本文へ移動

鈴木誠也は「筒香嘉智や秋山翔吾よりも期待できる」米サイトが特集 長所は空振りの少なさと選球眼

2021年10月24日 16時12分

このエントリーをはてなブックマークに追加
鈴木誠也

鈴木誠也

 広島の鈴木誠也外野手(27)が今冬にもポスティング・システム(入札制度)でメジャー挑戦する可能性が高くなったと報じられ、米スポーツサイトのプロスペクツライブは「日本からの次なる大物、鈴木誠也を深掘り」と題して23日までに特集。2020年からメジャーでプレーする筒香嘉智(パイレーツからFA)やレッズの秋山翔吾よりも期待できるとした。
 「日本プロ野球の鈴木を見ていない人々の多くは、直近の日本から大リーグに来た野手といえば筒香や秋山を思い浮かべるだろう。両選手とも結果を残せていない(筒香は今季をまっとうな成績で終えた)し、大谷翔平の打撃力は例外的だという一般的な見方も理解できるが、彼らと比較しても、近年の鈴木の成績はずぬけている」
 具体的には、筒香と秋山の日本最終年だった2019年の成績を比較。「ボールゾーンの空振り率は鈴木16・9%、筒香21・9%、秋山24・8%で、鈴木が突出している」。さらに、コンタクト率は鈴木81・2%、筒香76・3%、秋山81・5%で、パワーヒッターの鈴木は、安打製造器の秋山と遜色ない数字だ。
 スイング率は鈴木35・4%、筒香41・6%、秋山44・4%で、鈴木はじっくり球を待つ姿勢が表れている。さらに、空振り率は鈴木が最少の6・6%、筒香9・8%、秋山8・2%だった。
 同サイトは「ざっくり言えば、鈴木は他の2人より空振りが少なく、ボールゾーンのスイングははるかに少ない。我慢強くストライクゾーンを見極めつつ空振りが少ない点は、大リーグに来れば大きな武器となる。打てる球を待つ感覚が既に備わっていることは、メジャーの質の高い投球に苦しむ確率を低くするはずだ」とまとめた。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