大相撲 しこ名継承、陸奥部屋での物語 実は「良いです」で無事「新大関・霧島」誕生となりましたとさ

大関昇進伝達式後の記者会見で師匠のしこ名「霧島」への改名を発表し色紙を持つ霧馬山(左)と陸奥親方(元大関霧島)=東京都墨田区の陸奥部屋で2023年5月31日(代表撮影)
大関昇進伝達式後の記者会見で師匠のしこ名「霧島」への改名を発表し色紙を持つ霧馬山(左)と陸奥親方(元大関霧島)=東京都墨田区の陸奥部屋で2023年5月31日(代表撮影)

「どうだ?」「いいです」「えっ、拒否?」

 大相撲で大関昇進が決まり、師匠の陸奥親方(元大関)の現役時代と同じしこ名を受け継いだ霧馬山改め霧島・いずれも代表撮影。2014年の来日から9年、しっかりと日本語を話す新大関だが、5月31日の昇進伝達式後の記者会見では、日本語の難しいニュアンスを巡り、師匠が改名を打診した際に2人の間で「改名拒否」とも受け取れかねない「誤解」が起きたことが明らかにされた。

 会見の途中、陸奥親方が「(自分の)しこ名をあげようかなと」と話し、「霧島鉄力(てつお)」と記された色紙を掲げて改名を公表した。

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