東京都で新たに161人感染確認 新型コロナ
東京都は24日、新型コロナウイルスの感染者が新たに161人確認されたと発表した。同日、6人の死亡も確認され、都内の累計死者数は93人となった。
都内の新規感染は、17日に1日あたり最多の201人、21日に123人、22日に132人、23日に134人を確認した。累計感染者数は3733人に上る。
24日に確認された161人のうち、40代以下は半数以上の89人で、20代が39人で最も多かった。感染経路が不明なのは75人。感染者との濃厚接触者が86人で、うち家族内で感染したとみられるのは約15%だった。
都立高校の50代男性教員の感染も確認された。都によると、生徒との接触はない。最後の出勤日は13日で、保健所の指示で校内を消毒する。
都内の新規感染者はここ数日横ばいが続いていたが、24日は前日に比べて約30人増えた。小池百合子都知事は「ここにきてパンとはねた感じ。(これから)2週間の連休に突入するが、ある意味これは警告だと受け止めている。自分事としてご協力いただきたい」と述べた。
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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