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名古屋出入国在留管理局(名古屋市)で3月、収容中のスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が死亡した問題で、出入国在留管理庁は10日、同局の医療体制や情報共有などに複数の問題があったとする調査報告書を公表するとともに、同局の佐野豪俊局長ら幹部4人の処分を発表した。
処分は、佐野局長と当時の渡辺伸一次長が訓告、処遇部門の幹部2人が厳重注意。同庁の佐々木
ウィシュマさんは日本語を学ぶため2017年6月に来日したが、日本語学校に通わなくなり1年で除籍。その後不法残留となり、昨年8月に警察に出頭して同局に収容された。今年1月中旬から体調不良を訴え、3月6日に死亡した。