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【北川景子】衝撃のショートヘアでVOCE初カバー!

更新日:2020.09.24

「常に自分らしくありたい」と、インタビューの中で何度も口にした北川景子さん。“女優”という制限が多い世界の中でも、挑戦をやめず、殻を破り続けるその姿にこそ、多くの女性が憧れる理由があるのだろう。

役柄ではなく「北川景子」として殻を打ち破る撮影にしたかった

「映画の役柄として髪を切った写真はすでに報道されているのでご覧になった方も多いと思うのですが、“北川景子”として世の中に出る写真は、VOCEが最初なんです。ショートにしてからの初の表紙、初のビューティ撮影。今まで選んできたような衣裳やメイクでやっても絶対に面白くない、新しいことに挑戦したい、と今日までずっと考えてきました」。北川さんと撮影スタッフ全員が前日ギリギリまでやり取りを重ね、“今の時代に合った表紙の撮影”を模索したのだ。

「“自分らしい”ということをテーマにしたかったんです。今までVOCEで撮影してきた過去の写真もすべて自分らしいと思っていますが、今の時点での自分らしさを表現したいなって。ビューティ誌だからこうしないといけないという先入観や縛りみたいなものを、全部忘れてみようと思いました。メイクをあえて、どうやって削ぎ落とすか――。大胆かもしれないけど、私自身も自分の殻を打ち破る撮影にしたかったし、時代に合わせてどんどん変化していきたいと、常に思っているので」

振り返ると「2019年はインプットの年でした」と北川さんは続けた。

「春にイタリアに旅したときのこと。アートに絞った旅で、美術館や遺跡巡りをして。仕事にもいい影響をたくさん貰えて、文化的に充実した一年でした。33歳になりますが、今年はあっという間に過ぎて(笑)年々仕事が楽しくなっているのを実感しています!」

VOCE2020年2月号 北川景子

「ビューティ誌だから女らしく」とか、一旦忘れてみて、自由に「自分らしさ」をテーマにしたいと思った

VOCE2020年2月号 北川景子

自分のことは自分しか責任をもてないし、自分しか大事にしてあげられない

VOCE2020年2月号 北川景子

自分を信じること、“自分らしく”あること

VOCE2020年2月号 北川景子

北川景子/KEIKO KITAGAWA
1986年8月22日、兵庫県生まれ。数々の映画やドラマで活躍するトップ女優のひとり。髪をショートにして主役・真壁由紀を演じた映画『ファーストラヴ』の公開は2021年。

撮影/中村和孝(まきうらオフィス) ヘアメイク/山口久勝(allure) スタイリング/林峻之 取材・文/前田美保

Edited by 遠藤 友子

公開日:2019.12.20

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