之 京都語文 31 301-312, 2024-02-29
...中国書論史に於いて近世以後、蘇軾・黄庭堅・米フツに代表される外向型(陽明学系)、個性系の思惟潮流が脚光を浴びる裏面で、やや日陰で朱子学的な内向型の精神書論も同時に研究されていたが、それが一つの節目として、ここで登場する。趙孟フの書を朱子学、董其昌の書を陽明学の反映とみる観方を突き抜けて、朱王一致の時代を象徴する両者の結実の書論を構築した、馮班の思考構造を垣間見る。...
夏目, 琢史 国士舘人文科学論集 5 1-17, 2024-02-29
...本稿は、網野善彦氏が著書『無縁・公界・楽 ― 日本中世の自由と平等』(1978年)において提唱した「無縁論」について、日本近世史(江戸時代)の文脈のなかで考察したものである。近世の日本において「無縁」「公界」「楽」のそれぞれの語の使われ方を検討し、「公界」と「世間」との関係、およびそこから逸脱する行為としての「無縁」というあり方の肯定的な意義について注目する。...
藤田 洋治, 河井 謙治, 古田 正幸 山形大学紀要. 人文科学 20 (3), 49-66, 2024-02-29
桐生 海正 史苑 84 (2), 99-126, 2024-02-29
山本 浩司 女性とジェンダーの歴史 11 (0), 55-62, 2024-02-29
武井 弘一 史苑 84 (2), 88-98, 2024-02-29
中尾 俊介 史苑 84 (2), 138-154, 2024-02-29
多和田 雅保 史苑 84 (2), 155-160, 2024-02-29
後藤 雅知 史苑 84 (2), 85-87, 2024-02-29
東 幸代 史苑 84 (2), 127-137, 2024-02-29
高津, 秀之 多元文化 13 二七五-二五九, 2024-02-28
滝澤, みか 多元文化 13 二五八-二四一, 2024-02-28
児島, 秀樹 明星大学経済学研究紀要 55 (2), 89-112, 2024-02-26
和田 充弘 同志社教師教育研究 (1) 58-60, 2024-02-25
...③ほとんどの人が読み書きできるようになるのは,近代学校教育の成果だが,それは近世の識字とは質を異にするものであった。これをうけて評者は,個別の寺子屋では教育水準の格差が明らかだが,寺子屋教育の共通化傾向の中には,近世的な普通教育への志向がみられたことを指摘する。...
園田 彩華 日本建築学会計画系論文集 89 (816), 360-365, 2024-02-01
<p>This study aims at the contents of the upper beam ceremony “Sangryang Ui“ of government buildings recorded in the Yeonggeon Uigwe during Joseon Dynasty. It was recorded by the building, either as …
平沢 尚彦, 小西 啓之 Okhotsk Sea and Polar Oceans Research 8 1-7, 2024-02-01
...最近世界中で利用され始めた低価格のディスドロメータは降水粒子の特性に基づいて降雪と降雨を別々に記録できる。本研究は、現在の気候に関する情報の一つとして、北海道陸別における2012–13年から2022–23年の冬期の降雪量と降雨量をディスドロメータの観測値を用いて調べた。それは北極降雪圏の最南端の一地域の現状を表す。...
丸山 真史 第四紀研究 63 (1), 27-35, 2024-02-01
....一方,野生鳥獣類のシカやカモ類の消費も近世まで継続され,それらが生息する自然環境があり,存続していたことを示唆する.一方で狩猟は衰退しており,家畜の食利用が普及した可能性も考えられる.水産物利用では,近世では内陸都市でも海産物利用が一般的であり,漁撈や流通の発達需要の増大が魚類利用から窺え,政策的な水産資源管理が必要となるほど資源量の減少を指摘できる....
