次官に増田氏 国交省発表
国土交通省は30日、佐藤直良次官の後任に増田優一国土交通審議官を起用するなどの幹部人事を発表した。技監には足立敏之水管理・国土保全局長を充てる。海上保安庁長官に佐藤雄二海上保安監、観光庁長官に久保成人官房長が就任する。国土交通審議官には桝野龍二海上保安庁次長が、官房長には武藤浩自動車局長が就く。
局長級では、国土政策局長に花岡洋文総括審議官、都市局長に石井喜三郎大臣官房付、水管理・国土保全局長に森北佳昭関東地方整備局長、道路局長に徳山日出男東北地方整備局長を充てる。自動車局長には田端浩鉄道局次長、海事局長には森重俊也総括審議官、北海道局長には関博之北海道開発局長が就任する。政策統括官に幾度明日本地域開発センター総括研究理事、運輸安全委員会事務局長に室谷正裕大臣官房付が就く。いずれも8月1日付の発令。
足立 敏之氏(あだち・としゆき=技監)79年(昭54年)京大院修了、旧建設省へ。中部地方整備局長を経て12年水管理・国土保全局長。京都府出身、59歳。
桝野 龍二氏(ますの・りゅうじ=国土交通審議官)77年(昭52年)東大卒、旧運輸省へ。危機管理・運輸安全政策審議官を経て11年海上保安庁次長。兵庫県出身、59歳。
武藤 浩氏(むとう・ひろし=官房長)79年(昭54年)京大卒、旧運輸省へ。総括審議官を経て12年自動車局長。愛知県出身、57歳。
花岡 洋文氏(はなおか・ひろふみ=国土政策局長)80年(昭55年)東大卒、旧建設省へ。13年総括審議官。岡山県出身、55歳。
石井 喜三郎氏(いしい・きさぶろう=都市局長)79年(昭54年)東大卒、旧建設省へ。11年内閣官房内閣審議官。13年大臣官房付。岐阜県出身、58歳。
森北 佳昭氏(もりきた・よしあき=水管理・国土保全局長)81年(昭56年)京大院修了、旧建設省へ。12年関東地方整備局長。奈良県出身、57歳。
徳山 日出男氏(とくやま・ひでお=道路局長)79年(昭54年)東大卒、旧建設省へ。11年東北地方整備局長。岡山県出身、56歳。
田端 浩氏(たばた・ひろし=自動車局長)81年(昭56年)東大卒、旧運輸省へ。12年鉄道局次長。愛知県出身、56歳。
森重 俊也氏(もりしげ・としや=海事局長)80年(昭55年)東大卒、旧運輸省へ。12年総括審議官。山口県出身、58歳。
関 博之氏(せき・ひろゆき=北海道局長)78年(昭53年)北大卒、旧北海道開発庁へ。12年北海道開発局長。北海道出身、58歳。
幾度 明氏(きど・あきら=政策統括官)79年(昭54年)東大院修了、旧国土庁へ。11年日本地域開発センター総括研究理事。東京都出身、58歳。
室谷 正裕氏(むろや・まさひろ=運輸安全委員会事務局長)79年(昭54年)東大卒、旧運輸省へ。新関西国際空港常務取締役を経て13年大臣官房付。兵庫県出身、57歳。