2011年4月5日11時17分
予備自衛官として、被災地の救援に招集がかかるのを待っています。2012年ロンドン五輪代表に内定していますが、困っている人をほっとけない。3月にシドニーで開かれたW杯も出場を辞退しました。
結婚した09年に自衛隊を退職し、生活が落ち着いた昨年に予備自衛官の登録をしました。年に5日間、救急法などの訓練を受けます。自衛隊には12年間在籍し、そのうち9年は競技が中心でしたが、ある程度の訓練はしました。個人としてできることは限られているので、自衛官と一緒に現地に派遣してほしいと思っています。
震災の時は東京で練習していましたが、知人を助けに宮城県大崎市に片道13時間かけて車で行き、震災の傷痕をかいま見ました。被災者の方は毎日、不安な日々を過ごされていると思います。被災地の自衛官も、作業されている方々も、体も気持ちも疲れが出てくるころでしょう。
日本だけでなく、世界から応援のメッセージが届いています。私もいつ派遣されてもいいように、気持ちの準備はできています。