6日のTBS系「THE TIME,」で、午前6時からバレーボール男子世界選手権(スロベニア、ポーランド)の決勝トーナメント1回戦・日本対フランスの最終セットが緊急生中継され、視聴者が感謝の声をSNSを通じて発した。

 午前6時のMCトークで総合司会の安住紳一郎アナウンサーは、バレーボールの主要国際大会の年別開催システムについて説明。東京五輪金メダルのフランスと同ベスト8・日本の一戦が「フルセットに入っていますので、急きょ予定を変更しまして、この第5セット、終了までご覧いただきましょう」と伝え、スロベニア・リュブリャナからの現地生映像に画面が変わった。

 この時点で第5セットはフランス6―5日本の大接戦。日本は大金星のチャンスだったが、ジュースの末に16―18で敗れ、16年ぶりの8強入りも逃した。

 ツイッターでは放送の切り替えに「英断でしかない」「ありがとう THE TIME」「嬉しかった」「大英断をありがとう」などと視聴者の投稿が相次いだ一方「台風情報より優先すべきことだったのか」と疑問も呈された。

 今大会、日本戦はTBS系でハイライト放送が行われ、動画配信サービス「Paravi」が生配信している。