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ゴールドマンのディナ・パウエル氏を米大統領補佐官に指名

  • パウエル氏はゴールドマンの慈善投資責任者を辞任し、政権に入る
  • ブッシュ前政権で国務次官補(教育・文化担当)を務めた

米ゴールドマン・サックス・グループの慈善投資責任者を務めるディナ・パウエル氏がトランプ次期米大統領の補佐官兼上級顧問(経済イニシアチブ担当)に指名された。トランプ氏の政権移行チームが12日、声明を発表した。

  声明によれば、パウエル氏はゴールドマン・サックス・ファウンデーション社長とゴールドマンのインパクト投資グローバル責任者を辞任し、次期政権の「起業家精神と中小企業の成長、世界経済における女性の地位向上をめぐる新たな取り組み」を支えることになる。

  2010年からゴールドマンのパートナーを務めるパウエル氏は07年に入社する前、ブッシュ前政権で人事担当ディレクターを務め、その後に国務次官補(教育・文化担当)に起用された。

  ゴールドマンのロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)はパウエル氏のトランプ政権入りの発表を受け、同氏の社への際立った貢献を称賛。「ゴールドマンを去ることは残念だが、全米のコミュニティーの経済的発展と機会創出に彼女が専心することで米国は多大な恩恵を受けるだろう」と発表資料で表明した。
  
原題:Goldman Sachs’s Dina Powell Named as Trump’s Economic Assistant(抜粋)

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