DOI Web Site 参考文献1件
佐藤 賢一 電気通信大学紀要 36 (1), 9-20, 2024-02-01
This paper focuses on the history of the counting-rods, which were a tool of calculation used in East Asia since antiquity. In particular, the paper will review the theory that a special form of the …
櫛田,尚人 岐阜県文化財保護センター研究紀要 8 25-40, 2024-02-01
水谷 知生, 平 侑子 地域創造学研究 第34巻 (第3号), 1-33, 2024-01-31
友部 謙一, 花島 誠人 一橋経済学 14 (1), 3-26, 2024-01-31
Our paper is describing the brief history of data DX in the field of Japan’s economic history since c.1980s which covers all phases of data DX from the reading primary historical text into printed …
高島 正憲 経済史研究 27 (0), 1-20, 2024-01-31
荒武 賢一朗, 白石古文書の会 東北アジア研究センター叢書 (75) 1-241, 2024-01-15
中村 駿介 日本建築学会計画系論文集 89 (815), 150-161, 2024-01-01
<p>Through analysis of the land deeds of the temple town of Narita, the following two things were learned about Narita’s land and buildings.</p><p>1. The temple town of Narita area was developed …
吉野 裕 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 290-, 2024
...近世期には修験世帯の男性のみが法印神楽を継承していたが,近代以降,宗教政策の影響や経済的な事情により,その担い手は減少した。このような状況を受け,法印をはじめとする舞手(神楽師)は近隣の団体と合流する,他団体に神楽師の派遣を依頼するなどして人手の確保に努めた(千葉:2000)。...
中島 柚宇 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 329-, 2024
...これまでグループ銃猟に着目した研究では,ある時点の猟活動について,その多面的意義や活動継続における課題が示されてきた.一方で銃猟グループがどのように成立して現在の状況に至るのかを時系列的に把握した事例はあまり見られない.そこで本研究の目的は,グループ銃猟の現代における変容プロセスを明らかにすることとする.なお,本研究ではグループ銃猟のうち最も一般的な狩猟形態である巻き狩り猟を対象とする.研究対象地域は,近世...
相模 誓雄 日本建築学会計画系論文集 89 (815), 93-101, 2024-01-01
<p>The purpose of this study is to clarify the spatial structures of the Niida-okura-syo that the Syonai Domain constructed in the Sakata Port which is the Mogami River estuary in the late Edo …
DOI Web Site 参考文献9件
深沢 克己 日本學士院紀要 78 (2), 147-176, 2024
Ⅰ. Introduction: la Réforme catholique et le mouvement « dévot »<br> Le but du présent article est de reconsidérer l'histoire religieuse de la France moderne à travers la montée et le déclin du …
近藤 祐磨 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 17-, 2024
...<p>Ⅰ はじめに</p><p> 本州・四国・九州における主な海岸マツ林は,海岸部の集落・田畑に対する防災・減災を主目的として,近世以降,藩や有力農民,行政によって計画的に造成・管理されてきた.海岸マツ林は,同時に周辺住民によっても,高度経済成長期まで生活燃料や肥料などの資源供給地として利用されてきた.その後,住民による利用とそれに伴う人為的攪乱が減ると,植生遷移や激害型感染症(マツ材線虫病)による...
増田 耕一, 市野 美夏 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 184-, 2024
...<p>近世の飢饉の主要な要因であった東北地方の冷夏をもたらした天候の日本全国規模の時空間構造について、近代の日照時間の観測にもとづいて検討した。本州・四国・九州の45地点の1901~2020年の日照率の月値について主成分分析を行なった。8月の結果の第1主成分は全国規模で同符号だがその振幅は関東から九州北部で大きく東北北部では小さい。...
