JR横須賀線

線路冠水、復旧に12時間 排水トラブル

排水装置の故障でJR横須賀線が運転を見合わせ、復旧作業をする作業員ら=東京都千代田区で2015年12月6日午前9時27分、望月亮一撮影
排水装置の故障でJR横須賀線が運転を見合わせ、復旧作業をする作業員ら=東京都千代田区で2015年12月6日午前9時27分、望月亮一撮影

 6日未明、東京都千代田区のJR横須賀線の地下トンネルで、地下水をくみ上げる排水設備にトラブルがあり、レールが冠水した。JR東日本は復旧作業のため同線東京−品川間の運転を始発から12時間半にわたって見合わせ、午後5時半に再開した。排水設備に土砂が詰まったことが原因だという。

 冠水が起きたのは横須賀線の東京−新橋間で、地下トンネルの区間のなかでもとくに深くなっている地点。付近では約70メートルにわたって地下水があふれ、一部でレールが冠水した。

 同社によると、地下トンネルの排水設備は貯水槽にためた地下水を地上にくみ上げて排出するしくみになっている。地下水を地上に送る排水管に土砂が詰まったため、排水機能が低下し、貯水槽に異常な量の地下水がたまったことがトラブルの原因だという。

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