◆第２６回ファンタジーＳ・Ｇ３（１１月６日、阪神競馬場・芝１４００メートル＝良）
１０頭で争われた２歳の牝馬限定重賞は、武豊騎手が騎乗した２番人気のウォーターナビレラ（牝２歳、栗東・武幸四郎厩舎、父シルバーステート）が無傷の３連勝で重賞初制覇を飾った。好位２番手から直線で抜け出すとゴール前の追い比べを制し、今年からデビューした父シルバーステートに重賞初タイトルを届けた。武豊騎手と武幸四郎調教師にとってもコンビで初の重賞制覇となった。勝ち時計は１分２１秒１。
３／４馬身差の２着に１番人気のナムラクレア（浜中俊騎手）が入り、さらに１馬身３／４差の３着には３番人気のママコチャ（藤岡佑介騎手）が続いた。
藤岡佑介騎手（ママコチャ＝３着）「スタートを決めて２番手くらいが取れたらと考えていましたが、半馬身くらい遅れてしまい、枠なりの競馬になったぶんの３着だと思います。もう少し内に入れたり、うまく立ち回っていたら良かったんですが。３コーナーでは外に振られるところもありました」
