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    「おかあさんといっしょ」歴代キャラクターを徹底紹介!人気順は?

    NHK Eテレの幼児番組「おかあさんといっしょ」では、これまでに14作品の人形劇が制作されてきました。そこで今回は、「おかあさんといっしょ」の人形劇に登場した歴代キャラクターを徹底的にご紹介します。また、キャラクターの人気順もお伝えします。

    「おかあさんといっしょ」とは何?

    NHK Eテレで長らく放送されている「おかあさんといっしょ」は、未就学児やその親御さんに人気のあるの幼児番組です。

     

    説明は多くはいらないかもしれないですが、この番組について、まずはご紹介します。

     

    教育・音楽番組

    「おかあさんといっしょ」は、NHK教育テレビ(現・NHK Eテレ)と国際放送であるNHKワールドプレミアムで放送されている、2歳から4歳向けの教育・音楽番組です。

    正しくは「おかあさんといっしょ」

    新聞のテレビ欄などでは、字数制限の関係上「お母さんといっしょ」や「お母さんと一緒」と表記されることもあるため、勘違いしている人も多いのですが、全て平仮名で「おかあさんといっしょ」と表記が正式です。

    1959年10月5日より放送

    1959年10月5日より放送が開始されていて、長寿番組となっています。2019年には「おかあさんといっしょ」60周年スペシャルが放送されました。

     

    日本を代表する番組の1つにもなっている「おかあさんといっしょ」ですが、放送スタート時は、毎週月曜日に20分だけ生放送されていました。

     

    1976年4月に放送内容が改変され、朝の本放送はNHK総合テレビで月 - 土曜日の朝9:30 - 9:55枠で放送され、夕方の再放送は教育テレビで(1984年度までは総合テレビでの放送)放送されていましたが、1997年4月からは土曜日のみ本放送も教育テレビに移動され、1998年4月より平日の本放送も教育テレビに移動されました。

    歴代キャラクターの年表や画像①

    「おかあさんといっしょ」と言えば、愛らしい人形劇も時代と共に愛されてきました。それではまず、初代から4代目までを詳しく見ていこうと思います。

    ブーフーウー

    初代のキャラクターは、1960年(昭和35年)9月5日から1967年(昭和42年)3月28日まで放送された、3匹の子豚である”ブーフーウー”でした。

     

    『三匹の子ぶた』を題材にしており、彼らを食べようとするオオカミの絡むコメディ風の物語でした。

     

    長男がブーで次男がフー、三男がウーで、ブーの声優は途中から、大山のぶ代さんが務めていました。また、ブーの声優は、黒柳徹子さんでした。

    ダットくん

    2代目はうさぎの男の子”ダットくん”で、1967年4月から1969年9月まで放送されました。

     

    妹の白うさぎ・ピョン子ちゃんとメインキャラクターは2体で、もともとはぬいぐるみ人形ですが、おもちゃの機関車の客車に乗せて走らせると、「おはなしの森」の世界につながり、ぬいぐるみが「着ぐるみ」に代わるという設定でした。

     

    ダットくん、ピョン子ちゃんの他には、いたずら好きの茶ウサギ・ゴンタくん、森の女王様などが登場しました。

     

    ダットくんの声優を務めたのは、黒柳徹子さん、ゴンタくんの声優を務めたのは大山のぶ代さんでした。

    とんちん・こぼうず

    3代目は”とんちん・こぼうず”であり、1969年10月から1971年3月まで放送されました。

     

    日本昔話に登場しそうなキャラクターで、お寺の小坊主である、とんねんぼうとちんねんぼう、かんねんぼうが、和尚ととんち合戦や、寺で起こる騒動を3人が協力して解決する物語でした。

     

    かんねんぼうの声優を務めたのは、大山のぶ代さんでした。

    とんでけブッチー

    4代目は”とんでけブッチー”で、1971年4月から1974年3月まで放送されました。

     

