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検索結果 752 件

  • 原材料と焼成温度の異なるバイオ炭の酸化処理が土壌からの一酸化二窒素放出に及ぼす影響

    増倉 勇樹, 前田 守弘, 中野 知佑, 宗村 広昭, 山根 信三, 仁科 勇太 日本土壌肥料学雑誌 94 (4), 245-253, 2023-08-05

    ...</p><p>バイオ炭(酸化処理無)はいずれもN<sub>2</sub>O放出抑制効果を示した.同一の焼成条件で比較すると,ケイ素含量が少ないヤシガラでより効果がみられた.また,同一の原材料で比較すると,表面官能基が少ない800°C焼成バイオ炭でより効果がみられた.800°C焼成では,酸化処理によって,いずれの処理でもN<sub>2</sub>Oの還元を阻害するC=O(カルボキシル基,カルボニル基)...

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  • エチレン製造装置の蒸留塔リボイラーのファウリング付着物の分析と分子構造解析

    麓 恵里, 柿沼 敏弘, 鷹觜 利公 化学工学論文集 49 (2), 23-27, 2023-03-20

    ...赤外分光分析,熱分解成分測定,<sup>13</sup>C核磁気共鳴分析(NMR)を行った.付着物には有機物とFe<sub>3</sub>O<sub>4</sub>を主成分とするashが含まれていた.元素分析の結果,炭素数の大きい成分が供給されないリボイラーから回収された試料と水を含む試料を除いて,付着物の水素/炭素比はほぼ等しく,約1.4 mol/molであった.酸素含有量は付着物によって異なり,カルボニル...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • アルキルボラン適用アクリル系接着剤における重合制御の技術

    田中 徹, 松永 昌大, 川守 崇司 ネットワークポリマー論文集 44 (2), 84-90, 2023-03-10

    ...本研究ではこのMX<sub>n </sub>添加の効果を詳細に調べ,チオカルボニル基を有する連鎖移動剤(CTA)が同様の効果をもつことを明らかにした。MX<sub>n </sub>やCTA が成長ラジカルに作用してドーマント種を与え,停止反応や酸素阻害など成長ラジカルの失活を抑制していると推定している。</p>...

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  • カテキン類と抗生物質

    荒井 優菜, 金子 聡, 佐藤 真美, 平川 青空 化学と生物 60 (9), 486-489, 2022-09-01

    ....(-)-エピカテキン,(+)-カテキン,(-)-エピガロカテキンガレート,(+)-タキシフォリンはアンピシリンの抗菌効果には影響がなかったが,C環がカルボニル基に置換している(+)-タキシフォリンが,条件によっては大腸菌(<i>Escherichia coli</i>)に対してアンピシリンの抗菌効果を促進することができる可能性を見出した.</p>...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • スクアレン存在下UV照射により誘導される角層カルボニル化に対する紫外線吸収剤の防御効果の評価

    山内 尚, 新井 泰裕, 恩井 美由希, 鈴木 信子, 稲村 邦彦, 平尾 哲二 日本化粧品技術者会誌 56 (1), 33-40, 2022-03-20

    ...カルボニル基は,過酸化脂質から分解されたアルデヒドとの反応を経てタンパク質に導入されうる。われわれはこれまでに皮脂中の不飽和脂質であるスクアレン(SQ)存在下でのUV照射による角層カルボニル化タンパク(SCCP)誘導を含む,皮膚表面に発生したUV誘起脂質酸化によるSCCP生成を模した新しい実験系を確立した。一方,これまでのところUV防御によるSCCP生成抑制に着目をした研究は行われていない。...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • スルフィルイミンの6π電子環状反応/環縮小によるピロール合成

    喜屋武 龍二 ファルマシア 58 (1), 60-60, 2022

    ...ヘテロ環は生物活性天然物や医薬品,農薬などに広く見られる構造であり,高度に官能基化されたヘテロ環の効率的な構築手法の開発は重要な課題である.なかでも,ヘテロ5員環の構築においては,古典的手法であるカルボニル基の縮合による環化のほか,遷移金属を用いたカップリング反応,Huisgen環化などのペリ環状反応が利用されている.一方,ペリ環状反応の1つである6π電子環状反応は主にヘテロ6員環の形成に用いられ,...

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  • エノールトリフラートのアミノ化によるカルボニル1,2-位置変換法の開発

    安井 基博 ファルマシア 58 (9), 892-892, 2022

    ...カルボニル基は化合物の物性や生物活性に影響を与えるだけでなく,有機合成における反応部位としても広く利用されることから,カルボニル基を構築する際にはその位置制御が重要な課題である.なかでも,カルボニル基の位置を隣の炭素へ移動させる1,2-位置変換法は,より多様な出発原料から合成戦略を立案できるため魅力的な手法である.しかし,これまでに報告された方法では酸化,還元,保護基の着脱を逐次的に行う必要があり,...

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  • 反応化学種の電極表面への吸着による電気化学的応答

    小野田 光宜 電気材料技術雑誌 30 5-14, 2021-12-20

    ...つまり、粉砕や電解処理により、pGr表面にカルボニル基(C=O)、カルボキシ基(-COOH)、エポキシドなどが導入されていると考えられ、酸化還元反応の触媒として作用し、さらにベンゼン環表面のスタッキング、pGrとDAのπ-π相互作用、水素結合などが関与していると考えられる。...

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  • 笹色の紅

    高橋 圭子 日本画像学会誌 60 (5), 544-552, 2021-10-10

    ...金属光沢を有する反射光は,主に膜の入射側の界面で生じていることが明らかとなった.この反射光には,直線偏光成分が少ないことも明らかとなった.これらの結果は,ベニバナ色素膜の緑色光沢が,金属の反射とよく似ていることを示唆している.笹紅色は構造色でも玉虫色でもない.FT-IR (Fourier transform infrared spectroscopy),ラマンスペクトルの検討により光による笹色紅の変化はカルボニル...

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  • 新しいプロセスによる高耐熱性エポキシ樹脂の開発

    木村 肇, 大塚 恵子, 米川 盛生 ネットワークポリマー論文集 42 (2), 42-50, 2021-03-10

    ...またエポキシ樹脂として,アントラセン変性エポキシ樹脂を用いた場合,フェニルエチニルカルボニル基同士の反応がより低温でかつ効率的に進行することが分かった。硬化物の特性を検討した結果,フェニルエチニルカルボニル基を有する酸無水物で硬化したエポキシ樹脂は非常に優れた耐熱性および耐熱分解性を示すことが分かった。...

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  • 電解化学に基づく不活性C(sp<sup>3</sup>)-H結合のフッ素化反応の開発

    星川 環, 澁口 朋之, 黒川 利樹, 吉村 光, Baran Phil S. MEDCHEM NEWS 30 (3), 145-149, 2020-08-01

    ...本手法はヒドロキシ基やカルボニル基など足掛かりとなる官能基を必要としないため、フッ素化類縁体の効率的な合成に役立つと期待できる。開発した手法をエーザイの社内化合物に適用したところ、tropaneの窒素<i>α</i>位C-H結合が効率的にフッ素化されることがわかった。...

    DOI 医中誌

  • 酸素官能基をもつ液体脂肪族化合物のO K端XANES

    飛田 有輝, 村松 康司 X線分析の進歩 51 (0), 211-221, 2020-03-31

    ...第一原理計でXANESを解析した.アルコール,エーテル,ケトン,アルデヒド,カルボン酸,エステルがもつ酸素官能基のO K端XANESは,他の固体脂肪族化合物や芳香族化合物に結合する酸素官能基のXANESと概ね一致した.ただし,カルボニル炭素が<i>sp</i><sup>2</sup>炭素と隣接する場合,この軌道混成によってO K端XANESのπ<sup>*</sup>ピークが分裂する.したがって,カルボニル...

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  • (ポリウレタン/ポリマー)ブレンドの相構造と力学物性

    小椎尾 謙 ネットワークポリマー論文集 41 (1), 3-9, 2020-01-10

    ...フーリエ変換赤外吸収分光測定に基づくウレタン結合のカルボニル基およびNH 基の水素結合状態からの相分離状態の推定,ウレタン結合との反応性相溶化剤の分子設計例,ポリ乳酸とのブレンドを中心としたバルク試料の強靭化などについて概説した。</p>...

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  • 炭素繊維強化複合材料用新規熱硬化性マトリックス樹脂の創製 およびその分子設計

    木村 肇, 大塚 恵子, 米川 盛生 ネットワークポリマー論文集 40 (5), 216-222, 2019-09-10

    ...<p>フェニルエチニルカルボニル基を有する酸無水物を硬化剤として,ビスフェノールA 型エポキシ樹脂の硬化挙動および硬化物の特性について検討した。その結果,酸無水物基とエポキシ基の反応が100 ~120 ℃付近で先に進行し,その後250 ~300 ℃前後でフェニルエチニルカルボニル基同士の反応が進行することが分かった。...

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  • 不飽和カルボニル化合物の選択的水素化による不飽和アルコール合成用不均一系触媒の最近の進歩

    田村 正純, 中川 善直, 冨重 圭一 Journal of the Japan Petroleum Institute 62 (3), 106-119, 2019-05-01

    ...様々な有機合成反応において,不飽和カルボニル化合物のカルボニル基の選択的水素化は,熱力学的,速度論的にオレフィン基の水素化がカルボニル基の水素化よりも優先されるため,高難度反応の一つである。したがって,高選択性を実現できる様々な不均一系触媒の開発が行われてきた。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献105件

  • ナフテン酸ナトリウムを用いた原料ゴムの固-液相分解

    松野, 皓斗, 山本, 圭亮, 菅野, 翔, 香西, 博明 研究報告 62 31-34, 2019-03

    ...分解を行い,原料ゴムの分解に成功したことを報告する.近年,廃タイヤを始めとするゴム製品の廃棄量が大幅に増加しており,その処分が重要な課題となっている.そこで,私たちは相溶性の向上と金属沈殿物の捕捉効果が期待出来る,ナフテン酸ナトリウムを使用して,原料ゴムの分解を行った.細断した原料ゴムを溶媒に浸漬し,24時間の撹拌を行い,原料ゴムの分子量減少が確認できた.分解生成物の構造解析から,ヒドロキシル基とカルボニル...

    機関リポジトリ Web Site

  • リグニン可溶化液の詳細構造解析

    麓 恵里, 佐藤 信也, 川又 勇来, 小山 啓人, 吉川 琢也, 中坂 佑太, 多湖 輝興, 増田 隆夫 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 86-, 2019

    ...また、FT-IRによりカルボニル基を定量した。以上の分析結果から、リグニン可溶化液の平均分子構造を明らかにした。</p>...

    DOI

  • 揚げ油の新規劣化分析手法の開発

    荒井 恵美子, 名和田 淸子, 大武 義人 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 52-, 2019

    ...少量でも測定可能な赤外分光光度計 (IR)でも,劣化指標となるカルボニル基(1970cm<sup>-1</sup>)はサラダ油自体がエステル基を有しているため評価は難しい。植物油は,酸化が始まるとヒドロペルオキシド基を生成蓄積しながら劣化が進行し,昇温時,蓄積量に応じて急激に酸化反応が生じて劣化レベルに合わせ酸化反応は低温側にシフトする。...

