テレビ台ガラス割れる事故74件 ジャパネットたかた販売
テレビ通販大手のジャパネットたかた(長崎県佐世保市)が2005年末から09年初めにかけて販売したテレビ台の天板の強化ガラスが突然割れる事故がこれまでに計74件あったことが16日、経済産業省や同社などの調査で分かった。テレビ台は中国製と台湾製で、液晶テレビなどとセット販売された。いずれもけが人はなかったが、同社は製品のリコール(回収・無償修理)も含めて対応を検討する。
同省によると、同社側が今年、独立行政法人の製品評価技術基盤機構(NITE)にテレビ台の天板の破損事故が相次いでいることを報告。件数が多いことからNITEが経産省にも報告した。
原因は調査中だが、一般的には「ガラスに不純物が混ざるなどしていると、ガラスの上に物を置かなくても突然割れることがある」(同省)という。