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06月08日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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エベレスト登山、様変わり ツアー普及、ネットも充実

写真:色とりどりのテントが並ぶエベレストのベースキャンプ=近藤幸夫撮影拡大色とりどりのテントが並ぶエベレストのベースキャンプ=近藤幸夫撮影

 【近藤幸夫】世界最高峰エベレスト(8848メートル)。80歳の三浦雄一郎さんのように、夢を抱く人たちが世界から集まる。「ツアー登山隊」の普及が登頂者を増やし、施設の近代化が世界最高の威容を見ようと山麓(さんろく)を歩くトレッキング客を招く。

特集:いまどきのエベレスト

 登頂の準備拠点となるネパール側のベースキャンプ(標高5300メートル)。テントの下は氷河だ。マットを通してもゴツゴツした感じが伝わり、氷が解けるため寝心地は日々変わる。高度障害もあってよく眠れなかった。

 そんな場所に3〜5月、登山家、ネパール人スタッフら計約800人が集まった。登山家の出身国は46を数える。「まるでオリンピックのよう」と山岳関係者は言った。

 エベレストはヒラリー、テンジン両氏の英国隊が1953年に初登頂してから60周年を迎えた。地元ジャーナリストらの調査によると、延べ登頂者の1千人突破は45年後の98年。2千人はその6年後の2004年。そして昨年までの10年足らずで4千人以上増えて6149人になった。

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