【阪神】鮮やか逆転勝ちでマジック5 61年ぶり2度目セ全球団に勝ち越し決定

スポーツ報知
8回2死満塁から勝ち越しの中前2点打を放つ糸原健斗(カメラ・岩田 大補)

◆JERAセ・リーグ 阪神5―1広島(10日・甲子園)

 阪神が逆転でカード3連勝を決め、マジックを5に減らした。今季の広島戦勝ち越しが確定し、セ全球団に勝ち越しは優勝した1962年以来2度目。先発の伊藤将が1年目の2021年以来となる2ケタ10勝目を挙げた。すでに村上が今季達成しており、同期入団の同一シーズン同時2ケタ勝利はドラフト制後では球団初となった。

 阪神・伊藤将、広島・九里の両先発が序盤から投手戦を展開した。ともに3回までは無安打無失点。4回までは互いにスコアボードに0を並べた。先に得点を許したのが伊藤将。5回2死でマクブルームに左翼席中段へソロアーチを被弾し、先取点を与えた。

 阪神は6回1死から、この日チーム初安打となる中野の内野安打に敵失が絡んで二塁の好機を作り、森下が中前に同点適時打。8回には2死満塁とし、代打・糸原の中前2点打で勝ち越し。さらに木浪の2点打で突き放した。

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