【ヤクルト】奥川恭伸は5イニング3失点「点の取られ方がよくなかった」プロ初勝利は持ち越しに
2021年3月28日 15時40分
◇28日 ヤクルト―阪神(神宮)
ヤクルトの2年目右腕・奥川恭伸投手(19)のプロ初勝利は次回以降に持ち越しとなった。1軍戦ではプロ最長の5イニングを5安打3失点。打線の援護なくリードを許した展開で降板した。
1回にサンズの適時二塁打で1失点。2回は3者連続三振だったが、3回に手痛い一発を浴びた。マルテに真ん中高めの直球を左翼席上段に運ばれると肩を落として苦笑い。5回には糸原に適時二塁打を喫した。失点はいずれも2死からだった。
新人年の昨季は2度の右肘炎症もあり、1軍登板は2イニング3分の0を5失点KOの1試合のみ。開幕ローテンション入りした今季初戦後の奥川は「いい緊張感でマウンドに上がることができました。調子自体は悪くはなかったですが失点の仕方がよくなかった。初回に先制点を与えてしまいチームに流れを作る事ができず、本当に最低限の仕事しかできませんでした」とコメント。「今日の反省を次の登板にしっかりつなげられるように調整していきたいです」と前を向いた。
この日の一戦は昨年2月に亡くなった野村克也元監督の追悼試合。登板前日の27日には「特別な試合になることはすごくわかっています。(石川・星稜高時代に)甲子園で投げてる映像をニュースで褒めてくださってるのを見たりしていた」と話していた。
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