ウクライナ大統領、露の安保理投票権剥奪訴え 国連事務総長に

国連のグテレス事務総長=米ニューヨーク(ロイター=共同)
国連のグテレス事務総長=米ニューヨーク(ロイター=共同)

【ニューヨーク=平田雄介】国連のグテレス事務総長は26日、ロシアが侵攻したウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談した。ゼレンスキー氏は、ロシアの侵攻を「侵略」とし、国連安全保障理事会での「侵略国の投票権を剥奪すべきだ」と訴えた。

ロシアの行動と発言を「ウクライナ人に対するジェノサイド(集団殺害)」と認定することも求めた。自らのツイッターで明らかにした。

グテレス氏は、ウクライナ国民への人道支援を拡充する意向を伝えた。緊急人道支援のための資金拠出を国際社会に呼びかける。

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