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  • アスファルテンの荷電特性および凝集分散特性に関する基礎検討

    川島 陽子, 新田 弘之 土木学会論文集E1(舗装工学) 75 (2), I_195-I_200, 2019

    ...変化を検証した.未劣化アスファルトのアスファルテンは,pH4近傍でアスファルテン粒子が凝集沈殿し,それよりも高pH域では分散していた.また荷電特性を表すゼータ電位はpHによって変化した.一方,劣化および再生アスファルトのアスファルテンには明確な凝集沈殿は見られなかった.荷電特性について,未劣化のアスファルテンよりも劣化や再生の方がアスファルテンのゼータ電位の絶対値が高かった.これは,酸化劣化によりカルボニル...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • <b>チタンの超親水性処理がラミニン332の吸着特性に及ぼす影響</b>

    柴垣 博一, 野本 秀材, 野村 智義, 老川 秀紀, 吉成 正雄 日本口腔インプラント学会誌 31 (3), 208-215, 2018-09-30

    ...<br>その結果,ラミニン332の吸着量はAu-AirよりTi-Air上で増加した.また,すべての超親水性処理群(Ti-Plasma,TiUV)は無処理チタン(Ti-Air)よりラミニン332の特異的吸着量が増加した.ラミニン332が吸着した表面を分析した結果,Ti-Plasma,Ti-UV表面では炭素(C)および窒素(N)量が増加し,また,カルボニル基,カルボキシ基およびペプチド結合に関与する官能基...

    DOI 医中誌

  • 隣接トリカルボニル構造をもつ高分子の合成と その可逆的な架橋-解架橋系の構築

    遠藤 剛, 米川 盛生, 柚木 辰也 ネットワークポリマー論文集 39 (4), 172-178, 2018-07-10

    ...<p>カルボニル基が三つ連続した構造を有する隣接トリカルボニル化合物は,その中央のカルボニル基が高度に活性化されているために,水,アルコール,チオール,芳香族アミンといった求核種と無触媒で付加反応が進行する。この付加反応は可逆的であり適当な条件下で脱離反応が進行するため,隣接トリカルボニル構造を利用してネットワークを形成させることで可逆的な架橋-解架橋系を構築できる。...

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  • 温水用ポリエチレンの耐久性に関する銅イオン及び空気加圧の影響評価

    本間 秀和, 松尾 尚子, 伊東 寛, 山田 和志, 西村 寛之 マテリアルライフ学会誌 30 (1), 1-10, 2018-02-28

    ...<p>温水用ポリエチレン(PE)管の劣化因子として,金属継手や配管から溶出すると考えられる銅イオンによる影響を調べるために,銅イオンを含み,空気加圧された温水中にて試験片の浸漬試験を行った.試験片の劣化状態は,外観観察,浸漬時間と酸化誘導時間の測定値(OIT値)の関係や試験片の表面及び断面でのFT-IRによるカルボニル基等の解析にて調べた.98°C温水中に3,000ppmの銅イオン添加と空気加圧0.4MPa...

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  • 界面設計に基づく高分子への生体成分の付着制御

    織田 ゆか里 Journal of The Adhesion Society of Japan 54 (2), 44-49, 2018-02-01

    ...まず,側鎖カルボニル基に着目し,この有無が高分子の界面コンフォメーションに及ぼす影響について議論する。さらに,生体成分の付着抑制に有効な親水性界面をエントロピー的な駆動力を利用して構築した例について紹介する。最後に,得られた親水性界面における水和構造や膨潤挙動と,生体成分の付着挙動との相関について議論する。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献22件

  • P2-4 Dihydronaphtalenelignan類の全合成および構造訂正

    前田 和人, 鬼束 聡明, 濱田 季之, 岡村 浩昭 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 511-516-, 2018

    ...構造的特徴として、① A-Eの5つの環構造 ② 8 - 8’位の2重結合 ③ 9位のカルボニル基 を有しdihydronaphtalene型の珍しいリグナンである。これまで、この種の化合物の天然からの単離報告は1-4のみであり、合成報告はない。...

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  • 医用材料への応用を目指したチオール–エン反応によるメチレン化ポリカプロラクトンの官能基化

    山下 博, 星 徹, 青柳 隆夫 高分子論文集 75 (1), 48-53, 2018

    ...筆者らは,カルボニル基をメチレン基に変換するPetasis試薬を用いることで,ポリカプロラクトン(PCL)のエステル基の一部を直接メチレン化できることを見いだした.合成したメチレン化PCLには,その後のチオール–エン反応によってカルボキシ基,アミン塩酸塩およびヒドロキシ基の導入ができた.得られた官能基化PCLを示差走査熱量測定したところ,メチレン化PCLは原料のPCLよりも結晶融解温度は低下したが,...

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  • 不飽和カルボニル化合物およびアミノ酸の選択的水素化触媒の開発

    田村 正純 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2018 (0), 42-, 2018

    ...不飽和カルボニル化合物及びアミノ酸のカルボニル基選択的水素化に、金属酸化物もしくは金属カチオンで修飾した貴金属触媒系が高活性かつ高選択率を示すことを明らかにした。これらの触媒の高活性、高選択率は、主にこれらの金属種の界面での水素の不均等開裂によって生成する高活性なヒドリド種の生成に由来するものと考えられ、また、第二金属種による基質の吸着状態制御も寄与していると考えられた。...

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  • P1-22 海洋産アルカロイド・アプラミナールの生物有機化学的研究

    大好 孝幸, 明本 圭, 谷口 綾香, 石原 拓磨, 黒田 武史, 金子 貴裕, 小川 裕太, 仙石 哲也, 木越 英夫 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 391-396-, 2018

    ...また、各種NMRスペクトルより3つのメチル基、1,4-二置換ベンゼン部位、3つのカルボニル基のシグナルが観測された。さらに、二次元NMRとX線結晶構造解析より、新規トリアザビジクロ[3.2.1]オクタン骨格を有するアルカロイドであると決定した(Figure 1)。また、1はScheme 1に示すようにテトラヒドロ葉酸から生合成されているものと考え、その絶対立体化学を推定した。...

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  • 44. 非天然型キニーネの全合成(口頭発表の部)

    石川 勇人, 三坂 玲美, 塩見 慎也 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 259-264-, 2018

    ...化合物2はシアノ基を有する光学活性ピペリジン化合物3の段階的なチオカルボニル基の除去、エステルから末端二重結合の構築、シアノ基の還元によるアルデヒドへの変換を経て合成できると考えた。3のシアノ基はヘミアミナール化合物...

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  • P1-8 赤米の貯蔵中における濃色化機構に関する研究

    日比 啓秀, 林 咲那, 柳瀬 笑子 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 307-312-, 2018

    ...プロシアニジン類の合成法についてはJanらによりタキシフォリンの4位カルボニル基の還元反応とそれに続くカテキンA環部との縮合反応により合成できることが報告されている[4]。本研究ではこの方法を基に特に2量体を主成分として得るために反応条件を検討し、タキシフォリンに対しカテキン5当量用いることにより2量体を収率66%で得ることに成功した。...

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  • 赤外分光法による可溶化リグニンのカルボニル基の定量

    麓 恵里, 佐藤 信也, 川又 勇来, 小山 啓人, 吉川 琢也, 中坂 佑太, 多湖 輝興, 増田 隆夫 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2018f (0), 153-, 2018

    ...本研究では、カルボニル基を含むモデル化合物を重DMSO等の溶媒に溶かし、赤外分光分析を実施した。溶媒のピークとカルボニルのピークの面積比からカルボニル基を定量する方法を検討し、可溶化リグニンのカルボニル基を定量した。...

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  • P2-27 Dehydrobatzelladine C の全合成

    板垣 大地, 丸茂 和哉, 植田 浩史, 徳山 英利 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 649-654-, 2018

    ...7は、三環性グアニジン誘導体8の、グアニジノカルボニル基を起点としたカルボニル化により導くこととした。8は、二環性ウレア9のグアニジンへの変換と、環化によって得られると期待した。二環性ウレア9は、末端アルキン11と鎖状ウレア12のカチオン性金触媒を用いた連続環化反応3-6により得られると予想した10の、末端オレフィンの酸化的開裂を経て合成可能であると考えた。...

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  • P2-7 Grandilodine C の全合成研究:連続スピロ環骨格の構築

    横江 弘雅, 津吹 政可 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 529-534-, 2018

    ...二度目のスピロ環化反応は、生じたジアリルカチオン 4 または 5 を経て進行すると考えられるが、このとき、窒素原子上のメトキシカルボニル基とベンジル基との立体反発を避けるようにして、面選択的にカチオンが補足されることで、3 がジアステレオ選択的に得られたのだと説明できる (Scheme 1)。 Scheme 1...

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  • P2-25 アシルピラゾールをカルボン酸等価体プラットフォームとする化学選択的触媒反応

    矢崎 亮, 谷之口 誠也, 徳益 圭祐, 大嶋 孝志 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 637-641-, 2018

    ...アシルピラゾールのα位水素は、ピラゾール環の芳香族性に起因した高い酸性度を示し、またLewis酸を用いることでピラゾール環上の窒素原子とカルボニル基の酸素原子とのキレート構造を形成するため、側鎖にケトンやエステル等の他のカルボニル基共存下においても化学選択的にアシルピラゾールのエノラート化が進行すると考えた。...

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  • 【技術紹介】 微生物・酵素を用いた糖カルボン酸の生産と利用

    村上 洋, 桐生 高明, 木曽 太郎 応用糖質科学:日本応用糖質科学会誌 7 (4), 214-218, 2017-11-20

    ...,そのうち非還元末端に存在するヒドロキシメチル基がカルボキシル基に酸化されたウロン酸関連化合物について,その生産方法および機能性を紹介した.D-グルクロン酸はD-グルコースのウロン酸で,生体内ではUDP-グルクロニドの形態でグルクロン酸抱合による水溶性向上と体外排出に関わり,肝機能改善効果を示すため医薬品や栄養飲料の原料に用いられている.ウロン酸は,還元性末端にアルデヒド基(アルドース) あるいはカルボニル...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • アミノ酸由来の光学活性ベンゾオキサジンポリマーの合成と特性

    宮城  雄, 後藤 誠英, 南 昌樹, 三田 文雄 Journal of The Adhesion Society of Japan 53 (10), 338-347, 2017-10-01

    ...ポリマーはメタノール中,カルボニル基およびベンゼン環の吸収領域に円偏光二色性(CD)シグナルを示した。CD シグナルのパターンと強度は置換基(アミド,エステル)ならびに,光学活性炭素とベンゼン環と間のメチレンスペーサーの有無によって大きく異なった。同様な差異は固体状態で測定したCDスペクトルにおいても観測された。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献13件

  • オゾンとパルプとの反応

    宮西 孝則 紙パ技協誌 71 (1), 75-82, 2017

    ...1つのグループはカルボニル基を生成しない薬品であり(塩素,二酸化塩素,過酸化水素),もう一方のグループはカルボニル基を生成する薬品である(ハイポ,酸素,オゾン)。以上のメカニズムを考慮して,目的に応じて漂白シーケンスを組む。パルプの漂白では,脱リグニンを行うだけではなくセルロースの損傷をなるべく抑える必要があるので,パルプのカッパー価と粘度から適切な晒薬品を選択する。...

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  • 側鎖にtert-ブトキシカルボニル基を有するポリマーの熱分解挙動と易解体性接着材料への応用

    鈴木 文哉, 佐藤 絵理子, 松本 章一 Journal of The Adhesion Society of Japan 53 (1), 4-10, 2017-01-01

    <p>本研究では,ラジカル重合によって合成したポリ(p-tert-ブトキシカルボニルオキシスチレン)(PBSt)の熱分解を行い,側鎖のtert-ブトキシカルボニル(Boc)基からのイソブテンと二酸化炭素の脱離によるポリ(p-ヒドロキシスチレン)(PHSt)の生成挙動を明らかにし,反応が定量的に進行するための条件について検討した。続いて,ジアミン架橋剤存在下でのp-tert-ブトキシカルボニルオキ…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献24件

  • 赤外放射光を用いた顕微マッピング測定による皮膚組織中への医薬品分子の拡散挙動に関する研究

    米持 悦生, 寺田 勝英 SPring-8/SACLA利用研究成果集 4 (1), 89-92, 2016-01-25

    ...得られた医薬品インドメタシンのカルボニル基のスペクトルによる吸収帯の強度分布より、血管組織周辺部に医薬品インドメタシンが集積していることが明らかとなった。本研究の結果から、組織中で識別可能な赤外吸収ピークを持つ医薬品は、医薬品投与後の組織切片を経時的に測定することにより、組織中における医薬品の移行性が評価でき、蛍光プローブ等による標識なしに、医薬品の体内動態が評価可能であることがわかった。...

