競泳のワールドカップ(W杯)東京大会が28日、東京辰巳国際水泳場で開幕し、女子100メートルバタフライで15歳の池江璃花子(ルネサンス亀戸)が57秒56の日本記録で優勝した。従来の日本記録は、2012年ロンドン五輪代表の加藤ゆかが保持していた57秒77。
池江は電光掲示板で記録を確認すると、目を丸めながらガッツポーズ。「今まで以上にスピードを出せて勝つことができた。ラストはすごいきつかった。これからも頑張りたい」と話した。
池江は今夏の世界選手権で14年ぶりの中学生代表として注目を集め、50メートルバタフライとリレー3種目に出場、世界デビューをした。