渡辺 優 宗教研究 97 (3), 1-25, 2023-12-30
<p>現代宗教研究において「神秘主義」の語は「身体」という語と入れ替わるように閑却されているといわれる。しかし、今日的な身体論の展開を踏まえてみるとき、神秘主義という問題系はむしろ新たな魅力をもって現れてくる。本稿は、M・ド・セルトーの未完の神秘主義論「身体の詩学」を継承し、「身体」に加え「女性」そして「霊」という三つの鍵概念を糸口としてさらに展開することで、新たな研究の地平を拓くことをねらう。…
馬場 真理子 宗教研究 97 (3), 27-52, 2023-12-30
...<p>中世から近世にかけて、陰陽道の知識は社会に広く拡散していった。特に暦の知識は、貴族社会の外で独自の展開を遂げた。その代表例として注目されてきたのが、中世の暦占書『簠簋内伝』である。本稿では兵法書における暦占の解説を分析することで『簠簋内伝』を相対化するとともに、『簠簋内伝』が近世社会で大きな影響力を持ち得た理由を問い直し、近世的暦占の在り方を論じた。...
吉川, 斉 成城文藝 (263) 40-2, 2023-12-28
加藤 直志, 加藤 弓枝, 三宅 宏幸 名古屋大学教育学部附属中・高等学校紀要 68 154-163, 2023-12-28
...日本近世文学会の「出前授業」の一環として、同学会所属の研究者に講師を依頼し、和本(古典籍)やくずし字を活用した特別授業を協同で実施した。これまでにも、同種の授業を提案してきたが、授業時間数に余裕がなく、新しい取り組みを行うことが難しいという学校も多いだろう。そこで、今回は、学期末などのわずかに空いた時間を利用した、比較的短時間でも実施可能な授業実践例を提案することとした。...
位田, 絵美 近世初期文芸 (40) 21-33, 2023-12-25
東, 昇 京都府立大学学術報告. 人文 (75) 41-60, 2023-12-25
小原, 亨 近世初期文芸 (40) 15-19, 2023-12-25
菫, 航 近世初期文芸 (40) 1-13, 2023-12-25
査読論文
市地, 英 待兼山論叢. 文学篇 57 1-24, 2023-12-25
HANDLE Web Site
糸川, 風太 待兼山論叢. 史学篇 57 1-34, 2023-12-25
田中, 宏 近世初期文芸 (40) 35-46, 2023-12-25
和田, 恭幸 近世初期文芸 (40) 47-49, 2023-12-25
お寺シリーズ
藤本 清二郎 紀州経済史文化史研究所紀要 44 23-50, 2023-12-23
菅原 未宇 比較都市史研究 42 (0), 5-27, 2023-12-20
...<p> 近世のロンドンは流入民の激増と郊外の拡大の時代として知られる。その中で、中世以来の市域であるシティと郊外とが一体性を維持できたのかについては、研究者間で意見の一致を見ていない。<br> そこで本稿は、ロンドン東部郊外ステップニ教区のラトクリフ集落に位置したチャリティの運営を通じて、シティの同職団体、桶屋カンパニがどの程度郊外地域に影響力を持ち得たのかについて検討し、以下の点を明らかにした。...
内藤, 隆夫 東京経大学会誌(経済学) = The Journal of Tokyo Keizai University : Economics 319 3-27, 2023-12-06
type:Article
久保, 柾子, 市村, 太郎, 小木曽, 智信 じんもんこん2023論文集 2023 279-284, 2023-12-02
...を分けて 利用し,XMLの文書構造タグによって複数の辞書を切り替えて MeCabによる解析を行 った.このように構築 されたコーパスを活用し ,本書におけるム ,テム,ナムの俚言訳の方針を 調査した結果,宣長の他の資料では得ることができなかった助動詞の解釈の相違点を見ることができた .また,本コーパスは ,同時代の『洒落本コーパス』の収録作品との比較による江戸時代後期の口語の検討や ,平安時代語と近世語...
