現在位置:
  1. asahi.com
  2. 2009政権交代
  3. ニュース
  4. 記事

「自民を名乗るべからず」宮崎県連が中山氏の除名要請へ

2009年9月13日0時42分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 自民党宮崎県連は12日、党紀委員会を開き、衆院選の宮崎1区に無所属で立候補し、落選した前国土交通相の中山成彬氏を除名処分にするよう党本部に求めることを決定した。

 中山氏は昨秋、「日教組が強いところは学力が低い」などの発言に批判が広がったことを受けて国交相を辞任。その後、衆院選不出馬も表明したが、7月の衆院解散後に撤回した。県連は公募で元参院議員の上杉光弘氏の擁立を決めていたが、党本部はどちらにも公認を出さず、結局共倒れになった。党紀委は中山氏の一連の行動を「党の規律を乱す行為」と認めたという。

 県連は同日、衆院選を総括するための会議も開いた。緒嶋雅晃会長は「中山氏の不出馬撤回が1区の敗因というのが皆の意見。今後は自民党と名乗って選挙に出ることは認められない」と話した。

検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内