「ズボンとシャツの間に封筒ねじ込んできた」…前市長、河井元法相から現金受領認める

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 2019年7月の参院選を巡る大規模買収事件で、公職選挙法違反(買収など)に問われた衆院議員の河井克行・元法相(57)の公判が1日、東京地裁であり、広島県三原市の天満祥典よしのり・前市長(74)らの証人尋問が行われた。天満氏は克行被告から現金計150万円を受け取ったことを認め、「力のある国会議員とのパイプを大事にしようと思った」と述べた。

 天満氏は、広島選挙区に出馬した河井案里・参院議員(47)(1審有罪)を支援する見返りとして、夫の克行被告から公示前の19年3月27日に50万円、6月2日に100万円を受領したと証言。いずれも一度は受け取りを渋ったものの、克行被告が「よろしく」などと言って1回目は上着の内ポケットに、2回目はズボンとシャツの間に現金入りの封筒をねじ込んできたと述べた。現金はスーツや財布などの購入に充てたという。

 この日は、佐藤一直いっちょく県議(46)も証人出廷。克行被告から現金30万円を受け取ったことを認めつつ、「国会議員から県議への寄付金だと思っていた」として違法性の認識を否定した。

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1813642 0 社会 2021/02/01 23:33:00 2021/02/02 00:15:51 2021/02/02 00:15:51

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