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2019年参院選を巡る大規模買収事件で、河井克行・元法相(61)(実刑確定)から10万円を受け取ったとして、公職選挙法違反(被買収)に問われた広島県議・渡辺典子被告(39)の控訴審判決が18日、広島高裁であった。森浩史裁判長は罰金10万円と追徴金10万円とした1審・広島地裁判決を支持し、無罪を主張した渡辺被告の控訴を棄却した。
判決によると、渡辺被告は、元法相の妻・案里元被告(50)(有罪確定)を当選させるための報酬と知りながら、19年5月に広島市安佐北区で元法相から10万円を受け取った。