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【ロサンゼルス=渡辺晋】米ニューメキシコ州で2021年10月、映画撮影中に人気俳優のアレック・ボールドウィン氏(65)の銃が暴発し、撮影監督の女性が死亡するなどした事故で、州検察当局は20日、ボールドウィン氏に対する過失致死罪での訴追を取り下げると発表した。ボールドウィン氏は一貫して無罪を主張していた。
検察当局は理由について「新たな事実が判明し、さらなる調査と分析が必要になった」としている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは事故に詳しい関係者の話として、ボールドウィン氏が引き金を引いてないのに銃から実弾が発射された可能性があると報じた。