俳優、高橋克典(49)が4月6日スタートのNHK BSプレミアムドラマ「珈琲屋の人々」(日曜後10・0)に主演することが16日、分かった。
東京の下町にたたずむレトロな喫茶店を舞台にしたヒューマンドラマ。克典演じる店主、行介が心を込めてコーヒーをいれると、悩みを抱えて店を訪れた人々の心を幸福にする。が、行介はやむを得ず殺人を犯した過去を持つという役どころ。
制作サイドは克典の起用理由について「この人のコーヒーを飲みたいと思わせる魅力のある俳優」と説明し、「コーヒーには甘み、苦み、酸味、深みなど、さまざまな味わいがある。そのどれにも当てはまる人間的な魅力を持っている」と期待を寄せる。
コーヒーを手際よく、おいしそうに注ぐ姿を特訓した克典のマスターぶりも見どころのひとつとなりそう。克典は「行介自身の日々変化していく心の葛藤をうまく表現していければ」と気合が入る。
共演には、行介に殺された男の妻役の木村多江(42)をはじめ、倉科カナ(26)、八嶋智人(43)、渡辺えり(59)、吉行和子(78)、小林稔侍(70)ら豪華キャストがズラリと並ぶ。