テニス=全仏オープン、ナダルが初の5連覇

テニス=全仏オープン、ナダルが初の5連覇
 6月8日、テニスの四大大会第2戦、全仏オープンの男子シングルス決勝、世界ランク1位で第1シードのラファエル・ナダル(写真)が第2シードのノバク・ジョコビッチを3─6、7─5、6─2、6─4で退け、史上初の5連覇を達成(2014年 ロイター/Jean-Paul Pelissier)
[パリ 8日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは8日、パリのローランギャロスで男子シングルス決勝を行い、世界ランク1位で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を3─6、7─5、6─2、6─4で退け、史上初の5連覇、通算9回目の優勝を成し遂げた。四大大会制覇は通算14回目。
ナダルは序盤こそ調子が上がらなかったものの、第2セットでサービスブレークに成功すると、その後は優位に進めた。日差しが強く、ジョコビッチもプレーの質が落ちた。
全仏オープンでの記録を66勝1敗としたナダルは「このような試合ではすべてのポイントが重要。ジョコビッチには4連敗していたので、チャレンジだった」とコメント。9回目の優勝は「信じられないようなことで、感情的になる」と喜んだ。
生涯グランドスラムを逃したジョコビッチは「すべてを尽くしたが、トロフィーには手が届かなかった。しかし勝つまで挑み続ける」と雪辱を誓った。

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