キスマイ・千賀健永、台湾で個展開催へ「ワクワク届ける」スマイルアップで海外個展は嵐・大野智以来

個展会場を下見した千賀健永(手前はフィギュア「FinGA」くん)
個展会場を下見した千賀健永(手前はフィギュア「FinGA」くん)

 Kis―My―Ft2の千賀健永が、台湾・台北市の華山1914文化創意産業園区西一館で個展「FiNGAiSM in台北」(フィンガイズム、12月1~10日)を開催することが28日、分かった。

 今年5月に東京・表参道ヒルズで開催した人生初の個展が、わずか7か月で世界進出する。

 千賀は、コロナ禍をきっかけにデジタルアートや、アクリル絵の具を用いた創作活動に励み、手をモチーフにしたオリジナルキャラクター「FiNGAくん」などを生み出してきた。かねて目標だった海外での開催がかない「このスピードで2回目、そして海外での個展が開催できること、うれしく思います」と歓喜した。

 所属事務所「スマイルアップ」で台湾で個展を開催するのは、千賀が初めて。国外での個展は、嵐の大野智(2015年、中国・上海)以来、2人目となる。台湾は、19年にグループで初めて海外でのパフォーマンスを披露し、熱烈な歓迎を受けた場所でもあり「個展を海外でやるなら、まず台湾でと」と思い入れの強さをのぞかせた。

 東京でも展示した「FiNGAくん」フィギュア約60点や、オリジナルデザインのスニーカー20足などに加え、「今回は皆様にFiNGAくんを好きになってもらうため、アニメーション映像を制作しています。台北展のためにたくさんのサプライズを用意しています」と予告。「アーティストとして、皆様の心にワクワクを届けられるよう全力で制作活動をしております。ARTとエンターテインメントを融合した、皆様が体験したことのない世界へと誘います」と国内外のファンに呼びかけた。

 ○…個展会場は、日本統治時代の1914年に建てられた酒造工場をリノベーションした建物。工場の操業停止により長く放置されていたが、2005年からアート施設として再整備された。園内にはレストランやアートギャラリー、パフォーマンス空間などがあり、台湾文化の発信や海外アーティストとの交流の場として人気のスポットとなっている。

個展で展示されるFiNGAくんの巨大フィギュア
個展で展示されるFiNGAくんの巨大フィギュア
台湾での個展開催が決まった千賀健永
台湾での個展開催が決まった千賀健永

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