右変形性股関節症を理由に2019年1月から休業中のお笑い芸人、エスパー伊東(61)が認知症を発症し、関東圏の老人ホームで生活していることが30日、分かった。
所属事務所の社長で友人でもあるお笑い芸人、ビトタケシ(58)が本紙の電話取材に対応し、伊東は20年2月頃に病院から老人ホームに移ったと説明した。
伊東は同年2月に出演したテレビ番組で重度の脳梗塞を発症し、収入が途絶えて生活保護を受給して入院費を払っていることを告白。ビトに金銭的援助を受けていることも明かしていた。当時から認知症の疑いがあったと振り返るビトは「(ホームの)担当の人に電話で聞いたら、歩行や食事は絶対に介助が必要。認知症が進んでいるみたいで会話も少なくなっているらしい。あまりいい状態じゃない」と無念そうに語った。
今月29日に伊東の友人で電撃ネットワークの南部虎弾(70)がツイッターで「エスパー伊東と連絡が取れない!事件性まで感じてしまう!」とつづっていたが、ビトもコロナ禍で伊東とはホームに入所以来会っていないという。「認知症なので携帯電話も解約している。今週に電話で担当者を介してやり取りする予定だけど、多分僕が言っていることも分からないと思う」と寂しげだった。