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  • ラット肝細胞3次元培養系を用いたカチノン誘導体の還元代謝活性

    佐能 正剛, 渡部 祥子, 梅原 祥太, 山頭 征岳, 江尻 洋子, 古武 弥一郎, 太田 茂 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), P-240-, 2016

    ...【方法】Morpholine、piperidine、thiomorpholine、azepane基を有する4種類のカチノン誘導体およびそのカルボニル基の還元代謝物、ならびにベンゼン環のパラ位水酸化体も合わせて合成した。...

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  • 不飽和カルボニル化合物の選択水素化に有効な金属酸化物修飾貴金属触媒の開発

    田村 正純, 中川 善直, 冨重 圭一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2016 (0), 13-, 2016

    ...しかし、不飽和カルボニル化合物のカルボニル基のみを選択的に水素化することは熱力学的、速度論的に不利であり、有効な固体触媒の開発が求められている。本研究では、金属酸化物修飾貴金属触媒を用いて不飽和カルボニル化合物(不飽和アルデヒド、不飽和ケトン)の選択的水素化による不飽和アルコール合成を行った結果、Ir-FeO<sub>x</sub>/MgO触媒が有効であることを見出した。...

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  • ヒトリシズカ (Chloranthus japonicus) より単離したC25テルペノイドの構造

    金 尚永, 長嶋 紘紗子, 田中 直伸, 高石 喜久, 柏田 良樹, 小林 淳一, 高上馬 希重 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster12-, 2016

    ...IRスペクトルでは水酸基 (3520 cm<sup>-1</sup>) とカルボニル基 (1794 and 1704 cm<sup>-1</sup>) に由来する吸収が観測された。1D NMRスペクトルでは2個のカルボニル基、2個のアセタール炭素、1個のオキシメチレン、1個の1,1,2-三置換シクロプロパン環、1個のイソプロピル基に由来するシグナルが観測さ</p><p>Figure 2....

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  • 奨励賞受賞 平野圭一氏の業績

    内山 真伸 ファルマシア 52 (6), 571-571, 2016

    ...平野圭一博士は, 「アート錯体化を基盤とした新たな反応活性種の発生法の開発とその制御」に取り組み, ① 安価で入手容易なパーフルオロアルキルハライドをパーフルオロアルキル源として用いる「芳香環」「カルボニル基」「アリル位」への位置・立体・化学選択的なパーフルオロアルキル化反応, ② 未開拓であったボリルアニオンの化学に着目したホウ素化反応, ③ 銅(III)を経由する新しい形式のフェノール/アニリン...

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  • No.2-27 赤外分光法を用いたカルボニル基の定量

    麓 恵里, 佐藤 信也, 鷹觜 利公 石炭科学会議発表論文集 53 (0), 114-115, 2016

    Two novel methods were studied to determine aliphatic carbonyl group using infrared (IR) spectroscopy. Number of carbonyl can be estimated from the number of CH, CH<sub>2</sub>, CH<sub>3</sub> using …

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  • α-機能化アクリル酸エステルの重合化学—精密重合・機能創成を目指した分子設計—

    髙坂 泰弘 高分子論文集 73 (5), 412-427, 2016

    ...電子状態を調整する基が導入されることが多い.これに対し,筆者はα-置換基の周辺環境を意識した分子設計に基づく高分子合成を提案する.α位に直接機能団を置換すると,ポリマーの主鎖近傍に機能団を配置でき,高分子特有の隣接基効果を最大限に引き出すことができる.また,α-置換基を起点とする主鎖分解など,ビニル基の直接修飾ならではの反応性を賦与することも可能である.一方,アミノ基を有する置換基を導入すると,これらがカルボニル...

    DOI Web Site Web Site 参考文献70件

  • 海洋放線菌Salinispora由来ポリケタイド化合物salinipyrone, pacificanoneの生合成研究

    淡川 孝義, Crüsemann Max, Munguia Jason, Ziemert Nadine, Nizet Victor, Fenical William, Moore Bradley 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster60-, 2016

    ...構造決定の結果、化合物4は1の11位がカルボニル基となったdehydrosalinipyrone Aと判明し、新規化合物であった。また、同時に野生株において他の5つの化合物(3-7)の生産が消失することが確認されたため、これらを大量調製し、NMR、MS分析した所、これらをマクロライドrosamicin A(3)とそのアナログであると同定することに成功した(図3)。...

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  • 真菌が生産する新規抗真菌物質 simplifungin および valsafungin 類に関する研究

    石島 広之, 内田 龍児, 大多和 正樹, 近藤 あり子, 長井 賢一郎, 島 圭介, 野中 健一, 増間 碌郎, 岩本 晋, 小野寺 秀幸, 長光 亨, 供田 洋 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster16-, 2016

    ...また IR スペクトルより3425 および1677 cm<sup>-1</sup> に吸収が観測されたことから、それぞれ水酸基またはアミノ基およびカルボニル基の存在が示唆された。...

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  • 多置換シクロプロパンの不斉伝搬を鍵とする α,β-trans-二置換-γ-ブチロラクトン系リグナン類の不斉全合成

    西井 良典, 高田 誠二郎, 曽根 祥智, 望月 武仁, 湯船 俊英, 山田 謙太 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster37-, 2016

    ...注目すべきは、カルボニル基にキレーションするような試薬 [R<sub>2</sub>Cu]MgX においても、g’位の立体化学は分子内環化<sup>2)</sup>の際にみられた立体保持でなく、分子間オキシホモマイケル反応<sup>4)</sup>と同様に立体反転で進行したことである。すなわち、クラスターやイオンペアを経由する機構が考えられる。...

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  • A環部に小員環エーテル構造を導入した新規セコステロイドの合成と構造決定

    藤島 利江, 末長 努, 野崎 孝徒 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster9-, 2016

    ...</p><p> 四員環エーテルであるオキセタンは,対称となるその3位にて修飾導入すると,gem-ジメチル基とカルボニル基の性質を合わせ持ち,カルボニル基に相当する高い水素結合能を持つことが期待される<sup>2)</sup>.これまで,オキセタン構造はカルボニル基の生物学的等価体として着目されているものの,他の酸素官能基の代替として適用された例はない.今回,セコステロイドホルモンにおける重要なA環部...

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  • アンチマイシン生合成マシナリーの解明と多様性指向型合成生物学

    張 驪駻, 閻 岩, 森 貴裕, 淡川 孝義, 劉 文, 阿部 郁朗 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Oral33-, 2016

    ...このことから、FSA部分の生合成ではエポキシ化を経たカルボニル基の1,2-転位を経ていることが示唆され(図2)、同時期に行われたHutchings, Spiteller, Zhangらの生合成遺伝子および生合成経路の報告<sup>4)</sup>と一致する結果を得た。...

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  • ヌクレオシド系抗生物質アリステロマイシンの生合成遺伝子のゲノムマイニング

    工藤 史貴, 角田 毅, 高島 惇, 宮永 顕正, 江口 正 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Oral39-, 2016

    ...酸化されたC5カルボニル基は生じたNAD(P)Hにより還元される。DHQSと類似する反応では、F6PのC4位がNAD(P)<sup>+</sup>により酸化され6位リン酸基のβ脱離によりC5-C6エノラートが生じ、先と同様なアルドール型縮合反応により炭素環が形成される(Fig. 2B)。酸化されたC4カルボニル基は生じたNAD(P)Hにより還元される。...

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  • 天然色素による生分解性高分子の着色とケルセチン添加による退色抑制

    嶋崎 栞, 大澤 敏 マテリアルライフ学会誌 27 (2), 46-54, 2015-05-31

    ...退色の抑制を試みた.また,芳香族環を含む共役系のモナスカスカラー色素の劣化機構を分子軌道法により推定した.モナスカスカラー色素で着色した生分解性高分子は,紫外線暴露環境下において著しく退色したが,ケルセチンを0.5%添加することで既存の紫外線吸収剤よりも高い退色抑制効果が認められた.モナスカスカラー色素は,光劣化により,加水分解によるラクトンの開環,二重結合の水和反応および二重結合の酸化開裂によるカルボニル...

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  • Ir-FeO<sub>x</sub>/MgO触媒を用いた不飽和ケトンの選択水素化反応と触媒構造解明

    米沢 大, 田村 正純, 中川 善直, 冨重 圭一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2015f (0), 154-, 2015

    ...不均一系触媒による不飽和ケトンのカルボニル基選択水素化は、不飽和アルコールの合成に有用な反応である。ベンジリデンアセトンをモデル基質とし、選択水素化による不飽和アルコール合成を検討した結果、MgO担持Ir-FeO<sub>x</sub>触媒(Ir-FeO<sub>x</sub>/MgO Fe/Irモル比=0.5)が高活性・高選択性を示すことを見出した。...

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  • チエニル基を有するビニルエーテルのリビングカチオン重合

    浪越 毅, 金田 亜弥香, 宮永 貴志, 渡邉 眞次, 村田 美樹 高分子論文集 72 (7), 433-439, 2015

    ...するビニルエーテルのカチオン重合をHCl/ZnCl<sub>2</sub>,CH<sub>2</sub>Cl<sub>2</sub>中,-30°Cの重合条件で検討した.2-(3-チエニル)エチルビニルエーテル(3TEVE)の重合は,電子密度の高いチエニル基の2位の炭素のカルボカチオンへの求核攻撃により,六員環化合物を生成する連鎖移動反応が頻繁に起こり低分子量体しか得られなかった.一方,チオフェン環にカルボニル...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • ラエビガチンAとEの合成

    廣兼 司, 山田 英俊 天然有機化合物討論会講演要旨集 57 (0), PosterP26-, 2015

    ...5のグルコース2位酸素はHHDP基によってアシル化されているが、HHDP基が2,3位酸素を架橋しているため、7に示したようにカルボニル基の方向が限定され、β-グリコシルエステル化を起こす隣接基関与が生じないことを期待した。5は、8のジガラート部分の酸化的カップリングによるHHDP基形成と、続くフェノール部分のベンジル化によって得ることができる。...

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  • 炭水化物による蛋白の変性と精神疾患との関与

    永井 竜児, 白河 潤一, 大野 礼一, 品川 雅敏, 畑野 孝太, 須川 日加里, 山中 幹宏, 荒川 翔太郎, 永井 美芽 日本生物学的精神医学会誌 26 (1), 47-53, 2015

    ...アミノ酸や蛋白のアミノ基は,還元糖が有するカルボニル基と非酵素的に縮合反応を起こす。本反応は発見者であるフランスの食品化学者に由来してメイラード反応,あるいは蛋白に糖が結合する反応から糖化(英語では Glycation)とも呼ばれている。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 無水雪微隕石と含水雪微隕石に含まれる有機物の特徴比較

    薮田 ひかる, 野口 高明, 伊藤 正一, 中村 智樹, 光成 拓也, 大久保 彩, 岡崎 隆司, 橘 省吾, 寺田 健太郎, 海老原 充, 永原 裕子 日本地球化学会年会要旨集 62 (0), 226-, 2015

    ...GEMS を含む無水微隕石に含まれる有機物は試料の広域に分布し、酸素を含有するカルボニル基に富む組成を示したのに対し、水質変成を強く受けた含水MMでは有機物の含有量は少なく、隕石中の不溶性有機物に似て芳香族性の高い組成を示した。重水素濃集が検出されない試料が多かった。...

