平昌五輪、最多92カ国・地域が参加 登録締め切り
【平昌=共同】2月9日に開幕する平昌冬季五輪の大会組織委員会は29日午前に参加エントリーを締め切り、ともに冬季五輪では史上最多となる92カ国・地域から2925選手が登録したと発表した。参加国・地域の最多は前回ソチ五輪の88だった。
今大会は前回より四つ多い102種目でメダルが争われる。日本も海外の冬季五輪では過去最多を上回る選手を派遣。北朝鮮も2大会ぶりに選手団を送ることが決まり、アイスホッケー女子では韓国との合同チームを結成する。
参加国・地域数には国ぐるみのドーピングでロシアが資格停止中のため、個人資格で169選手が参加する「ロシアからの五輪選手(OAR)」も含まれている。組織委によると、マレーシア、シンガポール、エクアドル、エリトリア、コソボ、ナイジェリアが冬季五輪に初参加となる。
昨年10月末時点で92カ国・地域が参加手続きを完了。だがこの中で出場枠を獲得できなかった国・地域があり、その後に北朝鮮の参加が決まっても数字の変動はなかった。