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2012年4月20日12時10分
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「現役モデル市議」当選無効 居住実態なし 埼玉・新座

写真:立川明日香・新座市議の選挙ポスター拡大立川明日香・新座市議の選挙ポスター

写真:記者会見する立川明日香・新座市議拡大記者会見する立川明日香・新座市議

 東京都に隣接する埼玉県新座市の選挙管理委員会は20日、2月の同市議選で初当選したタレントの立川明日香(本名・半沢優子)市議(27)について、「市内に居住実態がなく、被選挙権がなかった」として当選を無効と決定した。

 公職選挙法は、市町村議員選では、告示日前日の3カ月前から居住実態がなければ被選挙権はない、と定めている。市議選後、市民から「立川市議は市内に生活の本拠がない」と当選無効を求める異議申し出があり、市選管が調査を進めていた。

 その結果、立川市議は昨年9月20日に東京都練馬区から市内に住民票を移したものの、水道は昨年10月から今年2月1日まで使用量がゼロだったほか、ガスは当選後に契約していたことが判明。また、現在、同区に住んでいる家族も「当選直後まで都内の自宅で一緒に住んでいた」と証言したという。

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