ドコモ、マネックスと資本業務提携 金融サービスを顧客に提供へ

資本業務提携に関する記者会見で、写真撮影に応じる(左から)NTTドコモの前田義晃副社長、井伊基之社長、マネックスグループの松本大会長、清明祐子社長=東京都港区で2023年10月4日午後6時19分、宮間俊樹撮影
資本業務提携に関する記者会見で、写真撮影に応じる(左から)NTTドコモの前田義晃副社長、井伊基之社長、マネックスグループの松本大会長、清明祐子社長=東京都港区で2023年10月4日午後6時19分、宮間俊樹撮影

 携帯電話大手のNTTドコモとインターネット証券を手がけるマネックスグループは4日、資本業務提携を結んだと発表した。共同出資で持ち株会社「ドコモマネックスホールディングス」を設立し、マネックス証券が傘下に入る。マネックス証券はドコモの連結子会社となり、資産運用などの金融サービスを、ドコモの顧客に提供する。マネックス証券の社名やブランドは維持する。

 持ち株会社に対するドコモの出資は約485億円になる見込みで、証券事業への本格参入は初めて。出資比率はマネックスグループ50・95%、ドコモ49・05%だが、ドコモが取締役の過半数を指名する権利を持つため、マネックス証券はドコモの連結子会社となる。持ち株会社は2024年1月4日の発足を目指す。

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