自民党の二階幹事長がきのう菅総理大臣と会談した際に、自らの幹事長交代を容認する考えを伝えた際のやり取りがテレビ東京の取材で分かりました。
関係者によりますと、会談で二階幹事長は菅総理に対し、「衆院選前に党役員などの人事を思い切って行うべきだ。その際、自分には遠慮せず人事をやってほしい」と、自らの幹事長交代を容認する考えを伝えました。
これに対し菅総理は「よろしいですか。ありがとうございます」と謝意を伝え、幹事長交代を検討する意向を示したということです。
こうしたなか、けさ、加藤官房長官、森山国対委員長などが会談し、衆院選の投開票を10月17日とする案も含めて検討することを確認しました。
ただ、衆議院を解散しない任期満了にともなう選挙とするか、総理大臣の解散権の行使による選挙とするかは意見が分かれたということです。