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  • 沖縄産Plakortis属海綿から単離した新規オキシリピンの構造

    田中 直伸, 浅井 美貴, 草間 大志, 石黒 悠一朗, 久保田 高明, 小林 淳一 天然有機化合物討論会講演要旨集 57 (0), PosterP7-, 2015

    ...IRスペクトルでは、水酸基 (3517 cm<sup>-1</sup>) と複数のカルボニル基 (1761, 1740, and 1702 cm<sup>-1</sup>) に由来する吸収が観測され、HRESIMSより分子式をC<sub>66</sub>H<sub>116</sub>O<sub>9</sub>と帰属した。...

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  • Bowdichia virgilioides 種子由来の新規フラノカッサン型ジテルペン成分

    笠原 拓, 遠藤 裕太, 原田 研一, 久保 美和, 平野 智也, 江藤 忠洋, 影近 弘之, 福山 愛保, 大崎 愛弓 天然有機化合物討論会講演要旨集 57 (0), PosterP3-, 2015

    ...1D NMR およびHSQC 測定よりメチル基 2、メチレン基 4、メチン基 8、四級炭素 4、カルボニル基 2、アセトキシ基 1、メトキシ基 1の存在が示唆された。HMBC相関より 1 は furanocassane 型の化合物であることが示唆された (Fig. 1)。...

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  • 抗生物質エナシロキシン類の合成研究

    清田 洋正, 五十嵐 渉, 齋藤 亜紀, 古川 博之, 星川 浩輝, 桑原 重文 天然有機化合物討論会講演要旨集 57 (0), PosterP36-, 2015

    ...4のカルボニル基の還元は非選択的であったが、塩基処理で生じたオレフィンはE-体のみであった。トシラート6を経てエポキシド7を調製後、C16'-C23'部となるスルホンA1を合成した[4b]。また、相当するブロミドA2、ホスホニウム塩A3も調製した。</p><p>Scheme 1....

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  • FT-IRイメージング法を用いたポリエチレンの熱酸化劣化解析

    岡田 きよみ, 辻井 哲也, 山田 和志, 西村 寛之 高分子論文集 71 (1), 23-30, 2014

    ...カルボニル基のみではなく,カルボニル基中の酸およびアルデヒドタイプのピークおよび1600 cm<sup>-1</sup>領域のピークを総合的に評価する必要があった.これらの結果は引張試験の結果および熱測定の結果とも一致した.FT-IRイメージング法を用いることにより,ポリエチレンの劣化進行の過程を可視的に捉え劣化メカニズムを明らかにすることができた....

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献3件

  • 多環性縮環型アルカロイド(-)-Isoschizogamineの合成研究

    植田 浩史, 高田 晃宏, 藤原 広陽, 杉本 健士, 徳山 英利 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Oral22-, 2014

    ...本酸化反応の基質である4は、4環性ラクタム5のカルボニル基を足がかりに、ジアステレオ選択的な側鎖の導入を経て導くこととした。4環性ラクタム5は、鎖状基質6を用いた、Mannich反応と続くラクタム環形成からなるカスケード型反応により3つの環を形成し、迅速に合成できると考えた。...

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  • キョウチクトウ科植物Kopsia arborea含有新規インドールアルカロイドKopsiyunnanes E, I, J1, J2

    村上 洋介, 小山 徹也, 鈴木 悠太, 高橋 伸明, Yuqui Wu, 小暮 紀行, Rongping Zhang, 北島 満里子, 高山 廣光 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Poster19-, 2014

    ...HMBC測定により,C-3, C-5, C-21が窒素を介して,また,-CH-CH<sub>3</sub>とカルボニル基が酸素を介して結合していることが推定された。さらに,H-19とカルボニル炭素に相関が認められたことから,ラクトン環の存在が確認された。...

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  • アブラムシCryptomyzus sp.の生体成分Cryptolactone類の合成及び生物活性評価

    小栗 友紀, 加来 裕人, 堀川 美津代, 稲井 誠, 黒田 英莉, 鈴木 真也, 田中 正己, 伊藤 卓也, 高橋 滋, 角田 鉄人 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Poster38-, 2014

    ...Cryptolactone A<sub>1</sub> (1)およびA<sub>2 </sub>(2)の構造</p><p> Cryptolactone A<sub>1 </sub>(1)の分子式はCI-HRMSよりC<sub>18</sub>H<sub>30</sub>O<sub>4</sub>と決定した.またIRスペクトルから水酸基 (3407 cm<sup>-1</sup>),カルボニル基 (1712...

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  • 新規epoxide-free (-)-DHMEQ誘導体の分子デザイン・合成と抗炎症活性

    Sidthipong Kulrawee, 小林 進, 梅澤 一夫 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Poster39-, 2014

    ...まずSH基はエポキシ環を求核攻撃するが反応はカルボニル基のα-位に選択的に起こり1分後には最初のadductが得られる。そしてFAB-MSでM+ 497を示した4時間後の最終生成物は意外にも、サリチル酸部位が2つ離れたヒドロキシ基に転位した最終型adductであった(8)。...

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  • 高度に官能基化された単環性phloroglucinol類の全合成

    西村 栄治, 大船 泰史, 品田 哲郎 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Poster18-, 2014

    ...sup> 10に対してn-ペンチル基およびイソブチル基をもつアルキルハライドを求電子剤として用い,アルキル化を試みた.しかし,O-アルキル体が主成分として得られ,望むC-アルキル体は全く得られなかった.そこで,段階的なアルキル化に切り替えた.valeryl chlorideを用いたフリーデルクラフツ反応により6をアシル体11aへと変換した.次いでNaOMe存在下,テトラメチル化して12aを得た.側鎖カルボニル...

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  • フレキシザイム

    長野 正展, 吉冨 徹, 菅 裕明 ファルマシア 50 (8), 789_2-789_2, 2014

    ...フレキシザイムとは,カルボニル基に特定のベンジル基でエステル化したアミノ酸とtRNAの3’末端に位置するリボース水酸基との間でのエステル交換反応を触媒し,アミノアシル化tRNAを形成させる人工RNA酵素である.天然由来のアミノアシルtRNA合成酵素(ARS)は,対応するタンパク質性アミノ酸とそれに対応するtRNAを厳密に認識してエステル化し,アミノアシルtRNAを合成する.一方,フレキシザイムは,非...

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  • ノリッシュ反応

    多田 教浩 ファルマシア 50 (6), 553_2-553_2, 2014

    ...ノリッシュ反応はカルボニル化合物(ケトン,アルデヒド)の光反応であり,I型反応とⅡ型反応が知られている.ノリッシュI型反応では,光照射により励起カルボニル基となり,α位の結合が均等開裂することでラジカル種(アシルラジカル,アルキルラジカル)を与える.発生したラジカル種は,脱カルボニル化,不均化,水素引き抜きなどにより種々の生成物となる.一方,ノリッシュⅡ型反応では,励起カルボニル酸素によってγ位の炭素...

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  • 光劣化したセルロース繊維製品のFTIR分析

    金井 まゆみ, 小原 奈津子 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 66 (0), 14-, 2014

    ...<b>結果</b> キセノン光暴露後におけるカルボキシル基の増加は,レーヨンに顕著に表れた.一方,麻,綿ではその増加は少なかった.光照射によりカルボニル基が顕著に増加した試料は,強度も大きく低下したことから,セルロースの酸化が強度低下を引き起こす重要な一因であることが示唆された. FTIR法による結晶化度の変化は認められなかったが,X線回折でもこれと同じ結果であった....

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  • 量子化学計算支援によるEpoxyrousseone類の構造決定

    本村 優奈, 狩原 恭平, 田中 和明, 前多 隼人, 根平 達夫, Hehre Warren, 橋本 勝 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Poster21-, 2014

    ...スペクトル解析の結果、二つの候補4H-benzo[g]chromen-4-one A, 3aH- enzo-5,6]cyclohepta[1,2-b]furan-4(5H)-one Bに絞り込んだが、4位カルボニル炭素がいずれのプロトンともHMBCの相関を示さず、また赤外吸収スペクトルにおけるカルボニル基由来の吸収(1655 cm<sup>-1</sup>)も、構造に歪みがあるためかシクロへキセノン...

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  • 多成分連続反応を利用する抗腫瘍活性テルペンPaesslerin Aの全合成

    茂木 雄三, 稲永 風人, 石井 崇之, 徳山 英利, 井原 正隆, 山岡 庸介, 山田 健一, 高須 清誠 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Poster36-, 2014

    ...その際、5員環カルボニル基、6-4員環の核間位ヒドロキシ基、および4員環上のカルボキシル基を足掛かりとした官能基変換を検討した。種々試行錯誤した結果、核間位ヒドロキシ基に導入した配向基を足掛かりにすることで、シクロヘキサン環上のC–H結合を官能基化することに成功した。...

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  • Pd触媒反応を鍵とする神経栄養因子様物質ジアジフェニンの形式合成

    原田 研一, 今井 顕子, 久保 美和, 福山 愛保 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Oral45-, 2014

    ...<sup>1, 2</sup>このため,1は合成ターゲットとしても注目を集めることとなり,世界中で合成研究が盛んに行われきた.2004年Danishefskyら<sup>2</sup>がカルボニル基のα位置換反応を基軸とする経路で1の初めての全合成を達成して以来,2011年にはTheodorakisら<sup>3</sup>により、続く2012年にはZhaiら<sup>4</sup>によってそれぞれ...

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  • 活性炭を用いた水中芳香族の吸着除去特性

    山浦 弘之, 徳田 将平, 相方 邦昌, 八尋 秀典, 津田 隆久 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2013f (0), 156-, 2013

    ...その結果、活性炭表面にカルボニル基が存在する場合に、フェノール吸着量の減少が認められた。本研究では、市販の活性炭を用いてベンゼン水溶液を流通させたときの破過特性の評価を行い、活性炭の表面官能基との関係などについて検討した。...

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  • 立体選択的THF環形成反応を用いた プラコルトンL,N,Pの全合成研究

    山田 剛史, 佐藤 翔吾, 徳留 健正, 豊田 親宏, 杉村 秀幸 天然有機化合物討論会講演要旨集 55 (0), PosterP-9-, 2013

    ...このカルボニル基をWittig反応によりメチレン基に変換し、ヨードラクトン化により再び閉環すれば、シス縮環したラクトンが生じるためにヨードメチル基はβ</p><p>(View PDFfor the rest of the abstract.)</p>...

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  • Acetylaranotinの全合成と類縁化合物の構造決定

    藤原 栄人, 黒木 太一, 岡谷 駿, 山田 香織, Sappan Malipan, 伊坂 雅彦, 岡野 健太郎, 徳山 英利 天然有機化合物討論会講演要旨集 55 (0), Oral5-, 2013

    ...その後、エノールトリフラート20を経るカルボニル基の還元的除去によりジヒドロオキセピン21を合成した。</p><p>【ジヒドロオキセピンの二量化】興味深いことに、ジヒドロオキセピンの二量化反応では、ジヒドロオキセピン21から誘導した非天然型の立体化学を有するアミン22とカルボン酸23を用いることが必須であった。...

