新型肺炎でマスク販売が例年の9倍 品薄で高額転売も

スポーツ報知

 新型コロナウイルス感染が拡大する中、全国のスーパーやドラッグストアなど計4000店舗で、1月20日から同27日までのマスクの売り上げが例年同時期(過去5年)の約8.9倍となったことが6日、分かった。民間調査会社「インテージ」の調べによると、1996年の調査開始以降、過去最高の週間売り上げとなった。マスク用スプレーや手指消毒剤も10倍を超えた。

 店頭では品薄状態が続く。JR有楽町駅近くの薬局では開店前から行列ができ、争うようにマスクをカゴに入れ、まとめ買いする客も。フリマアプリ大手「メルカリ」では、定価を大幅に上回るマスクが多数出品され、ネット通販「アマゾン」では、65枚のマスクが1万700円で販売されていた。

社会