情報処理学会
槙野, 翔 じんもんこん2023論文集 2023 113-118, 2023-12-02
19世紀末にJ.T. Gilbertが編集・校訂したThe History of the Irish Confederationは,17世紀アイルランド史上,最重要史料の一つと見なされてきた.しかし,近年の手稿文書研究はGilbert版の不完全さを指摘するようになってきた.本研究は,Gilbertが編纂した手稿文書を,Transkribusを用いて翻刻した上で,TEIにより構造化し,複数の版を比…
武内, 樹治, 大内, 啓樹, 東山, 翔平 じんもんこん2023論文集 2023 19-24, 2023-12-02
...本報告では ,自然言語処理技術を用いて ,近世の歴史災害に関する史料から地名を抽出する取り組みを報告 する.人手で地名をアノテーションしたデータセットを作成し ,地名抽出に利用可能な既存の自然言語処理システム ,GiNZAおよび ChatGPT(GPT -3.5,GPT -4)の抽出精度の評価と誤り事例の 分析を行った .GiNZAの現代語向けモデルでは十分な精度が得られず, GPT -4では期待の...
小椋 菜美, 鈴木 敦子, 深町 加津枝, 柴田 昌三 ランドスケープ研究(オンライン論文集) 16 (0), 115-125, 2023-12-02
<p>While it is known that a guild of gardeners and plant dealers called "uekiya-nakama" existed in Kyoto by the 18th century, it is unclear how the guild was established because at that time some …
山中,文雄 第44回南北海道考古学情報交換会発表資料集 163-166, 2023-12-02
石井,淳平 第44回南北海道考古学情報交換会発表資料集 167-173, 2023-12-02
小峰,彩椰 第44回南北海道考古学情報交換会発表資料集 141-144, 2023-12-02
石井,淳平 南北海道考古学情報 17 1-3, 2023-12-02
石井,淳平 南北海道考古学情報 17 4-8, 2023-12-02
石井,淳平 第44回南北海道考古学情報交換会発表資料集 145-153, 2023-12-02
福澤, 徹三 埼玉学園大学紀要. 人間学部篇 23 262(47)-255(54), 2023-12-01
千葉 真由美 茨城大学教育実践研究 (42) 153-166, 2023-11-30
田口 勉 神奈川法学 56 (1), 1-65, 2023-11-30
論説
大澤 啓志 ランドスケープ研究(オンライン論文集) 16 (0), 106-114, 2023-11-28
<p>Based on the analysis of classical literary works, this study elucidated the presence of references to the flower <i>Dianthus spp</i>., the types of emotions associated with it, and the …
DOI Web Site 参考文献6件
田場 裕規 全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集 145 (0), 435-438, 2023-11-04
武藤 美穂子 日本建築学会計画系論文集 88 (813), 2954-2964, 2023-11-01
<p>Sannai is an ironmaking complex for traditional Tatara practice where work space and administrative facilities were accompanied with company accommodations. Sugaya Tatara Sannai Ironmaking …
早川 紀朱, 米澤 貴紀 日本建築学会計画系論文集 88 (813), 3083-3094, 2023-11-01
<p>This paper discusses the morphological tendency of mountain monasteries at Hieizan-Enryakuji in the mid- and late Tokugawa period by surveying historical records archived in Eizan Library. A …
DOI Web Site 参考文献5件
武藤 美穂子 日本建築学会計画系論文集 88 (813), 2965-2975, 2023-11-01
<p>Sannai is a unique work-live settlement specially developed for practicing Tatara ironmaking. The objective of this article is to explore the domestic history of Important Tangible Folk Cultural …
DOI Web Site 参考文献8件
遠藤, 徹 東京学芸大学紀要. 芸術・スポーツ科学系 75 97-114, 2023-10-31
太田 克也 東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信 102 2-8, 2023-10-31
...近世期の模写・模刻である國學院大學図書館所蔵「久我家文書」所収「古筆寫(尊圓親王詩歌寫)」と国立歴史民俗博物館所蔵「聆涛閣集古帖」の中から、熊野懐紙・熊野類懐紙に関わる史料を紹介し、検討。...