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  • ゲフィロトキシンの全合成:Nーメトキシアミドに対する官能基選択的な求核付加反応の開発と応用

    佐藤 隆章, 白兼 研史, 和田 崇正, 寄立 麻琴, 南川 亮, 高山 展明, 千田 憲孝 天然有機化合物討論会講演要旨集 55 (0), Oral4-, 2013

    ...アミドのカルボニル基はケトンやエステルに比べ、求電子性が極端に低いために求核付加反応が困難である。一般的な求核付加の手法としては、アミド基を高活性中間体(例:イミド2、チオアミド3)へと活性化した後、グリニャール試薬などの強力な求核剤を付加する(1→2, 3→4)<sup>1)</sup>。しかし、この手法では、活性化段階による工程数の増加と、強い求核剤による低い官能基選択性が問題であった。...

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  • PMMA/PVAブレンドの成分間の相互作用

    中村 吉伸, 福田 知由, 仮屋 瑛二, 藤井 秀司 Journal of The Adhesion Society of Japan 49 (7), 237-243, 2013

    ...分子軌道法による成分モノマーユニット中の原子の電荷の計算結果から,PMMA のカルボニル基と PVA のヒドロキシ基間の強い分子間相互作用が示唆された。1分子中にカルボニル基とヒドロキシ基を有する低分子化合物を,相溶化剤として PMMA/PVAブレンドに添加すると分散性が著しく向上した。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • キトサンに担持した銅(II)化合物による還元性有機化合物の検出

    小倉 祚平, 井上 正之 化学と教育 61 (2), 86-89, 2013

    ...この試薬は水酸化ナトリウム塩基性条件下,アルデヒドやケトンのカルボニル基のα位にヒドロキシ基と水素原子とが結合した構造を有する有機化合物を検出することができる。また得られた実験結果をもとに,グルコースの還元性の原因となる構造に関する考察を行った。...

    DOI Web Site 参考文献17件

  • ポリブチレンテレフタレート–ポリテトラメチレングリコールブロックコポリマーの光劣化の波長依存性

    永井 靖隆, 櫻井 剛, 上乃 均, 小林 幸治 高分子論文集 69 (4), 160-165, 2012

    ...の光を照射したときに起こり,310 nmの波長の光を照射した試料でもっとも著しいことが明らかとなった.310 nm以下の波長の光を照射した試料において,光劣化生成物が生成し,310 nmの波長の光を照射した試料で最大の生成量を示した.これらの結果から,PBT-<i>block</i>-PTMGの光劣化の閾値は約310 nmであり,光劣化はn,π<sup>*</sup>状態に励起したPBTブロックのカルボニル...

    DOI 参考文献8件

  • ポリアクリレート-金属界面相の物性と構造

    松田 靖弘, 加藤 義尚, 田坂 茂 Journal of The Adhesion Society of Japan 47 (3), 89-97, 2011

    ...ボリアクリレート中のカルボニル基と界面金属との相互作用によって,高分子鎖の運動性が低下した界面相の形成が見られた。一方で,高分子から金属への影響を調べるために低融点の合金を高温でポリアクリレーと機械的に混合することによって,両者のコンポジットを得た。このコンポジット中での金属の融解・結晶化挙動や構造をDSC,透過型電子顕微鏡観察,X線回折測定,レオロジー測定などから考察した。...

    DOI Web Site 参考文献29件

  • ヘキサベンゾコロネンを骨格とするπ拡張キノンの合成

    山口 龍一, 廣戸  聡, 忍久保 洋 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2010 (0), 1P43-1P43, 2011

    ...本研究では、Ir触媒を用いた直接ホウ素化反応により、HBC周辺の直接官能基化に初めて成功し、ヒドロキシ基、カルボニル基への変換にも成功した。カップリング反応を用いた、HBCへの多様な修飾による応用が期待できる。...

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  • フルフリルアルコール誘導体のPaterno-Buchi反応の選択性に及ぼす水酸基の効果

    薮野 洋平, 平賀 良知, 安倍 学 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2010 (0), C11-C11, 2011

    ...しかしながら、励起状態カルボニル基を経由するので、位置及び立体選択性の制御は困難であるとされてきた。本研究では、近年見出された位置及び立体選択性に及ぼす水酸基の効果について検証した研究を報告する。...

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  • カルボニル基を導入したチオフェン、あるいは、チアゾールを骨格とする共役化合物の合成、物性とFET特性

    家 裕隆, 二谷 真司, 竹谷 純一, 関 修平, 辛川 誠, 安蘇 芳雄 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2010 (0), C22-C22, 2011

    本発表では電子輸送能を持つ新規な有機電界効果トランジスタ材料について報告する。共役末端にトリフルオロアセチル基を導入したチオフェン2量体を開発し、薄膜、および、単結晶を活性層とするトランジスタ素子を作製し、電子移動度を評価した。さらにTRMC法での電子移動度評価も行った。電子受容性の高いカルボニル架橋ビチアゾールと末端トリフルオロアセチル基を組み合わせた共役化合物においては、良好な電子移動度に加…

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  • 開口フラーレンの構造変換と有機薄膜太陽電池への応用

    森中 裕太, 村田 理尚, 村田 靖次郎, 吉川 整, 佐川 尚, 吉川 暹 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2010 (0), A27-A27, 2011

    ...今回、高い溶解性をもつ開口C<SUB>60</SUB>誘導体を新たに合成し、MeMgClとの反応を試みたところ、開口部のカルボニル基への1,2付加が進行することがわかった。さらに、得られたアルコール体は酸性条件下にて渡環反応を起こすことを見出した。合成した新規開口C<SUB>60</SUB>誘導体を用いた有機薄膜太陽電池の特性評価についても報告する。...

    DOI

  • 高分子担持型機能性触媒の開発

    門口 泰也, 佐治木 弘尚 高分子論文集 68 (5), 232-241, 2011

    ...することは困難である.筆者らは絹より単離された天然ポリマーであるフィブロイン(Fib)と窒素性塩基を多数有する人工ポリマーであるポリエチレンイミン(PEI)にパラジウムを担持することで,アミンや硫黄化合物など触媒毒の添加を必要としない,すなわち,担体の物性に基づく官能基選択的接触還元触媒(それぞれ Pd/Fib および Pd/PEI)を開発した.Pd/Fib を触媒とすると,分子内に存在する芳香族カルボニル...

    DOI 参考文献55件

  • Cu/Zn触媒を用いた低温メタノール合成のDRIFTs触媒解析

    吉藤 栄祐, 米山 嘉治, 椿 範立 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2011f (0), 139-139, 2011

    ...これらの反応で消滅していくカルボニル基を<I>in-situ</I>のIRで観測し、各触媒で反応速度を調べたところ、Cu/ZnO=1/1の触媒が最も活性が高いことが分かった。...

    DOI

  • C60添加ポリスチレン-block- ポリブタジエン-block-ポリスチレンに対するUV光照射の影響

    熊谷 隆秀, 山田 英介, 稲垣 愼二, 曽根 一祐 Journal of The Adhesion Society of Japan 46 (8), 289-295, 2010

    ...その試料の照射表面のIR測定から,312nmに極大波長を持つUV照射では,照射時間とともにヒドロキシペルオキシド基が生成した後,カルボニル基が生成する一重項酸素の生成に起因するブタジエン鎖の架橋が進行するのに対し,さらに,254nmの波長を併用したUV照射試料では,両基がほぼ同時に生成して増加する通常のUV架橋が進行することを認めた。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献14件

  • シクロヘキサノンのBaeyer-Villiger酸化反応における酸化剤添加法の影響

    富岡 和志, 大野 了平, 市橋 祐一, 西山 覚 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2010f (0), 51-51, 2010

    ...そこで過酸の代わりに酸化剤として副生成物がH<SUB>2</SUB>OであるH<SUB>2</SUB>O<SUB>2</SUB>、触媒としてH型βゼオライトの酸点でカルボニル基を活性化させることにより、環境に低負荷な反応を行うことができる。...

    DOI

  • ヒスチジンとグリセルアルデヒドの関与するメイラード反応生成物の化学構造と抗酸化作用

    臼井 照幸, 端田 寛子, 木下 菜穂, 早瀬 文孝 日本調理科学会大会研究発表要旨集 22 (0), 217-217, 2010

    ...【目的】メイラード反応はカルボニル基(糖など)に対するアミノ基(タンパク質、アミノ酸など)の求核反応を起点とする一連の化学反応である。今回、ヒスチジンとグリセルアルデヒドの関与するメイラード反応生成物の化学構造と抗酸化作用について検討した。 【方法】ヒスチジン(0.1M)およびグリセルアルデヒド(0.1M)を0.2Mリン酸緩衝液(pH7.0)に溶解し、80℃で1時間加熱した。...

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  • ケトン類を用いたジエン系ポリマーの光酸化分解

    亀田 純一, 香西 博明 マテリアルライフ学会誌 21 (2), 79-84, 2009-06-30

    ...ポリイソプレンの劣化生成物は溶解性が著しく向上し,種々の有機溶媒に可溶となった.最適条件下で天然ゴム,<i>cis</i>-1,4-ポリブタジエン,1,2-ポリブタジエン,スチレン-ブタジエン共重合体の光分解を行った結果,同様に低分子量化し,分子量5,000~8,000程度の劣化生成物となった.FT-IRおよび<sup>1</sup>H-NMRによる劣化生成物の構造解析を行った結果,新たにヒドロキシル基やカルボニル...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 増感剤存在下における加硫ゴムの固-液系光分解

    亀田 純一, 香西 博明 マテリアルライフ学会誌 21 (1), 26-32, 2009-02-28

    ...経時変化の観察から紫外線照射時間は72時間程度で十分であることがわかった.スチレン-ブタジエン共重合体の加硫ゴムは低分子量化するものの,<i>cis</i>-1,4-ポリイソプレン,天然ゴムと比較して顕著な光分解を示さなかった.劣化生成物は溶解性が著しく向上し,種々の有機溶媒に可溶となった.FT-IRおよび<sup>1</sup>H-NMRによる劣化生成物の構造解析を行った結果,新たにヒドロキシル基やカルボニル...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • ジエン系ポリマーの光分解に及ぼすニトロ化合物の影響

    香西 博明, 松坂 友介, 亀田 純一 マテリアルライフ学会誌 21 (1), 20-25, 2009-02-28

    ...光分解におよぼすニトロ化合物の影響について検討を行った.増感剤には1-ニトロナフタレンと1,5-ジニトロナフタレンを,また比較としてニトロ基を持たないナフタレンを用い水銀ランプによって紫外線照射を行った.反応は,ニトロ増感剤を添加することにより容易に進行し,IRは短時間で分子量3,700程度の劣化生成物となり種々の有機溶媒に可溶となった.また機器分析による反応生成物の構造解析から,ヒドロキシル基やカルボニル...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • アルギン酸塩のγ線照射分解についての一考察

    Le Quang LUAN, 長澤 尚胤, Vo Thi Thu HA, 中西 友子 RADIOISOTOPES 58 (1), 1-11, 2009

    Alginate of an average molecular weight(M<SUB>w</SUB>) of approx. 900kDa with the ratio of M(mannuronate)/G(guluronate)about 1.3 in aqueous solution was irradiated with <SUP>60</SUP>Co gamma-rays at …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献53件

  • チオフタリドに基づくTTF誘導体及び関連化合物のFET特性

    西脇 篤史, 西田 純一, 山下 敬郎 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2009 (0), 224-224, 2009

    ...チオフタリドはカルボニル基を有し、Wittig反応などを用いてπ共役系を拡張させることが出来る。  本研究では優れた電子供与性を有し、強い分子間S-S相互作用を示すTetrathiafulvalene(TTF)をチオフタリド及びチオナフタリドに導入したπ共役化合物を合成し、そのFET測定を行なった。...

