図解

【図解・国際】英総選挙・各政党の主張と支持率、議席数(2019年12月)

英総選挙、投票まで1週間

EU離脱公約の保守党優位=過半数確保が焦点―英総選挙まで1週間

※記事などの内容は2019年12月4日掲載時のものです

 【ロンドン時事】欧州連合(EU)離脱を争点にした英下院(定数650)総選挙は、12日の投開票まで5日で残り1週間。選挙戦では、ジョンソン首相率いる中道右派の保守党(解散前議席298)が「来年1月末の離脱」を公約に掲げて支持を集め、一貫して優位を保つ。ただ、離脱の是非を問う国民投票の再実施を訴える中道左派の労働党(同243)も懸命に追い上げを図っており、二大政党を軸にした激戦の行方は予断を許さない。
 BBC放送がまとめた選挙戦終盤の各種世論調査結果によると、保守党は政党別支持率で39~46%を得て首位を走り、2位の労働党を6~15ポイント(平均約10ポイント)差でリードする。保守党が下院第1党の座を守るのは確実な情勢で、焦点は単独過半数を制するかどうかだ。
 保守党が10ポイント程度のリードを維持すれば、選挙で過半数を握り、来年1月末のEU離脱は決定的となる見込み。半面、6~7ポイント差では解散前のように、どの政党も過半数に届かない「ハングパーラメント(宙づり議会)」になる可能性がある。その場合、労働党が少数政権を樹立し、再国民投票の末に離脱が中止されるシナリオも視野に入ってくる。 

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