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第19回
高齢化と関連する合併症「こがに」

2023/10/25
岩岡秀明(医療法人鎗田病院 糖尿病・内分泌内科)

フォト うまいもん/stock.adobe.com

 糖尿病の慢性合併症として、前回と前々回にご紹介した「しめじ」と「えのき」は以前から有名ですが、最近は「こがに」と「かきは」も加わっています。今回は「こがに」を解説していきます。「こ」の骨粗鬆症、「が」の癌、「に」の認知症は、患者の高齢化と共に増加してくる合併症です。

著者プロフィール

岩岡秀明氏(医療法人鎗田病院 糖尿病・内分泌内科)●いわおかひであき氏。1981年千葉大卒後、同大第二内科入局。2002年より船橋市立医療センターに勤務。2023年4月より現職。日本糖尿病学会専門医・研修指導医、同学会学術評議員、日本内科学会総合内科専門医、日本内分泌学会専門医。編著書は、「プライマリ・ケア医のための糖尿病診療入門」(日経BP)、「ここが知りたい! 糖尿病診療ハンドブック」(中外医学社)、「2ページで診療が変わる! 糖尿病・内分泌疾患ナレッジ100」(南山堂)など多数。

連載の紹介

岩岡秀明の「糖尿病診療のここが知りたい!」リターンズ
「岩岡秀明の『糖尿病診療のここが知りたい!』」が令和に復活。最新のエビデンス・ガイドラインに基づき、糖尿病診療で把握しておくべき知識、治療方針の組み立て方、患者指導の勘所、薬剤の使い分けなどについて、ベテラン糖尿病専門医である岩岡秀明氏が解説します。患者の病態や年齢、生活習慣に合わせたワンランク上の糖尿病診療のポイントとは?

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