    DOI

  • 新規三座配位子を用いた超原子価5配位窒素ラジカルカチオン種の合成の試み

    中辻 惇也, 山本 陽介 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2009 (0), 195-195, 2009

    ...2つのカルボニル基を配位子として有する立体的に堅固な新規三座配位子の合成に成功し、中心にジメチルアミノ基を導入した。この化合物に対し、さまざまな酸化剤を用いて一電子酸化を行なったところ、ESRにおいて窒素ラジカルカチオン種由来と思われるシグナルが観測された。また、量子化学計算においては、目的の窒素ラジカルカチオン種が5配位構造をとる可能性が高いという結果が得られた。...

    DOI

  • 金属・化学物質による核酸損傷・遺伝子発現撹乱とそれらの制御要件

    安藤 基純, 牧野 令奈, 中井 剛, 西野 義彦, 植田 康次, 戸田 千登世, 岡本 誉士典, 西田 博之, 小嶋 仲夫 日本トキシコロジー学会学術年会 36 (0), 3015-3015, 2009

    ...カテコール環側鎖にα-カルボニル基を導入すると、上記損傷は抑制された。その機構として、金属との錯体形成による酸化還元サイクルの停止がUV, NMR解析などから示唆された。SH化合物とH<SUB>2</SUB>SeO<SUB>3</SUB>の反応により得たSS結合間にSeを複数含む新規多核Se化合物は、酸化的核酸損傷を効果的に抑制した。...

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  • ポリ(メタクリル酸メチル)へのベンゾフェノン誘導体の光グラフト反応

    大嶽 知之, 高岡 利明, 中川 勝 高分子論文集 66 (3), 111-117, 2009

    ...ベンゾフェノン誘導体の減少率の算出と,ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)測定によるベンゾフェノン誘導体と PMMA とが結合した割合(グラフト化率)を算出した.4 種類のベンゾフェノン誘導体として,ベンゾフェノン(BP),4-メトキシベンゾフェノン(MBP),2-デシルオキシ-4-メトキシベンゾフェノン(2D4MBP),4-フェニルベンゾフェノン(PBP)を用いた.FTIR 測定によるベンゾフェノン誘導体のカルボニル...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • カルコン誘導体の酸化防止および光酸化防止活性

    大勝 靖一, 佐藤 琢磨 Journal of the Japan Petroleum Institute 51 (5), 298-308, 2008

    ...<i>p</i>-クマル酸に付与されたA環の水酸基はその<i>o</i>-位のカルボニル基と一緒になって紫外線吸収能(光酸化防止能)を示した。C3連結鎖の炭素─炭素二重結合はA環とB環を共役系で連結し,酸化防止能および光酸化防止能の向上に寄与することが分かった。これらの情報に基づき,新しい高活性なポリマー添加剤を分子設計した。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 逐次吸着法で調製した担持Pt-Sn触媒上でのγ-ブチロラクトンの水素化

    河井 一郎, 国沢 雅晴, 市橋 祐一, 西山 覚 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2008f (0), 20-20, 2008

    ...Pt表面を選択的にSnで修飾し、表面Sn/Pt比を制御した本触媒は、水素活性を持つPtとカルボニル基活性を持つPtSn合金を含むSn種が極近傍に存在するため、最大収率は90.3 %に達し(Ptのみの触媒では、3.3 %)、このような環状エステル化合物の水素化触媒として非常に効果的であった。...

    DOI

  • 紫外線照射及び酸化ストレスによる蛋白質中のアミノ酸のラセミ化

    藤井 紀子 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2008 (0), 40-40, 2008

    ...この結果からAsp残基のD-体化は、隣接残基のイミノ基のNの不対電子が側鎖のカルボニル基を攻撃し、5員環イミドを形成し、このイミド上で反転し、加水分解してD-β-Aspとなることが判明した。従ってAsp残基の反転はイミド体が形成されやすいかどうかに依存している。...

    DOI

  • 溶液系における加硫ゴムの光分解に及ぼす増感剤の影響

    亀田 純一, 柴田 泰裕, 香西 博明 高分子論文集 65 (7), 465-470, 2008

    ...</i>-1,4-ブタジエン,1,2-ポリブタジエン,スチレン-ブタジエン共重合体の加硫物は低分子量化するものの,<i>cis</i>-1,4-ポリイソプレンおよび天然ゴムの加硫物と比較して顕著な光分解を示さなかった.劣化生成物は溶解性が著しく向上し,種々の有機溶媒に可溶となった.FT IR および <sup>1</sup>H NMR による劣化生成物の構造解析を行った結果,新たにヒドロキシル基やカルボニル...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献10件

  • 角層タンパク質のカルボニル化による肌透明感の低下

    岩井 一郎, 桑原 智祐, 平尾 哲二 日本化粧品技術者会誌 42 (1), 16-21, 2008

    It has been reported in recent years that the carbonyl modification of protein plays a part in various diseases. The existence of the protein carbonylation in the stratum corneum also came to be …

    DOI 被引用文献1件

  • 5(6)位に電子吸引性基を導入したベンズイミダゾールニトロニルニトロキシド誘導体の合成と磁気的性質

    福元 彰朗, 吉岡 直樹 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2008 (0), 173-173, 2008

    ...本研究ではベンズイミダゾールニトロニルニトロキシドの複素環5(6)位にホルミル基、シアノ基、メトキシカルボニル基などの電子吸引性基を導入した各種誘導体を合成し、SQUID磁束計を用いた低温磁気測定を通して、その置換基効果を検討することを目的としている。また、これらの結晶構造が明らかとなった際には構造と磁気特性との相関についても考察し発表する予定である。...

    DOI

  • アントラセン-アセチレンオリゴマーの化学 - 環状二量体の合成,構造および立体化学

    豊田 真司, 大西 宏幸, 宮本 和明, 岩永 哲夫, 田原 一邦, 奥畑 智, 戸部 義人 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2008 (0), 312-312, 2008

    ...アントラセンの1,8位をアセチレンまたはジアセチレンで連結した3系統の環状二量体をカップリング反応を用いて合成し,化合物の構造や性質を研究した.X線構造解析によると2つのアントラセンをアセチレンで連結した化合物はほぼ平面であるが,一方のアントラセンをアントラキノンに変えた化合物では,内側に向いたカルボニル基の立体障害のため面外ひずみが観測された.後者の化合物は溶液中で自己会合を起こし,またグラファイト...

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  • <I>N</I>-置換-4-フェニルテトラヒドロイソキノリン誘導体の立体構造とCH/π相互作用

    末澤 裕子, 淺見 真年, 河野 雄次, 山口 佳隆, 禅 知明 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2008 (0), 248-248, 2008

    ...<BR><I>N-t</I>-ブトキシカルボニル-<I>trans</I>-アリル-4-フェニル-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン(トランス体)ではN-CO結合回りの回転障壁は64.4kJ/molであり,シス体に比べ4kJ/molほど低く,また,一般的な芳香族アミド類と大きな違いはなかった.このトランス体ではブトキシカルボニル基の<I>t</I>-ブチル基のCHと4位のフェニル基とがCH/π...

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  • ピリジンが縮環したポルフィリンの合成と性質

    徳地 澄人, 忍久保 洋, 大須賀 篤弘 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2008 (0), 51-51, 2008

    ...この化合物は外骨格に窒素原子とカルボニル基を有する。そのX線結晶構造解析により判明した構造及び光物性を報告する。...

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  • 分子性有機鉱物イドリアライトにみられる離溶組織

    越後 拓也, 木股 三善, 清水 雅浩 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2007 (0), 226-226, 2007

    ...その結果、前者にはカルボニル基やヒドロキシル基を持った極性分子が含まれており、後者には、ピセン分子を主成分をした、非極性分子が含まれていることが判明した。この結果は、有機分子の極性の有無、すなわち結合様式の違いによって、結晶化する際に極性分子と非極性分子が分離し、ラメラ状組織が形成されたことを示唆している。...

    DOI

  • カルバモイル基を有するβ-アリールトリフレートのソルボリシス

    大上 耕平, 臼井 聡, 岡村 睦雄 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 57 (0), 51-51, 2007

    ...カルボニル基についても逆電子供与共鳴による安定化の存在について議論されている。<BR> 以前、本研究室では3級カチオンよりも不安定なため、共鳴による安定化の要求度の増加が期待できる2級反応中心のフェノニウム炭素陽イオン中間体を経て反応するβ-フェニルエチルエステルのアセトリシスにおいて、カルボニル基の逆電子供与共鳴の存在を明らかとした。...

    DOI

  • 核酸塩基間におけるプロトン交換反応についての理論化学的研究

    正木 竜太, 相田 美砂子 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 57 (0), 59-59, 2007

    ...核酸塩基は水素結合サイトにカルボニル基またはアミノ基を有しており、これらの官能基による水素結合によって安定な塩基対を形成している。また、これらの官能基は非常に互変異性化を起こしやすいことも知られている。...

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  • クラウンエーテル-アミン型ロタキサンの構造と性質

    中薗 和子, 高田 十志和 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 37 (0), 23-23, 2007

    ...今回、我々はこのアンモニウム塩をアルキル化して得られる3級アンモニウム塩が塩基により中和できること、さらに2級アンモニウム塩をトリクロロエトキシカルボニル基で保護した後、還元すると中性のアミン型ロタキサンが得られることを見出した。発表ではアミン型ロタキサンおよびその誘導体の構造、および性質について報告する。...

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  • 5-置換ナフチルニトロニルニトロキシド誘導体とその遷移金属錯体の合成および磁気特性

    本橋 隼, 浦口 玲子, 小出 泰之, 中村 暢男 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 37 (0), 174-174, 2007

    ...1-ナフトエ酸メチルから出発して,5-位にメトキシカルボニル基もしくはスチリル基をもつ1-ナフチルニトロニルニトロキシドを合成し,これらの磁気特性を評価した。また,これらの遷移金属錯体を合成し,磁化率測定の結果から磁気特性を検討した。X線結晶構造解析の結果と合わせて報告する。...

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  • アシル化合物のS<SUB>N</SUB>2反応の経路に関する実験的研究

    片山 美佳, 吉村 亘由, 山高 博 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 57 (0), 60-60, 2007

    ...すでにわれわれは分子軌道法計算の結果により、フェナシルクロリドと水酸化物イオンの気相中での反応は、α炭素に求核剤が直接攻撃するのではなく、カルボニル基への付加中間体を経て分子内置換反応で進行しているということを報告した。そこで実際に実験的手法を用い、カルボニル付加中間体を経由した反応で進行しているかどうかを検討し、加速の原因を解明する。...

    DOI

  • ラクトン構造をもつ新しい開口フラーレンの合成と性質

    加藤 圭祐, 村田 理尚, 小松 紘一, 村田 靖次郎 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 37 (0), 163-163, 2007

    ...後者の化合物の開口部に硫黄原子を挿入したものを<I>m</I>-CPBAを用いて酸化する反応は、水存在下では硫黄部位がスルフィニル基に酸化され、さらに水分子が5員環カルボニル基に付加し、渡環した誘導体が生成した。...

    DOI

  • 金属および還元物質の核酸への近接性と損傷作用

    植田 康次, 大林 学武, 小嶋 仲夫 日本トキシコロジー学会学術年会 34 (0), 1005-1005, 2007

    ...私たちは,カテコールおよびパラキノンがカルボニル基誘導体化によって損傷性を失うことを見出していた.この作用抑制の機序を明らかにするために,損傷作用発現に関係する各種因子について化合物ごとに検討したところ,化合物の還元力やROS産生能には核酸損傷強度への対応は見られなかったにもかかわらず,DNAの構造変化を表すCDスペクトルに顕著な違いが現れた.この結果は,金属および還元物質とDNA分子の直接的な相互作用...

