【広島】大瀬良大地が巨人キラーの本領発揮で7回0封3勝目「2か月、勝てなくて気持ち的にも苦しかった」

1回無死、力投する大瀬良大地(カメラ・岩田 大補)
1回無死、力投する大瀬良大地(カメラ・岩田 大補)

◆JERA セ・リーグ 広島3―1巨人(24日・マツダスタジアム)

 Gキラー・大瀬良が本領を発揮した。直球を軸に6種類の変化球を使い分け、今季最多の9奪三振。7回3安打無失点、無四死球で4月14日のヤクルト戦(マツダ)以来、7試合ぶりの3勝目を挙げた。「2か月、勝てなくて気持ち的にも苦しかった。勝ちたい一心でした」。本拠地での巨人戦は負けなしの11連勝だ。

 この日、広島で14、15年の2年間、一緒にプレーしたツインズ・前田が678日ぶりの復活星を手にした。登板前にニュースで知った右腕は「いい投球を見せてもらえたので、僕も頑張ります。いい投球をしてきます」と連絡。自身は4連敗中で「遠く離れていても、(前田も)大変な状況で気にかけてくださってすごくありがたい。いい報告ができそうです」と喜んだ。

 カード初戦から2戦目に先発を変更して、勝利をアシストした新井監督は「(大瀬良)大地にとっても大きい一勝」と笑顔。15年から3年間、オフに自主トレをした“師匠”とともに、連勝街道をスタートさせる。(森脇 瑠香)

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