    犬の男の子・ブッチーとペンギンの女の子・ペンチー、ブッチーの兄であるフトッチーがメインキャラクターでした。

     

    ぬいぐるみのブッチー、ペンチー、フトッチーのトリオが熱気球に乗り、部屋にかけられている絵のへと飛び込んでいき、絵の中の世界にいる人達との交流などが描かれ、再び熱気球に乗り込み、子供部屋に戻って来ると再びぬいぐるみになるという設定でした。

    歴代キャラクターの年表や画像②

    続いては、5代目から7代目までを見ていこうと思います。

    うごけぼくのえ

    5代目は、”うごけぼくのえ”で、1974年4月1日から1976年3月29日まで放送されました。

     

    テレビを見ている子供たちから送られてきた絵に、ネズミの男の子であるコリとカリ、ネズミの女の子・ポリが入り込み、悪役キャラのフクロウに立ち向かう物語でした。

     

    コリの声は、野沢雅子さんがつとめていました。

    ゴロンタ劇場

    6代目は”ゴロンタ劇場”で、1976年4月5日から1979年3月17日まで放送されました。

     

    トラのゴロンタと、クマのチャムチャム、トムトムが登場し、子供たちをセットに招き子供たちの前で物語が展開していく手法でした。

     

    とても人気のあるキャラクターでしたが、原作・脚本担当の山元護久さんが急逝したため、3年以内と短い放送期間でした。

    ブンブンたいむ

    7代目は”ブンブンたいむ”で、1979年4月2日から1982年4月2日まで放送されました。

     

    マイペースなレッサーパンダのブンブン・イザトナルトブンと、ずる賢いキツネのいなりやま・つね吉、騒がしいお知らせ鳥のごじゃえもんが登場しました。

     

    ブンブン・イザトナルトブンの声優を務めたのは、「ドラえもん」の野比のび太など多くの代表作がある、小原乃梨子さんです。いなりやま・つね吉の声優を務めたのは、初代ルパン3世などで有名な山田康雄さん、ごじゃえもんの声優を務めたのは、「ドラえもん」のスネ夫の声を2005年まで勤めていた肝付兼太さんです。

     

    放送開始当初は、前作同様、子供たちをセットに招き子供たちの前で物語が展開していく手法でしたが、途中から形式が、現在の別撮りに変わりました。

    歴代キャラクターの年表や画像③

    続いては、8代目から10代目までを見ていこうと思います。

    にこにこぷん

    8代目は”にこにこぷん”で、1982年(昭和57年)4月5日から1992年(平成4年)10月3日まで、10年間と最長の放送だった作品です。

     

    ねずみの男の子・ポロリとイリオモテヤマネコの男の子・じゃじゃ丸、ペンギンの女の子・ぴっころが登場し、喧嘩をしたり冒険しながら友情を育んでいくストーリーでした。

     

    ポロリの声優を務めたのは、「アンパンマン」のバイキンマンや「ドラゴンボール」のベジータ役などでお馴染みの、中尾隆聖さんです。

    ドレミファ・どーなっつ!

    9代目は”ドレミファ・どーなっつ!”で、1992年(平成4年)10月5日から2000年(平成12年)4月1日まで放送されました。

     

    プードルの姉・みどと弟・ふぁど、キノボリカンガルーのれっしー、ごりらのそらおが登場しました。

     

    前作に続き、れっしーの声優は中尾隆聖さんが務めています。

    ぐ〜チョコランタン

    10代目は、”ぐ〜チョコランタン”で、2000年(平成12年)4月3日から2009年(平成21年)3月28日まで放送されました。

     

    黄色い男の子のスプーと、ピンクの女の子で姉のアネム、妹で黄緑の女の子・ズズ、茶色のジャコビが登場しました。

     

    ジャコビの声優は、「北斗の拳」の個性的なナレーションで有名な千葉繫さんでした。

    歴代キャラクターの年表や画像④

    続いては、11代から13代目までを見ていこうと思います。

    モノランモノラン

    11代目は”モノランモノラン”で、2009年3月30日から2011年3月26日まで放送されました。

     

