東京入管

被収容者に適切な医療を…施設前で抗議活動

東京入国管理局の前で、収容者の医療と生活環境の改善を求めて抗議活動をする人たち=東京都港区で2017年8月14日午後1時39分、丹治重人撮影
東京入国管理局の前で、収容者の医療と生活環境の改善を求めて抗議活動をする人たち=東京都港区で2017年8月14日午後1時39分、丹治重人撮影

 東京入国管理局(東京都港区)の収容施設の前で12日、収容者の医療と生活環境の改善などを求め、支援団体や元収容者など約20人が抗議活動を行った。参加者は「被収容者にまともな医療を」と書かれたプラカードを掲げ抗議の声を上げた。

 東京入国管理局の収容施設にはオーバーステイなどの理由で、現在男性373人、女性186人の外国人が収容されている。本来であれば、それぞれの国に帰るのが筋だが、日本に配偶者がいる、子供がいるなどの理由で日本での在留を引き続き希望している。中には政治的な理由で本国に帰ると殺される可能性がある人もいる。そのため、帰国することも、収容施設から出ることもできず、1年以上長期収容されているも外国人も多い。収容されている人が特…

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