NEC、東京五輪の国内最高位スポンサーに
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は19日、NECと国内最高位のスポンサーとなる「ゴールドパートナー」の契約を結んだと発表した。NTT、アサヒビール、キヤノンに続いて4社目で、契約業種は顔認証、指紋認証などの安全技術やネットワーク関連の製品。
東京都内で記者会見した組織委の森喜朗会長は「世界最先端の技術を持つ生体認証や行動検知などのセキュリティー技術を導入いただき、大会の安全面をしっかりサポートしていただきたい」と期待を述べた。NECの遠藤信博社長は「(大会を)安心して楽しんでいただけるよう貢献したい」と語った。
原則1業種1社に限定されるゴールドパートナーは、大会ロゴやスローガンを広告で使用する権利や、五輪やパラリンピックの日本代表選手団への協賛権などを得る。組織委は1月に日本オリンピック委員会(JOC)と日本パラリンピック委員会(JPC)と合同での国内マーケティング活動を開始した。〔共同〕