    DOI

  • 中国西北部(寧夏)毛烏素沙漠における方核沙障に使われたムギワラによる砂地のクラスト形成

    金, 貞福, 邵, 順流, 黄, 勝澤, 蘭, 澤松, 飯山, 賢治 東京大学農学部演習林報告 (116) 101-112, 2006-12

    ...クラストのC、N含有量が著しく高く、イオン化示差スペクトル(Δεi)と赤外線吸収スペクトル結果からクラスト中の有機物はp-位に遊離の水酸基をもつ芳香核、芳香核と共役するカルボニル基、メトキシル基の特徴を示した。キシロースはクラスト有機物の主な構成糖成分で、ムギワラ由来であることが明らかになった。沙障1年経ったムギワラのリグニンの化学構造は堆肥化2週間のムギワラと一致した結果がえられた。...

    日本農学文献記事索引

  • 脳卒中時の心筋障害について : ラット脳虚血再灌流モデルを用いた検討

    文, 娟, 渡辺, 賢一, 水戸, 沙耶佳, Paras, Prakash, 馬, 梅蕾, Narasimman, Gurusamy, Suresh, Palaniyandi S., Kamal, Fadia A., Punniyakoti, Veraveedu T., 国崎, 恵, Elbarbary, Reyad A., 太刀川, 仁, 小玉, 誠, 相澤, 義房 新潟医学会雑誌 120 (9), 504-512, 2006-09

    ...)染色における非染色範囲の増加がみられ,さらにGSHPxの減少・たん白カルボニル基及び誘導性iNOS活性反応の増加が見られた.また,心筋組織中の細胞死とp38 MAPK活性は著しく上昇した.以上の結果より,脳虚血再灌流モデルでは心障害がみられ,交感神経系・酸化ストレス誘導・p38 MAPKシグナルなどが関連すると推定された....

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • 高極性単官能モノマー含有エポキシ樹脂の接着強さ発現機構

    岸 肇, 植澤 和彦, 稲田 雄一郎, 西田 裕文, 松田 聡, 佐野 紀彰, 村上 惇 Journal of The Adhesion Society of Japan 42 (6), 224-230, 2006

    ...FT-IR解析を行ったところ,GPI添加系の場合,イミド骨格(カルボニル基)が接着界面近傍に高濃度に存在することが知られた。高極性を有するGPIは高極性表面を持つ金属被着体との親和性が高く,被着体表面近傍に硬化中に引きよせられ,両者の引力的相互作用により接着強さ向上をもたらしたと考えられる。...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献32件

  • 集積型分子導線の創製を目ざしたTTF縮環[18]アヌレン類の自己会合とレドックス特性

    江野澤 英穂, 高橋 健, 長谷川 真士, 伊与田 正彦 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 18 (0), 360-360, 2006

    ...しかしながら、置換基として導入されたアルコキシカルボニル基の電子吸引効果のために、TTF部分のドナー性が大きく低下しており、酸化状態における検討が不十分であった。そこで今回、電子供与性の置換基であるアルキルチオ基を導入した誘導体を合成し、溶液状態における会合挙動と酸化還元特性、並びに中間_から_固体状態のモルフォロジーと配列の制御について系統的な調査を行なったので報告する。...

    DOI

  • アシル化合物のSN2反応の機構に関する実験的研究

    片山 美佳, 山高 博 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 18 (0), 245-245, 2006

    ...α炭素原子がカルボニル基を持つ化合物のSN2反応は、一般的なアルキル基の反応と比べると極端に反応が加速されることが報告されています。この加速の原因を実験的に明らかにするために、原料にフェナシルクロリド、求核剤に水酸化ナトリウムを使って研究を進めています。この2つの物質を常温で反応させるとαヒドロキシアセトフェノンが生成し、さらに反応して安息香酸が得られることがこれまでの実験で明らかになっています。...

    DOI

  • 1,3-ジイミノインダン誘導体におけるプロトトロピーのキャラクタリゼーション

    武鹿野 陽子, 若林 英嗣, 宮前 博, 小林 啓二 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 18 (0), 247-247, 2006

    ...インダン-1,3-ジオンの二つのカルボニル基にアニリン類を縮合させたジイミノ化合物について、プロトトロピーに伴う互変異性構造のキャラクタリゼーションを行った。固体状態ではX線結晶解析よりアミノ-イミノ体の形で分子間水素結合のネットワークを形成していることがわかった。ところが、溶液状態ではジイミノ体とアミノ-イミノ体が共存していることを、1-H-、13-C-の各NMRから見出した。...

    DOI

  • チミンダイマー(6-4)生成物の光回復酵素による修復過程についての理論化学的研究

    飯田 裕美, 相田 美砂子 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2006 (0), JP09-JP09, 2006

    ...カルボニル基の3個のO原子をS原子に置換した7種類の類似体について同様の計算を行い、光回復酵素の働きを阻害する候補化合物の設計を試みる。計算の結果、阻害過程において中間体及び二つの遷移状態を得た。O原子をS原子に置換すると反応の活性化エネルギーが高くなる事を見いだした。...

    DOI

  • 単糖の変換経路の自動生成システム

    野中 利之, 田嶋 聖彦, 服部 秀雄, 新井 邦夫 Journal of Computer Chemistry, Japan 5 (2), 59-74, 2006

    ...バイオマスを構成する糖類は、一般にそれぞれの構成炭素が1個の酸素を保有し、その中の1つの炭素がカルボニル基となっている他は、全体に水素で飽和されている。このことから、炭素・水素・酸素を構成元素とする化合物は、原理的に同一炭素数の単糖または単糖の水和物を出発原料として、不要な水素と酸素を脱離させた反応中間体を経由することによってほとんどすべてを誘導することが可能である。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献26件

  • 高配位型ブチルスタナトランを用いた芳香族化合物の光アルキル化反応における溶媒効果

    高島 健史, 西垣内 寛, 宅和 暁男 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 18 (0), 235-235, 2006

    ...高配位型モノアルキルスズ試薬であるブチルスタナトラン<B>1</B>は、ベンジル<B>2</B>との光反応において、極性溶媒であるアセトニトリル中よりも、非極性溶媒であるベンゼン中において、カルボニル基のブチル化を効率的に行うことを既に報告した。...

    DOI

  • 光照射後のナフトアントロンの蛍光増強

    大島 茂, 豊島 拓也, 大槻 孝之, 竹川 実 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2006 (0), JP14-JP14, 2006

    ...分子軌道法計算を行った結果、NTのカルボニル基に極性溶媒分子が配位すると吸収はブルーシフトして増大することが分かった。配位によりNTの項間交差が阻害され、その結果、蛍光の強度が増大すると考えられる。...

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  • ラクトン骨格を分子末端に持つ液晶化合物の合成と物性

    岡本 浩明, 恵良 恭平, 亀井 梨絵, 森田 由紀, 竹中 俊介 日本液晶学会討論会講演予稿集 2005 (0), 94-94, 2005

    ...本研究では分子末端にカルボニル基を付与した液晶材料の開発の一環としてcoumarin骨格およびそのジヒドロ体を含む化合物の合成し,その液晶物性,誘電特性を検討した。これらの物質は,混合系で誘電異方性を上昇させることがわかった。...

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  • アスファルトの光による劣化に及ぼす膜厚,波長ならびにカーボンブラック添加の影響

    山口 勝之, 佐々木 厳, 西崎 到, 明嵐 政司, 森吉 昭博 Journal of the Japan Petroleum Institute 48 (3), 150-155, 2005

    ...その結果,膜厚が薄くなるにつれて,特に200 μm以下の領域で,弾性率の増大や粘性の喪失,また酸化劣化を示すカルボニル基生成の増大など,劣化の程度が急激に著しくなることが確認された。<br> また,分光劣化試験による波長依存性を調査した結果,外観変化やカルボニル指数の挙動より,アスファルトの光による劣化には波長範囲300~400 nmの紫外線の影響が大きいことを明らかにした。...

    DOI HANDLE Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献6件

  • 高粘度改質アスファルトの紫外線劣化に関する研究

    焼山 明生, 佐々木 厳, 山口 勝之, 高橋 智子 舗装工学論文集 10 221-224, 2005

    Aggregate pop-out is one of the major damages of porous asphalt pavement. As for the causes of pop-out damage, initial performance of modified binders such as shear strength and brittleness at low …

    DOI 被引用文献1件

  • 金属イオンとの錯形成によるドナー・アクセプター連結系分子の光電荷分離

    大久保 敬, フェルナンデスラザロ フェルナンド, サストレサントス アンジェラ, 福住 俊一 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 55 (0), 46-46, 2005

    ...アクセプター部位にカルボニル基を有するドナー・アクセプター連結系分子(亜鉛フタロシアニン-ペリレンジイミドおよびトリニトロフルオレノン-フラーレン連結分子)のベンゾニトリル溶液に光照射を行うと、電荷分離状態は観測されず、分子内エネルギー移動のみが進行した。次に、マグネシウム過塩素酸塩やスカンジウムトリフラートなどのルイス酸を添加して光照射を行うと電荷分離状態が観測された。...

    DOI

  • α-置換ケトンのLiAlH<SUB>4</SUB>還元におけるキレーション効果

    金野 大助, 三浦 雅也, 友田 修司 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 55 (0), 9-9, 2005

    ...また、反応の初期構造の分子構造および分子軌道を検証したところ、この反応では初期段階からカルボニル基およびメトキシ基の二つの酸素がリチウムに配位した構造を取っており、その構造と分子軌道が面選択を決定する主要因となっていることが示唆された。...

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  • 甲状腺機能亢進症が筋原線維タンパク質の酸化還元動態に及ぼす影響

    山田 崇史, 三島 隆章, 坂本 誠, 和田 正信 理学療法学Supplement 2004 (0), A0423-A0423, 2005

    ...<BR><BR>【結果および考察】21日間の甲状腺ホルモンの投与により,ラットヒラメ筋における単収縮張力および強縮張力は有意な低値を示した.また,対照群に比べ実験群において,GSHの量は有意な低値を,また,カルボニル基の量は有意な高値を示した.細胞内において,GSHは抗酸化物質として作用していることから,甲状腺機能亢進症では,筋線維が酸化ストレスを受けると考えられる.一方,カルボニル基は,タンパク質...

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  • 水性エマルション塗料の架橋剤の性能評価

    北島 孝志, 本橋 健司, 鈴木 幸司 日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集 2005 (0), 22-22, 2005

    ...また、APAはケトン基以外のカルボニル基とも反応する可能性があり、ケトン基を含有しないエマルション樹脂の耐水性改善にも有効であると考えられるが、さらなる確認が必要であろう。...

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  • イネ登熟初期の高温により種子中のタンパクが受ける影響の品種間差異

    清 則子, 中泉 徹洋, 高田 昭, 石崎 和彦, 福山 利範, 三ツ井 敏明 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 367-367, 2005

    ...さらに、タンパクのカルボニル基に結合するビオチン誘導体biotinhydrazideを用いてタンパクの酸化状態を解析した結果、高温登熟障害の発生割合の高い品種では高温処理によって品種特異的にタンパク質が酸化されることが見いだされた。高温登熟障害の発生メカニズムに関与する要因について議論したい。...

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  • ルイス酸触媒によるシクロブテン縮環ホモキノン類の新規転位反応

    小泉 拓也, 原田 健司, 望月 衛子, 小久保 研, 大島 巧 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 17 (0), 62-62, 2004

    ...また、様々なキノン骨格の置換パターンの基質を合成し、二つのカルボニル基のルイス酸に対する配位能、および各段階の反応性について考察した。...

