元フジテレビのフリーアナウンサー、加藤綾子(33)が、4月1日にスタートする同局系新ニュース番組(月~金曜後4・50)のメインキャスターに起用され、報道番組に初挑戦することが4日、分かった。同局は4月改編で同時間帯の「プライムニュース イブニング」を一新。フジの夕方の顔に抜てきされた加藤は「これまでの経験を思い出して、それを生かしていけたら」と気合十分だ。
民放各局のニュース番組がひしめく平日夕方帯で、カトパンが報道キャスターに初挑戦する。
加藤は「とても驚きましたが、うれしかったです」と新境地に向かう心境を吐露した。
2008年にフジテレビに入社し、これまで「めざにゅ~」「めざましテレビ」など情報番組やスポーツ番組「スポーツLIFE HERO’S」のメインキャスターを務めたが、帯の報道番組はアナウンサー歴11年にして初めてだ。
フジでは「平成」という時代に区切りをつけ、新たな元号が発表されるタイミングに合わせて、4月からゴールデンタイムの入り口である夕方帯で新時代の幕開けにふさわしい本格ニュース番組をスタートすることが決定。夕方のエースとして、抜群の知名度とスタジオでの存在感はもちろん、話題に応じた雰囲気を作り出し、視聴者目線で親しみやすい抜群のアナウンス力を持つ加藤に白羽の矢が立った。
新番組ではスタジオでニュースを読むだけでなく、大きな事件や災害、選挙などの現場リポート、各界要人へのインタビューなども想定される。加藤は「日々扱うニュースをしっかりお届けするために、何が必要かを第一に考えています」と気を引き締める。