    雷神の孫・ライゴーと水神の娘・スイリン、風神の孫・プゥートが登場し、それぞれが持つ道具を使って、立派に成長するために修行してゆく内容となっています。

     

    2年と言う短い放送期間だった理由として、不人気だったため、版権でもめたため、などが上がっています。

    ポコポッテイト

    12代目は”ポコポッテイト”で、2011年(平成23年)3月28日から2016年(平成28年)3月31日まで放送されました。

     

    ぽていじまに住むラーテルの男の子「ムテ吉」のところに、不思議なトンネルを通りマンチカンの女の子「ミーニャ」とジャコブヒツジの男の子「メーコブ」がやってきたところから始まるストーリーです。

    ガラピコぷ~

    13代目は”ガラピコぷ~”で、2016年(平成28年)4月4日から2022年(令和4年)3月30日まで放送されました。

     

    ハリケーンウサギの女の子・チョロミーと、オオカミの男の子・ムームー、惑星探査用ロボット・ガラピコが登場しました。

    現在放送中は”ファンターネ!”

    続いては、現在放送中のファンターネ!について、見ていこうと思います。

    2022年より放送中

    現在放送されているのは、2022年より放送されている”ファンターネ”です。

    登場キャラクター

    5歳のライオンの男の子・ルチータ、3歳のカッパの女の子・みもも、3歳10ヶ月のひょうたんの子供・やころが登場しています。

    キャラクターデザインは大畠雅人氏

    キャラクターデザインは、武蔵野美術大油画科版画コースを卒業している大畠雅人氏が手掛けています。

     

    メインキャラがやんちゃな女の子であったり、性別がなかったりと、今までにない設定もされており、ジェンダーレスが意識されていると考えられます。

    歴代キャラクターの人気順はどうなっている?

    続いては、歴代キャラクターの人気ランキングを見ていこうと思います。

    5位はムームー

    5位にランクインしたのは、”ガラピコぷ~”の内気で繊細なオオカミの男の子・ムームーでした。

     

    人気の理由は、優しい性格と優しい声、おっとりとした雰囲気が好きと言う声が多く、『着ぐるみが嫌いだけれど、ムームーの時だけはうちの子供は絶対に泣きません』という声があがっていました。

    4位はじゃじゃ丸

    4位にランクインしたのは、”にこにこぷん”のじゃじゃ丸でした。

     

    『口癖がゴロニャーゴというのが可愛い』や『オレ様気質な所があって偉そうですが、人情味があって優しい部分もある』との声があがっていました。

    3位はぽろり

    3位にランクインしたのは”にこにこぷん”のぽろりでした。

     

    『謙虚で優しい性格』や『少し弱虫だけど、そこがまた可愛い』などの声が上がっています。

    2位はぴっころ

    2位にランクインしたのは、”にこにこぷん”のぴっころでした。

     

    『ペンギンの手の動きがかわいい』や『紅一点の存在感にふさわしい可愛さ』との声があがっています。

    1位はスプー

    1位に輝いたのは、”ぐ〜チョコランタン”のスプーでした

     

    『少しおっとりしたしゃべり方も好き』や、『絵描き歌のコーナーがいまでも印象に残っている』『ラッパを吹く姿がかわいかった』といった声が上がっています。

    『にこにこぷん』人気が高い

    NHK Eテレの幼児番組「おかあさんといっしょ」で制作された、14作品の人形劇についてご紹介してきました。

     

    また、人気ランキングでは、上位5位までに「にこにこぷん」の3キャラクターがランクインするなど、放送期間が長かったこともあり、「にこにこぷん」人気が高い事が分かりました。

     

    子供だけではなく、お母さん、お父さんにとっても身近な、人形劇のキャラクター。あなたの好きなキャラクターはランクインしていたでしょうか。

     

    最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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