近ツー、北部九州地域の販売網拡充で昭和トラベラーズクラブを子会社化

  • 2005年10月26日
 近畿日本ツーリストは26日の取締役会において、株式会社昭和トラベラーズクラブの株式を同社、およびグループ会社から取得、子会社化することを決議した。昭和トラベラーズクラブは佐賀県に本社を置き、福岡県を含み6店舗、7拠点を展開する第2種旅行業。親会社である昭和自動車がグループ経営強化を進めているところ。近ツーは北部九州地域で販売ネットワークの拡充を目指していることから、両社の狙いが一致し、今回の基本合意に至った。株式譲渡契約の締結は12月20日を予定しており、この時点で近ツーは発行済株式数の70%程度を取得する。
 なお、近ツーは今後、ECC販売のノウハウ、国内・海外の仕入れ力、商品企画力を提供、メイト・ホリデイの企画商品の販売強化を進める。なお、昭和トラベラーズクラブは平成17年3月期の取扱高は18億円であった。