声優・アーティストの安野希世乃が、3枚目のシングル「フェリチータ/echoes」を2021年3月3日にリリースする。 こちらは完全新作アニメ「ARIA The CREPUSCOLO」のオープニングンテーマとエンディングテーマとして、同作品の世界を彩る2曲になっている。また、カップリングとして、アニメジャケットのARIA盤には「生きる」、本人ジャケットのKIYONO盤には「夏色花火」のアコースティックバージョンをそれぞれ収録。彼女のやさしい歌声をたっぷり味わえるシングルになった!
安野 実は歌を任せていただく前に見たことはなくて。今まさに最初のシリーズから見ています。第1作の「ARIA The ANIMATION」が始まった15年前は、私が一番アニメを見ていなかった時期なんですね。12歳くらいまではすごくアニメっ子で、大学に入るくらいからまた見始めたんですけど、中学生、高校生のころは離れていて。でも、「ARIA」という、女の子たちによる癒やしアニメのさきがけとなる、レジェンド的な作品があったということは知っていました。
安野 「こんなに素敵な風景が、たくさんあるんですよ」って教えてあげる立場ですもんね。中学生とか高校生のころに「ARIA」を見ていたら、「声優になりたい」ではなく「ウンディーネのような仕事に就きたい」と思ったかもしれません。日常の素敵を見つけて、それを誰かに教えてあげる仕事って素晴らしいですよね。大人になった今出逢ったARIAからは、仕事や仕事仲間への向き合い方、リスペクトの仕方を教えてもらっています。学ぶところがたくさんある作品だと思います。もちろん、最新作の「ARIA The CREPUSCOLO」にも、人と人の向き合い方についてのメッセージがたくさん込められていて、すごく尊い作品になっています。