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中日・上林誠知、「最後の打席で何とか打点を…」昇格即スタメンで移籍初安打含むマルチも8回の好機での凡退悔やむ

2024年4月1日 05時45分

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◇31日 ヤクルト5―2中日(神宮)
 レギュラーシーズンの“竜デビュー戦”に自ら花を添えた。「2番・中堅」でスタメン出場した中日・上林誠知外野手が移籍後初安打を含む2安打をマークした。

1回表1死、一塁内野安打を放つ上林


 まずは1回。2球目を捉えて一、二塁間へ強いゴロを放った。一塁手・オスナのグラブをはじいた打球で「H」ランプを点灯させた。6回にも一塁へ内野安打。1軍合流早々のマルチ安打だ。
 新加入とはいえ、プロ野球の酸いも甘いも知っている。試合後には「個人的なスタートとしてはよかった」としながらも「最後の打席で何とか打点を挙げたかったです」と反省の弁。3点を追う8回1死一、三塁で初球を打ち上げて捕邪飛に倒れた打席を悔しがった。
 ソフトバンク時代は強肩強打の外野手として日本一にも貢献したが、2022年に右アキレス腱(けん)を断裂。昨季に復帰を果たしたが、序盤は「バッティングのときに重心が左足の外側に寄る感覚があった」と右足をかばっていた。終盤に「徐々に左右のバランスが取れてきた」と感覚を取り戻しつつあったが、オフに戦力外通告。もう一度勝負したい強い気持ちがわき上がった。

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