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Four/Zeta
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1.「Zガンダム」劇場版 フォウ役声優変更について

フォウ役の声優変更が公表される前から、いろいろな噂が流れました。

「島津はオーディションで落ちた」
「声が老けて呼ばれなかった」
「富野総監督が変更を希望した」
この全てが事実ではありません。

雑誌「コミックガム」に掲載された「Zガンダム」映画版フォウ声優変更に関する記事は、私が確認している事実と、概ね一致しています。
そう、この記事の大半は真実なのです。


コミックガム 2005年9月号
1.『Ζガンダム』フォウ役交代について、トミノ監督関係者に語る。
  「あれは音響監督にだまされた」。

私が直接、富野総監督とお話し、事実確認をしたときも、富野総監督は「音響監督にだまされた」と仰いました。

2.『Ζガンダム』フォウ役、オーディションで交代というのはウソ。
  島津冴子事務所には一切の連絡なし。

この記事の通りです。
私はオーディションを受けていません。
もちろんマネージャーにも、連絡はありませんでした。

3.某音響関係者の言葉。
  「あの人(Ζガンダム音響監督)はあの子(新フォウ役)お気にだから」

この件は、私にはわかりません。

私が今日まで「Zガンダム」劇場版 フォウ役変更の件について何も発表しなかったのは、配役変更にいたるまでの経緯として説明された内容が、あまりにも不自然で、どうしても納得できなかったからです。
それは業界の「通常のやり方」では考えられないことでした。
私もマネージャーも、全く信じられない内容でした。

*注 「通常のやり方」とは?
出演依頼やオーディションの連絡は、音響制作会社より、声優の所属事務所、または担当マネージャーへ連絡されます。声優本人には、所属事務所のデスクや担当マネージャーから伝えられます。

ですから「これが真相です」・・・と公表したところで、誰にも信じてもらえないだろう・・・そう思いました。
(今回の雑誌の記事に対しても、信憑性は薄い・・・と思った方がいらしたとしても、無理はないと思います)

また、このホームページのBBSでの私の#7191発言(4月13日)「もし配役が変わったとしても、それは監督のお考えがあってのこと」ですが、#7190や、それ以前の私の文章をもう一度、読んでください。
あれは何も知らされていない段階の私のコメントであることが、おわかりいただけると思います。

#7191発言の後、私は音響監督に連絡をしましたが、なかなか連絡が取れず、やっとお会いできたのは5月末、第一部公開直前でした。
その時の音響監督の話(配役変更に至った経緯の説明)は、あまりに不可解で、私には納得できないものでした。

その後、6月になって富野総監督とお会いすることができ、「フォウを変更するつもりはなかった」と、直接、伺いました。

では、なぜ配役変更の無いはずのフォウが、変更されることになったのか?
「なぜ?」・・・私にはまだ理解できません。
しかし、私が知った真実なら、お話しすることはできます。
富野総監督には、私が真実を公表する許可をいただいていますので。

今まで皆さんは、噂が渦巻く中、このホームページのBBSで、とても冷静に対処して下さっていました。
想像だけで意見を書き込まなくてはならないのは、難しく、もどかしいものだったと思います。
今まで何も語らなかったこと・・・ごめんなさい。
そして、ありがとう!

予告編が公開され、私のもとにもご覧になった方々の感想が届いています。
私の演じたフォウを愛してくださっている皆さんは、私の声だけがお好きだったのではありませんでした。
私の表現した「フォウの心」も愛してくださっていたのです。

島津冴子は「フォウに声をあてた」のではなく、「フォウの心を表現」した。
それを感じていただけたことが、とてもとても嬉しい!

だから、私の演じたフォウを愛してくださっている皆さんには、本当のことを知っていただきたいと思い、すべてを明らかにすることにしました。

数ページに分け、事実を発表します。
どうぞ読んでくださいね。


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