DOI HANDLE Web Site ほか1件
高橋 春人 朝鮮語研究 10 (0), 83-109, 2023-10-30
중세 한국어에서 미완료상을 나타냈던 선어말어미 ‘-더-’는 근대 한국어에서의 변화를 거친 후, 현대 한국어의 종결형에서는 직접 증거와 의외성의 의미를 획득했다고 기술되고 있다. 본 논문에서는 이러한 ‘-더-’의 변화가 근대 한국어의 어느 시기부터 시작되었으며 어떻게 진행되었는지에 대하여 18 세기의 영조, 정조 시대의 문헌을 조사했다. 조사 대상은 …
郡, 千寿子 弘前大学教育学部紀要 130 1-6, 2023-10-27
...山口県の萩市立図書館に所蔵されている近世期版本の往来物資料について、調査した概要を報告した。和本のみの目録はなく、『萩市立図書館 和漢古書蔵書目録』1)『萩市立図書館所蔵 諸家旧蔵書籍目録』2)により調査し、調査対象に該当すると思われる近世期の往来物資料を選別した。加えて文献調査を実施し、考察検討のうえ分類整理した。総数では24本の近世期版本の往来物資料が確認された。...
山田 里奈 實踐國文學 104 (25)-(44), 2023-10-15
石原 和 研究所報 33 42-60, 2023-10-15
管 宗次 武庫川国文 95 23-35, 2023-10-05
目黒 新悟, 那須 聖, 黒野 弘靖 日本建築学会計画系論文集 88 (812), 2693-2704, 2023-10-01
<p>The aim of this study is to clarify the structural characteristics around eaves on the buildings and their transition built by the fifth <i>Oguro</i>, <i>Mokuemon</i>, a master carpenter in …
DOI Web Site 参考文献2件
相模 誓雄 日本建築学会計画系論文集 88 (812), 2804-2813, 2023-10-01
<p>The purpose of this study was to clarify the characteristics of spatial structures of two Minato-okura-syo that were located in the Tsuchizaki Port at an estuary of the Omonogawa River in the Edo …
DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献8件
西川,広平 人文研紀要 106 113-162, 2023-09-30
白根,靖大 人文研紀要 106 77-111, 2023-09-30
池野,理 人文研紀要 106 45-76, 2023-09-30
高橋, 基泰 愛媛大学法文学部論集. 社会科学編 55 1-21, 2023-09-30
町田 哲, 石川 登, 内藤 直樹 文化人類学 88 (2), 264-286, 2023-09-30
...このように近世期における景観生成を明らかにすることを通じて、過去の山里景観の動態に関わる幅広いアクターを捉えることが可能となる。</p>...
常深,尚 富山市埋蔵文化財調査報告 : 富山市四方背戸割遺跡・四方荒屋遺跡発掘調査報告書 111 47-52, 2023-09-30
有澤 知世 國文論叢別冊 1 39-48, 2023-09-30
飯倉 洋一 國文論叢別冊 1 10-16, 2023-09-30
山本 嘉孝 國文論叢別冊 1 17-23, 2023-09-30
小林 ふみ子 國文論叢別冊 1 31-38, 2023-09-30
有澤 知世 國文論叢別冊 1 1-2, 2023-09-30
天野 聡一 國文論叢別冊 1 3-9, 2023-09-30
丸井 貴史 國文論叢別冊 1 24-30, 2023-09-30
内藤 直樹, 殿谷 梓 文化人類学 88 (2), 243-263, 2023-09-30
...具体的には徳島県西部の山村景観が①地球のプレート運動という大地の時間、②近世以降の山村での葉タバコ生産というプランテーションの時間、③崩れ続ける大地に反復的な働きかけを続ける日常的な実践の時間が絡まり合うなかで生成されてきた動態を記述する。</p>...
片岡 樹 文化人類学 88 (2), 308-326, 2023-09-30
...そこからは、そもそも四国山地の焼畑や山茶利用によって構成される景観は、照葉樹林文化論が想定していた「稲作以前」ではなく、むしろ特殊近世的な環境、すなわち幕藩体制による辺境統治と市場経済の浸透の中で成立してきたことが明らかになる。...
尾﨑 真理 日本研究 67 77-107, 2023-09-29
...最後に、幕末期の人足徴発における軍事体制上の矛盾を指摘し、人足動員の問題から近世社会の解体過程の一端を展望する。...
