世界最大のプロレス団体・WWEのメイン大会である『RAW（ロウ）』と『SMACKDOWN（スマックダウン）』が、10月からABEMAにて無料で日本国内独占放送することが決定した。アメリカでの放送終了後、日本時間同日の夜に日本語の実況付きで、『RAW』は10月3日より毎週火曜日の午後8時、『SMACKDOWN』は7日より毎週土曜日の午後8時から放送（1週間無料アーカイブあり）。アメリカの放送から半日以内で日本語実況付きで無料放送するのは、史上初となる。

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　ABEMAはこのたび、アメリカのTKOグループ・ホールディングス参加のWorld Wrestling Entertainment（WWE）と契約を締結。『RAW』と『SMACKDOWN』だけでなく、プレミアム・ライブ・イベント（通称：PLE）の放送も決定し、「レッスルマニア」をはじめ「サマースラム」「ロイヤルランブル」「サバイバーシリーズ」といったPLEの中でも歴史のある大会を国内独占生中継する。

　今回の契約締結に伴い、『RAW』で活躍するWWEスーパースター・中邑真輔は「ABEMAでSMACKDOWN、RAWそしてプレミアム・ライブ・イベント…ABEMAでWWE漬けになってください。僕ら日本人も、世界で、WWEで活躍しているので応援をよろしくお願いします」とコメントを寄せた。

　これを記念し、29日午後9時より特別番組『緊急生特番！WWEが丸ごとABEMAにやって来る！』を放送。WWE殿堂入りホール・オブ・フェーマーの武藤敬司がWWEの魅力を語りつくすほか、WWEのスーパースターからのコメント映像も到着し、WWEをより知ることができる情報満載で送る。

　ABEMAは昨年のカタールW杯をはじめ、イングランド・プレミアリーグやドイツ・ブンデスリーグなどのサッカーや、野球のメジャーリーグ、『世界水泳選手権2023福岡大会』、『2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権』、『ツール・ド・フランス 2023』などスポーツコンテンツに注力してきた。

　格闘ジャンルでも、昨年の『THE MATCH 2022』をはじめ、K-1、RISE、RIZIN、ONE Championship、プロレスリング・ノア、新日本プロレス、そしてボクシングなどを中継。今年は武藤敬司の引退試合や、武尊の復帰戦などをPPVで放送している。