国民的漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の新作描き下ろし特別読切（5ページ）が、20日発売の『週刊少年ジャンプ』（集英社）33・34号合併号に掲載された。今年の東京オリンピックが開催延期となっている中、4年に1度オリンピックイヤーに登場する名物男・日暮熟睡男（ひぐらしねるお）が登場している。

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　特別読切については、前号の予告ページにて「四年に一度の“あの男”の登場なるか!?　描きおろしショート特別読切!!」「署長に呼び出された両さん、その理由とは!?」と、日暮の登場を示唆。

　日暮は、4年に1度のオリンピックイヤーに1日だけ目覚める警察官で、超能力を使ってさまざまな事件を解決していくキャラクター。主人公の両津勘吉にオリンピックイヤー以外でも起こされることがあり、その度に大きなトラブルを起こしている。

　オリンピックの年に彼の姿を見ることを楽しみにしている読者は多いが、今年は東京オリンピックの開催が延期に。ネット上では「日暮大丈夫か？」「来年まで寝ちゃうかも？」と心配の声があがっていたが、今回無事に登場した。

　また、今回の読切掲載を記念して、漫画誌アプリ『少年ジャンプ＋』と総合電子書店『ゼブラック』にて、『週刊少年ジャンプ』電子版を定期購読している方を対象に、『こち亀 日暮パック』を配信。『こち亀』全エピソードの中から日暮が登場する回を選出している。

■収録内容
1980年：うらしまポリス!?の巻（JC21巻収録）
1984年：五輪（ルビ：ｵﾘﾝﾋﾟｯｸ）男・日暮再登場の巻 (JC41巻収録）
1986年：オリンピックにゃまだ早いの巻（JC49巻収録）
1988年：五輪男（ルビ：ｵﾘﾝﾋﾟｯｸﾎﾞｰｲ）・日暮巡査の秘密！の巻(JC62巻収録）
1992年：忘れて！日暮くん…の巻（JC81巻収録）
1996年：日暮巡査の潜在能力!?の巻（JC100巻収録）
2000年：2000年9月 4年ぶりにあいつが登場する!!の巻(JC123巻収録）
2004年：4年に一度の日暮祭（ルビ：ひぐらしまつり）の巻(JC144巻収録）
2008年：日暮登場の巻(JC165巻収録）
2012年：オリンピックだよ日暮集合！の巻（JC186巻収録）
2016年：40周年の日暮はどこだ!?の巻（｢こち亀ジャンプ」掲載）