伊藤 美幸 日本研究 67 109-125, 2023-09-29
...また、近世期から加藤清正や福島正則は、豊臣秀吉と同じように立身出世の模範として受け取られていたが、明治以降の修身書では福島正則が立身出世を成し遂げた偉人として取り上げられる傾向が強まっている。したがって、《幼児図》の画題は、近世から連続する太閤記物の認識と明治の社会背景とが複合的に含まれていると考えられる。...
王 紫沁 日本研究 67 35-75, 2023-09-29
...長崎における制作活動と書画の流通との関わりを考察することは、近世美術における長崎画壇の位置付けを再考する手がかりになると考えられる。...
柳澤,和明 第2回 日本災害・防災考古学会研究会資料・予稿集 114-137, 2023-09-25
...『沼向遺跡』の潟湖存在説は、縄文時代後期から近世まで一貫して、多賀城跡南方に潟湖が存在したとするものである。公表された10枚の『沼向遺跡』「仙台平野北部微地形環境変遷想定図」は、すべて作図根拠が不明で、実証性がない。この潟湖残存説は実証的ではなく、認められない。論文や発掘調査報告書で引用して使うことはできない。...
菅原,大助, 石澤,尭史 第2回 日本災害・防災考古学会研究会資料・予稿集 146-149, 2023-09-25
この論文では、既往文献に基づき、青森県から福島県にかけての太平洋沿岸における津波堆積物の分布と年代を整理した。歴史時代については、1611年慶長奥州地震津波・1454年享徳地震津波・869年貞観地震津波を、先史時代については弥生時代の津波を主な検討対象とした。その上で、津波堆積物を広域で対比し、津波発生源を推定するにあたっての課題を検討した。
踊, 共二 武蔵大学総合研究機構紀要 : Journal of Musashi University Comprehensive Research Organization 2023 (32), 21-33, 2023-09-20
佐々木 利和 近世京都 6 (0), 101-, 2023-09-20
This research note analyzes an Ainu hunting colored picture by Matsuura Takeshirō (1818-1888), a well-known explorer of Ezo (Hokkaido), newly discovered by Professor Matsuda Kiyoshi among …
浜田 秀, 永渕 正是 近世京都 6 (0), 151-, 2023-09-20
Here we present the text of Yūhisai Zōsho Mokuroku, a handwritten catalogue of the books and manuscripts belonging to the Yūhisai, pen name of the Confucian philologue Minagawa Ki’en (1735-1807). …
松田 清, 光平 有希 近世京都 6 (0), 119-, 2023-09-20
A physician by training, Akashi Hiroakira (1839-1910, pseudonym Seiran) was a pioneer of Kyoto modernization. While working as a bureaucrat in Kyoto Prefecture in the early Meiji period, he …
松田 清, 木村 清志 近世京都 6 (0), 100-, 2023-09-20
In this paper, we first overview the formation and history of the “Honzō Dōshokubutsu Zufu 本草動植物図譜” (Honzō Natural History Album of Animals and Plants) and “Keizan Shasei 渓山写生” (Keizan’s Sketches …
勝盛 典子 近世京都 6 (0), 1-99, 2023-09-20
In the collection “Materials related to Akashi Hiroakira donated by Mr. Akashi Hiro’omi, ” in the Kyoto Institute, Library and Archives, there is a hanging scroll of the “Portrait of Hippocrates” …
徳井 夢有人, 山口 敬太, 谷川 陸, 川崎 雅史 都市計画報告集 22 (2), 364-367, 2023-09-07
...<p>本研究では,近世初期を景観年代とする風俗画に描かれた通り,境内,水辺における人々の活動に関する分析を通して,近世京都の都市空間と人の活動の関係性を明らかにした.近世京都では,通り,寺社,水辺などの都市空間において,地域ごとに特色のある多様な活動が盛んに行われていたことが明らかになった.特に道空間は,運搬・運送だけでなく,行商や見世物などの交流・滞留の場として利用されていたことが明らかとなった....
