青森ねぶた祭でスタッフが「曳手」6人を殴打、動画拡散…標識にぶつかり「気合を入れ直そうと」

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市街地を勇壮に練り歩くねぶた(2日夜、青森市で)
市街地を勇壮に練り歩くねぶた(2日夜、青森市で)

 青森ねぶた祭(2~7日)で、青森青年会議所(JC)の大型ねぶたの男性スタッフ2人が、ねぶたを引く「 曳手ひきて 」6人の顔や頭をうちわや平手で殴打する暴力行為があったことがわかった。多くの客が見つめる中、曳手を次々と殴打する動画がSNS上に投稿され、拡散した。

 JCによると、暴力行為があったのは6日。スタッフはJCの会員とボランティアで、ねぶたの誘導担当だった。JCが7日夜に動画の存在を確認し、8日に2人に聞き取りを行ったところ、事実と認めた。曳手6人にけがはなかった。

 2人は、運行中にねぶたが道路標識にぶつかったため、「(曳手の)気合を入れ直そうと思った」と説明し、6人に謝罪したという。

 JCは「決して許されない行為で、市民や祭りを観覧した方におわび申し上げる。管理指導を徹底する」としている。青森ねぶた祭実行委員会は「暴力行為が二度とないよう厳正な対応を約束し、再発防止に努める」とのコメントを出した。

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4433006 0 社会 2023/08/09 18:58:00 2023/08/09 23:34:41 2023/08/09 23:34:41 https://www.yomiuri.co.jp/media/2023/08/20230809-OYT1I50143-T.jpg?type=thumbnail

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