ガーシー氏の「除名」、きょうの参院本会議で決定へ…「前議員記章」も交付せず

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 参院懲罰委員会は14日、政治家女子48党(旧NHK党)のガーシー(本名・東谷義和)参院議員が国会欠席を続けている問題を巡り、国会議員の身分を喪失させる「除名」とする懲罰案を全会一致で可決した。15日の本会議で決定する。除名は1951年以来で、現行憲法下では3人目となる。

ガーシー氏の「除名」を求める懲罰案が全会一致で可決された参院懲罰委員会(14日午前、国会で)=源幸正倫撮影
ガーシー氏の「除名」を求める懲罰案が全会一致で可決された参院懲罰委員会(14日午前、国会で)=源幸正倫撮影

 懲罰委では、ガーシー氏の代理として同党の浜田聡参院議員が弁明し、「登院しないと公約して当選した。民意を無視するものだ」などと主張した。自民党の牧野京夫参院議員は討論で、「主権者たる国民と参院を 愚弄ぐろう する行為だ」と批判し、「最も重い懲罰は避けられない」と訴え、立憲民主、公明、国民民主、共産各党も賛同した。

 これに関連し、参院議院運営委員会は14日の理事会で、ガーシー氏が除名となった場合、「一度も登院せず、院議に反した」などとして、自由に国会に出入りできる「前議員記章」を交付しないことを決めた。

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3907331 0 政治 2023/03/14 18:12:00 2023/03/15 00:04:52 2023/03/15 00:04:52 /media/2023/03/20230314-OYT1I50137-T.jpg?type=thumbnail

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