佐藤, 大規 愛媛大学社会共創学部紀要 7 (2), 31-42, 2023-09
中川 晃一, 和仁 かや 九州大学附属図書館研究開発室年報 2022/2023 1-13, 2023-09-01
1.本文書の来歴 / 2.津村南之町(備後町五丁目)について / 3.本文書の内容 / 4.むすびにかえて
饒 建平 東アジア文化研究 9 111-123, 2023-09
Departmental Bulletin Paper
作田,将三郎 地域学論集 : 鳥取大学地域学部紀要 20 (1), 53-64, 2023-08-25
前田, 星 北大法学論集 74 (2), 41-69, 2023-07-31
広島大学日本語史研究会 論叢 国語教育学 19 73-83, 2023-07-31
元山 美乃里 論叢 国語教育学 19 1-12, 2023-07-31
大河内 泰樹 哲學研究 610 1-26, 2023-07-28
In diesem Aufsatz möchte ich behaupten, dass Hegel in seinen theologischen Texten, die er in seiner Frankfurter Zeit verfasst und später von Herman Nohl als „Der Geist des Christentums und sein …
小島, 信泰, Nobuyasu,Kojima 創価法学 53 (1), 136-112, 2023-07-15
嶋中 博章 関西大学東西学術研究所紀要 56 A3-A27, 2023-07-01
In early modern France, each member of the royal family had their own household (Maison). The queen and the princesses also had their own Maison in which aristocratic women held the offices of …
鈴木, 凜 千葉経済論叢 (68) 1-21, 2023-06-30
...本稿では、千葉経済大学地域経済博物館令和四年度特別展「房総義民伝―義民はいかに語られ、人びとの力になったのか―」(会期:令和四年一一月一九日~令和五年二月四日)の作成にあたって収集・発掘した史料や個別事象をもとに、近世後期における義民像の形成・展開過程と社会的な影響について検討を行う。...
川名, 禎 千葉経済論叢 (68) 265-280, 2023-06-30
...戦国期における結城の城鄕は、やがて近世に至り「結城本郷」という広大な藩政村に継承され、形を変えつつも近代にまで至ったのである。...
増田 友哉 宗教研究 97 (1), 27-49, 2023-06-30
...本稿の結論は、篤胤が近世人の日常生活に身近なウブスナ神を媒介として、自らを含む民衆一人一人の生死を、『古史伝』で創造したコスモロジーへと架橋することを可能としたということである。</p>...
吉田 純 社会情報学 12 (1), 19-21, 2023-06-30
森本 幾子 尾道市立大学経済情報論集 23 (1), 101-140, 2023-06-25
河合 一樹 Tokyo Academic Review of Books 57 1-, 2023-06-24
本書はその題目の通り、中国古代の思想を主題とするものであり、具体的には先秦のいわゆる諸子百家の時代における「名」の問題を扱うものである。...
鍛代 敏雄 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館年報 (14) 35-47, 2023-06-23
...石清水八幡宮領荘園の場合も、戦国期から織豊期を経て「断絶」したと江戸期の近世史料に見える。しかし、本文で後述するように、中世から近世へと連続する遠隔地の石清水八幡宮領が存在したことは事実である。...
平山 育男 日本建築学会技術報告集 29 (72), 1076-1079, 2023-06-20
<p>This article examines the prices of architectural sheet glass published in “THE JAPAN TIMES” from the end of the early modern period to the early modern period. The following points become clear. …
鈴木 瞭真, 岡崎 篤行 都市計画報告集 22 (1), 72-75, 2023-06-09
...<p>日本では近世都市の歴史や文化を知るために近世都市の研究が行われているが、近世港町の研究の数は近世城下町と比べると少ない。東海地方では中世から港での交易の記録があるため、東海地方には特徴ある都市形態を持つ近世港町が成立していた考えられるが、その実態は明らかでない。本研究の目的は、東海地方太平洋沿岸に位置する近世港町の成立経緯と都市形態を明らかにすることである。...