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  • キラルブレンステッド酸触媒によるC-H結合開裂を伴うβ-アミノ-α-ジアゾエステル化合物の不斉合成

    反町 啓一, 浦口 大輔, 寺田 眞浩 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 17 (0), 352-352, 2004

    ...しかしその合成法の多くは、カルボニル基のα位へのジアゾ基の導入あるいは、強塩基により発生させたジアゾエステルエノラートの求核反応を利用したものである。今回我々は、新規なキラルブレンステッド酸触媒を用い、親電子的なジアゾ化合物のイミンへの導入に成功するとともにその不斉触媒化を達成したので報告する。...

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  • 化学発光法による高分子塗膜の早期劣化評価技術

    安齋 潤子, 笠原 潔, 高柳 敬志 日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集 2004 (0), 51-51, 2004

    ...自動酸化反応での有機物の耐候劣化はカルボニル基の生成、一重項酸素の生成で検出する方法があった。熱エネルギーを与え励起それらの励起エネルギーが微弱の光を放出するのを最近感度よく検出できるようになった。本報告では化学発光を感度よく検出できる測定器で塗膜の劣化をふっ素樹脂塗料とポリウレタン塗料で比較した。...

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  • 7員環をコアとするバナナ型液晶の合成 (2)

    細谷 周平, 久保 勘二, 森  章 日本液晶学会討論会講演予稿集 2004 (0), 75-75, 2004

    ...現在,液晶科学で興味を持たれているバナナ型液晶の中央コアに,トロポンで代表される7員環を用い,液晶相がどのように変化するかを調べるため合成を行った.長鎖の化合物においてはB7相様のらせん状構造のみが確認されたが,中程度の脂肪鎖を持つ化合物においてはB7相様組織に加え,異なる光学組織を発現した.現在までの知見より,B7相様組織の発現には7員環に存在するカルボニル基が大きく寄与したものと考えている....

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  • 尿素骨格をもつ新規液晶化合物の合成と自己組織化

    岸川 圭希, 中原 翔一朗, 田中 誠次, 幸本 重男, 山本 忠 日本液晶学会討論会講演予稿集 2004 (0), 179-179, 2004

    ...これらの結果から、カラム内では分子がカルボニル基の方向に向かって、クロスしながらスタッキングしていると考えられる。...

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  • 乳牛ふん尿消化液に含まれる有機物の化学的特徴 : 曝気処理液および未処理液との比較

    保井 聖一, 筒木 潔, 明石 憲宗, 木村 義彰 日本土壌肥料学雑誌 75 (3), 321-327, 2004

    ...成分の増加を示した.FT-IRスペクトルにおける芳香族,カルボキシレート,カルボニル基成分/脂肪族成分のピーク面積比,ならびに芳香族,カルボキシレート,カルボニル基成分/多糖類成分のピーク面積比は,DHとそれぞれ高い正の相関関係を示した.以上の結果から,消化液は,未処理液や曝気強度の低い曝気処理液に比べ易分解性有機物の含有量が少なく,腐植物質の含有割合が処理条件にかかわらず高いことが明らかになった...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献5件 参考文献24件

  • 乳牛ふん尿消化液から抽出した腐植酸およびフルボ酸の化学的特徴

    保井 聖一, 筒木 潔, 明石 憲宗, 木村 義彰 日本土壌肥料学雑誌 75 (3), 347-354, 2004

    ...成分が多いことが明らかとなった.曝気処理液の腐植酸は,未処理液に比べ多糖類成分は減少したものの,脂肪族成分は変化しなかった.消化液および曝気処理液におけるPVP吸着フルボ酸のFT-IRスペクトルは,カルボキシル基およびカルボニル基の増加,フェノール成分および多糖類成分の減少を示した....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献6件 参考文献22件

  • チアカリックスアレーン修飾均一径ポリマー粒子の調製とその特性解析

    平 夏樹, 田中 信男, 細矢 憲 分析化学 53 (10), 1073-1077, 2004

    ...チアカリックスアレーンを導入した充填剤を調製し,液体クロマトグラフィーを用いて評価を行った.チアカリックスアレーンは4つ以上の<i>p</i>-アルキルフェノールを硫黄で架橋した環状化合物である.本研究では二段階膨潤重合法で調製した均一径ポリマー粒子の表面にカルボニル基を導入し,そこへスペーサーを結合させたチアカリックスアレーンを修飾した.評価にはアルキルベンゼンとキシレン,クレゾール,ベンゼンジオール...

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 参考文献20件

  • アスファルトバインダーの紫外線による劣化機構とカーボンブラック添加によるその抑制効果

    山口 勝之, 佐々木 厳, 明嵐 政司 Journal of the Japan Petroleum Institute 47 (4), 266-273, 2004

    ...その結果,飽和成分が酸素含有官能基(カルボニル基)を生成してレジン成分とアスファルテン成分へと変質することが分かった。また,芳香族成分についても,飽和成分とは異なる劣化機構によりレジン成分やアスファルテン成分へと変質することを示唆する現象が見られた。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献35件

  • パルプ漂白中のアルカリ―過酸化水素の役割

    友田 生織, 松本 雄二, 飯塚 堯介 紙パ技協誌 58 (3), 395-401, 2004

    Semi-quantitative method was developed for the determination of α-carbonyl structure in solid lignin. Deuteride reduction followed by nitrobenzene oxidation was applied to oxygen bleached softwood …

    DOI 参考文献4件

  • 廃タイヤの過酸化水素/ギ酸系による固相酸化分解

    臼倉 聡, 池田 唯一, 香西 博明 高分子論文集 61 (2), 95-101, 2004

    We have introduced a oxidation decomposition of large scrap tires and small scrap tires using hydrogen peroxide (H<SUB>2</SUB>O<SUB>2</SUB>) /formic acid (HCOOH). The optimum conditions were …

    DOI 被引用文献1件

  • N-(1,3,4-thiadiazol-2-yl)carboxamide類の合成と殺ダニ活性

    志賀, 靖, 岡田, 至, 福地, 俊樹 Journal of pesticide science 28 (1), 58-60, 2003-02

    ...カルボニル基の2-位に臭素原子または塩素原子を有し、チアジアゾール環の5-位にペルフルオロアルキル基を有する化合物が高い殺ダニ活性を示した。中でも2、2-ジブロモ-3、3-ジメチル-N-(5-ペンタフルオロエチル-1、3、4-チアジアゾール-2-イル)ブタン酸アミドが最も高い殺ダニ活性を示した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • 酸素バリアーシリカ膜によるポリプロピレンの耐放射線性の向上

    小林 慶規, 鄭 万輝, 伊藤 賢志, 于 潤升, 平田 浩一, 富樫 寿, 佐藤 公法, 岡 壽崇, 濱 義昌 RADIOISOTOPES 52 (9), 449-455, 2003

    <I>Organic polymers irradiated with high-energy radiation in the presence of oxygen are gradually oxidized through chemical reactions between free radicals and oxygen. Because oxygen permeation is …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • エチレン大気圧プラズマ処理におよぼすガス混合の影響

    片上 英治, 上原 徹, 片山 裕之 Journal of The Adhesion Society of Japan 39 (9), 327-333, 2003

    ...エチレンガスにアルゴン,窒素,二酸化炭素を混合することで堆積量は大きく増加したが,カルボニル基に由来する極性力成分も増加した。処理後のセロハン表面は糸状の堆積物が絡み合ったような構造であった。また,処理雰囲気によって堆積物の太さと絡み方が異なっていた。...

    DOI Web Site

  • 肝可溶性画分に存在する二重結合還元酵素とステロイド5α-reductaseの比較

    岸本 佳恵, 河野 陽一, 北村 繁幸, 太田 茂 日本薬物動態学会年会講演要旨集 18 (0), 165-165, 2003

    ...2)α,β-Ketoalkene double bond reductaseはカルボニル基が隣接した薬物の二重結合を還元する他に、15-ketoprostaglandinに対して二重結合還元活性を示したが、5α-reductase の基質であるtestosterone、progesteroneに対しては還元活性を示さなかった。...

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  • 緑藻ミルにおけるシフォナキサンチンからクロロフィルへのエネルギー移動過程の解析

    三室 守, 秋本 誠志, 村上 明男, 坂和 貴洋, 高市 真一, 山崎 巌 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 531-531, 2003

    ...海産大型緑藻ミルは、共役二重結合に共役したケトカルボニル基を持つという特殊な分子構造をしたカロテノイド、シフォナキサンチン (Sxn) を光合成色素として持つ。色素−タンパク質複合体内では Sxn の吸収帯は約 30 nm レッドシフトし、この色素からクロロフィル(Chl) への高いエネルギー移動効率によって、緑色光しか届かない海洋環境でも高い光合成活性を維持できることが知られている。...

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  • ラジカル連続反応を活用するハリクロリン類の合成研究

    高須 清誠, 大里 浩, 松下 健, 井原 正隆 反応と合成の進歩シンポジウム 発表要旨概要 29 (0), 214-215, 2003

    ...本法の最大の特徴は、カルボニル基等で活性化されていないC–H結合をラジカル転位により選択的に切断すること、及びそこで生じる炭素ラジカルを基点にスピロ中心を含む多連続不斉中心を一挙に選択的に構築することにある。 続いて、ラクタム (<b>5</b>) から4行程で C(5) 位の側鎖を立体選択的に導入し、ジエステル (<b>4</b>) に変換した。...

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  • 白色発光 Al2O3 添加ゾル-ゲルガラスの作製

    平光 亜衣, 早川 知克, 春日 敏宏, 野上 正行 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2003S (0), 405-405, 2003

    ...また、エタノールに1時間浸漬したのちに加熱したガラスでは、直接加熱したガラスに比べ量子効率が1.5倍以上増加したことから、エタノール浸漬もカルボニル基ラジカル形成に効果的であるといえる....

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  • α,β-不飽和ケトンの還元を司る新規ラット肝カルボニル還元酵素

    河野 陽一, 北村 繁幸, 竹下 光弘, 太田 茂 日本薬物動態学会年会講演要旨集 18 (0), 306-306, 2003

    ...【目的】多重結合とカルボニル基が隣接するα,β-不飽和カルボニル化合物は、ステロイド等の生体内物質や、薬物、食品添加物の部分構造として存在しており、種々の生理活性が知られている。これまで我々は、それらの代謝として芳香環の水酸化反応以外に、多重結合の還元を報告してきた。今回は、それらと同時に進行するカルボニル基の還元反応系について報告する。...

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  • ヒトpregnane X receptor (PXR) の活性化に関わる化合物の構造的特徴

    山上 紗絵子, 小林 カオル, 細川 正清, 千葉 寛 日本薬物動態学会年会講演要旨集 18 (0), 245-245, 2003

    ...また、プリミドンには他のバルビツール酸誘導体と異なり、遠位のカルボニル基が存在しない。このことから、バルビツール酸誘導体によるPXRの活性化には、疎水性の高い官能基および遠位のカルボニル基の存在が必要であると考えられた。ヒダントイン誘導体に関しては、エトトイン、フェニトインおよびメフェニトインがPXRを活性化したのに対し、ヒダントインはPXRを活性化しなかった。...

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  • 「ホヤ」加工廃棄物の利用に関する研究

    小浜, 恵子, 山口, 佑子, 大澤, 純也, 正木, 征史, 澤井, 秀幸, 長澤, 孝志 岩手県工業技術センター研究報告 = Research bulletin of the Iwate Industrial Research Institute (9) 193-195, 2002-08

    ...10%ホヤ粉末食をラットに投与した結果、血清アルコール、アセトアルデヒド濃度に差異はみられなかったが、ラット肝臓タンパク質のカルボニル基量が有意に減少しており、生体内で抗酸化性を有する可能性が示唆された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

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