四国ＩＬｐｌｕｓ／香川３年連続黒字　２１年経営報告

　四国アイランドリーグplusは31日、リーグ運営会社と加盟4球団の2021年の経営報告を発表した。香川オリーブガイナーズは720万円の経常利益を計上し、3年連続の黒字となった。

　香川球団によると、昨年は20年からスポンサーが微減した一方、収入は各方面からの補助金などで増えて8200万円（前年比610万円増）。支出は削れる部分を極力削ったが、前年とほぼ同じ7480万円だった。

　香川のほか、リーグを運営するIBLJ、徳島インディゴソックス、愛媛マンダリンパイレーツが黒字を確保した。

　21年シーズンの観客動員数はリーグ全体で2万8029人。新型コロナウイルス感染症の影響はあったが、過去最低だった20年シーズンの2万4186人は上回った。香川の21年レギュラーシーズンホーム戦（有観客32試合）の観客動員数は、7218人（1試合平均225人）だった。