タクシー配車のDiDiが静岡でも 5日からサービス開始
中国配車大手の滴滴出行とソフトバンクが出資するDiDiモビリティジャパン(東京・千代田)は5日、静岡市や浜松市など静岡県内11市町でタクシー配車サービスを始めた。当初は18事業者と提携。素早い配車や他言語対応といった利便性を武器に、タクシー需要の底上げを狙う。
今回で対応エリアは19都道府県に増えた。利用者がスマートフォンの専用アプリで乗車地点などを入力すると、会社にかかわらず最寄りのタクシーが配車される。英語や中国語など5カ国語に対応しており、外国でもそのまま使える。浜松タクシー(浜松市)の本多正社長は「配車の効率が高まるうえ、外国人も呼び込みやすくなる」と期待を込めた。