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マツダ、全店で全車種取り扱い 販路を1系列に集約

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マツダは26日、4月から国内の販売チャネルを事実上1系列に集約し、全ての店舗で全車種を購入できるようにすると発表した。これまで軽自動車を中心に扱ってきた「オートザム」店でもスポーツ車や商用車を販売する体制に切り替える。顧客の利便性を高めるとともに、販売戦略を全国で統一的に進められる体制を築く。

マツダの販売チャネルはオートザムのほかに「マツダ」と「アンフィニ」の名称で展開しており、全国で約970店が営業している。約200店あるオートザム店は従来、マツダの子会社がとりまとめて車両を卸していたが、この機能を地域の販社に委託する。

同時にセダン「アテンザ」やスポーツ車「ロードスター」など4車種をオートザムでも扱うようにする。オートザムの名称は残す。

マツダの販売店はバブル期には5チャネル、3000店を超えていたが、その後の販売不振で店舗数は減少。1990年代後半から徐々に販売チャネルを縮小していた。マツダは好評な現行ラインアップの展開に合わせ、販売店の高級感を高める改装を全国で進めるなど販売戦略の見直しを進めている。

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